静岡市立清水小学校5年2組で行われた学級活動の授業を取材させていただ きました。養護教諭の教科リーダー提案授業研究会として、栄養教諭とのティー ム・ティーチング授業が行われました。 テーマ「日頃の手洗いを見直そう」 給食の前に 石けんで手を洗っている人…4人 水だけで洗っている人 …12人 手を洗っていない人 …14人 「石鹸で洗った手」「水だけで洗った手」 「洗っていない手」の汚れ具合を寒天培地で確 認すると、洗っていない手と水だけで洗った手 には菌がついていることがわかりました。 <手洗いをしないと、どんな汚れ(菌)が手についているのか> 栄養教諭から、爪や鼻の中、トイレ後の手についている菌につい て、顕微鏡写真を見ながら説明してもらいました。 給食室では調理員さんたちが、安全でおいしい給食を作るために 午前中だけで10回以上も手を洗っていて、1回に2分もかけて完 璧に手洗いをしているそうです。 <実際に手を洗って みよう> 調理員さんと同じ2 分間で、手を洗った あと、きれいに洗え ているか手洗い チェッカーで確認し ました。 「あんなに長く洗ったのに汚 れてる」 「爪のところが残ってるね」 爪、指先、指の間、親指など に、共通して洗い残しがある ことに気づきました。 洗い残した部分を踏まえて、 2回目の手洗いです。「手 洗い歌」を歌いながら洗っ たり、1回目に自分が洗い 残したところを丁寧にこ すったりする姿が見られま した。 「給食当番の時は、しっか り手を洗いたい」 「爪のところを泡で洗いた い」 どんな洗い方をすれば汚れ を落とせるか、また、いつ 手を洗うべきかについて考 えることができました。
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