高齢者福祉施設等におけるアスベスト(石綿)等使用の実態把握 調査要領(概要版)【施設用】 1 趣旨・目的 高齢者福祉施設等におけるアスベスト(石綿)等使用の実態を的確に把握すること を目的とし,把握ができない場合は分析調査を行い,使用実態がありばく露のおそれ のある場合は,アスベスト含有建材の除去,封じ込め,囲い込み等の措置の促進を図 る。 2 調査対象施設 高齢者福祉施設全般(鹿児島市分を除く(鹿児島市所在分は市で調査)) ※対象施設及び回答提出先は別紙1を参照 3 調査対象建築物 全ての建築物及びその他の工作物(建築物等) ※ただし,平成18年9月1日以後に新築の工事に着手した建築物を除く 4 調査時点 平成28年12月1日(木)を調査時点とする。 5 調査対象建材 調査対象建築物等に使用されている建材で,以下のア∼エに掲げるもの ア 吹付けアスベスト等 :建築物の壁,柱,天井等に吹付けられたもの等 イ アスベスト含有保温材:熱の損失を防止するため熱源本体やダクト(配管)に 使用されているようなもの。石綿保温材等 ウ アスベスト含有耐火被覆材:鉄骨部分や鉄骨柱,梁に下地や化粧として使用 されているもの。石綿含有耐火被覆材等 エ アスベスト含有断熱材:石綿屋根用版断熱材,石綿煙突用断熱材 ※(別紙2)石綿含有建材品目例(参考)が具体的判断基準となるが,該当しない 場合であっても,トレモライト等を含む石綿が使用されていないか, 改めて業者に確認(場合によっては分析調査を実施)すること。 5 調査対象建材及びその使用部位の特定方法 (1)設計図書等による確認 ・設計図書等に基づき,業者等に確認する。 (2)分析調査の実施 ・設計図書等で確認できない場合に分析調査を実施。 ・JIS法(JISA1481規格群)による6種のアスベストの調査が必要 ①クリソタイル,②アモサイト,③クロシドライト →旧調査対象 ④トレモライト,⑤アンソフィライト,⑥アクチノライト →対象追加 ※これまでに上記の調査以外の分析調査を実施している場合は,④∼⑥が調査 されていないため,上記調査により④∼⑥の調査実施の必要あり。 (分析方法が0.1%の精度を有しない場合は改めて全種の調査要) ※詳しい分析調査の考え方は「調査要領 詳細版」を参照ください。 6 提出する調査様式 (1)施設個表(様式1−1) ・各施設毎にアスベスト使用の有無,使用の確認方法,ばく露のおそれの可能性等 該当欄に「○」を記入 ・全施設において回答要 (2)施設個表(様式1−2) ・様式1−1で「ばく露のおそれのある施設」について各施設毎に建材の種類, 使用場所等欄に「○」を記入 7 調査提出期限 平成28年12月19日(月) 8 県HPでの掲載 ※施設向けの調査要領,回答様式,注意喚起文等が県HPに掲載されています。 (県 HP 掲載場所) 「県ホームページトップ」→目的別情報の「健康・福祉」→「高齢者・介護保険」 →「県内の事業者の方へ」→高齢者福祉施設等におけるアスベスト(石綿)使用 実態調査及び注意喚起 ※アドレス http://www.pref.kagoshima.jp/ae05/kenko-fukushi/koreisya/jigyosha/asubesuto.html 9 提出先 様式1−1,様式1−2とも,県又は市町村へメール又は FAX にて提出 ※県から直接依頼のあった施設は県へ,市町村から依頼のあった施設は市町村へ 提出すること。 ①県へ提出していただく施設:鹿児島県介護福祉課 FAX099-286-5554(各係共通) 施設整備係 電話099-286-2703 E-mail [email protected] 事業者指導係 電話099-286-2677 E-mail [email protected] 介護企画係 電話099-286-2696 E-mail [email protected] ※依頼のあった係へ御提出ください。 ②市町村へ提出していただく施設:各市町村の介護保険部局担当課 依頼のあった市町村担当課へ御提出ください。
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