富士通 UNIXサーバ SPARC Servers 時計装置 製品概要 本装置は、テレホンJJYサービス(独立行政法人情報通信研究機構が提供する高精度の時刻データ供給システ ム)が配信する日本標準時を時刻ソースにして、ネットワーク経由で標準時刻を配信する装置です。 NTP標準プロトコルに対応しており本装置が時刻サーバ(リファレンスサーバ)となり配信します。 特長 • 日本標準時の時刻データ供給システム テレホンJJYサービスを利用 テレホンJJYサービス(独立行政法人情報通信研究機構が提供する高精度の時刻データ供給システム)の日 本標準時を時刻ソースとしています。構内回線(内線)からの発信も可能です。 • NTPサーバとなり標準時刻を配信 本装置自身がNTPサーバとなります。NTP標準プロトコルに対応していますのでSolaris標準のNTPコマンドに より時刻同期を行うことができます。 • 上でもラック搭載でも使用できる兼用タイプ 添付のゴム足(卓上設置時)、ラックマウントキット(ラック搭載時)を使用することで卓上でもラック搭載でも使用 できます。 • モデム機能を内蔵 モデム機能を内蔵し直接電話回線に接続することができます。 1 Copyright 2016 FUJITSU LIMITED 富士通 UNIXサーバ SPARC Servers 時計装置 仕様 項目 仕様 型名 F9110D 方法 情報通信研究機構のテレホンJJYサービスにアナログ回線で接続して、高精 度の時刻情報を受信し時刻を合わせます。 補正頻度 メニュー形式でダイヤル間隔を選択 (24H/12H/8H/6H/4H/3H/2H/1H) デフォルト: 24H 時刻取得 時刻精度 最大±20ms 表示部 •蛍光表示管(VFD) 24桁2行、状態、IPアドレス、時刻、エラーステータスを表示します。 •LED NTP(時刻同期時青色点灯) T-JJY(時刻修正成功時青色点灯) ERR(エラー発生時赤色点灯) 外部インタフェース 10BASE-T/100BASE-TX (RJ45) x 2ポート 電話回線用モジュラージャック (RJ11) x 1ポート ネットワークプロトコル UDP/IP、TCP/IP、ICMP 時刻情報プロトコル NTPv3、NTPv4、Time Protocol、Daytime Ptorocol 主電源切断中の 動作 方法 リチウム電池により内部時計をバックアップ 期間 約30,000時間(主電源切断時間の積算) 精度 平均週差 70ms 制限 前面パネル(VFD,LED)の表示なし。サーバは時刻情報の取得不可。 うるう秒:自動設定 サマータイム対応:設定可能 その他 利用料金:テレホンJJYサービスは無料(ただし、電話料金がかかります) 接続回線:アナログ電話回線(デジタル回線は使用不可) 日本国内専用 2 Copyright 2016 FUJITSU LIMITED 富士通 UNIXサーバ SPARC Servers 時計装置 設置諸元 項目 仕様 外形寸法 (W × D × H) 364 mm × 257 mm × 44 mm ラック搭載ピッチ数 1U 質量 約3.1kg 消費電力量 15W 皮相電力 24VA 発熱量 54kJ/h 入力電源条件 電圧 AC100V 相 単相 周波数 50Hz/60Hz 電源コンセント形状 周囲環境条件 平行2P アース付き 温度 (稼動中) 0~35℃ 温度 (休止中) 0~50℃ 湿度 (稼動中) 20~80%RH 湿度 (休止中) 8~80%RH 電波規制 VCCI Class A 回線接続条件 特定端末機器の技術基準適合認定 認証端末機器名称 : F9110D 認証番号 : A07-0029005 3 Copyright 2016 FUJITSU LIMITED
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