市議会だより 定例会のあらまし 平成28年11月10日発行 市政の課題 将来の展望を 平成 28 年9月(第3回)定例会を、9月2日か ら 16 日までの 15 日間にわたり開催しました。 今期定例会において、報告案件、一般会計補正予 算、人事案件等の議案が提案され、赤穂市国民健康 保険事業特別会計補正予算など5議案については、 全会一致で可決、同意し、一般会計補正予算の1議 案については賛成多数で可決しました。 また、平成 27 年度の決算認定及び平成 27 年度 赤穂市水道事業会計未処分剰余金の処分について は、決算特別委員会を設置し、閉会中の継続審査を 行うこととしました。 ただ 質す 9月15日(6名)、16日(4名)に、計10名 が登壇し、市政の課題や将来展望に対する考え方 について一般質問を行いました。 答 第二期基本構想の今後については、入院収益 では、ICUなど集中治療室増床分、外来収益では、 外来化学療法室や人工透析室の増床分、またPET -CTの検査料を別途見込むことにより収益が増加 し、平成 30 年度に黒字経営に転換できる計画とし ています。病床利用率は平成 29 年度以降、75.8% で見込んでおり、今後病院事業収益を上げる対策と しては、長年の懸案であった「7対1看護体制」を 取得しました。今後も大学・高校・看護学校等を訪 問するなど看護師の確保に努める一方、常勤医師不 在の診療科の解消に取り組むなど、経営の安定に努 めるほか、地域包括ケア病棟の 12 月開設も準備し ています。 その他の質問事項 ◦学校教育について 他 市民病院11年連続赤字で進む 第二期基本構想の今後について 釣 昭 彦 議員 問 第二期基本構想後にはICUなど集中治療 室・人工透析室の増床やPET-CTの高額医療 機器を設置し、30 年度黒字を見込んでいるが、根 拠、要因は何か。また、入院での病床利用率が現在、 65.8%と低いが、収益 率アップをどのように 考えているか。看護師 体制の7対1を継続す る対策は何か。 答 他の民間病院における夜間透析の状況につい ては、把握しておりませんが、市民病院では、人工 透析を午前と午後の1日2回行っています。夜間透 析を実施するためには、医師・看護師等のスタッフ の増員が必要であり、現時点では困難であります。 その他の質問事項 ◦市民病院の医師・看護師の確保について 他 市民病院の今後の透析患者の 対応について 土 遠 孝 昌 議員 問 市民病院での人工透析患者の対応は午前の部 と午後の部として2回に分けて対応していますが、 仕事に従事されている現役世代の患者は、現状の対 応では自宅にて行うか、夜間対応している他の病院 で治療しています。人 工透析患者の利便性を 図るために夜間の透析 治療が出来るようにし てはどうか。 2
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