仙台市立病院後期臨床研修プログラム 放 射 線 科 診療内容と実績 放射線科部長 津田 雅視 <2015年度診療実績> ■CT診断 : 約20,000件 ■MRI診断 : 約4,500件 ■RI診断 : 約600件 ■IVR治療 : 約100件 ■放射線治療 : 約250件 (乳癌と前立腺癌が多く,他に悪性リンパ腫,甲状腺癌,咽頭癌など) ■甲状腺機能亢進症に対する放射性ヨード内服治療 : 約80件 プログラムの目的と特徴 当科ではCT,MRIを中心とした画像診断と核医学診断を主として研修します。 さらに,頭部,体幹部の血管造影とIVR(interventional radiology)の基本を学びます。 放射線診療における被曝リスクを理解し,安全な医療行為を行うための知識を習得します。 研修内容と到達目標 ■主な研修内容 ○カンファランス : 小児科,循環器内科,心臓血管外科と定期的に行っている。 ○CPC : 月1回病理診断科とともに頭頸部(耳鼻いんこう科),産婦人科領域(産婦人科), 泌尿器系(泌尿器科)について行っている。 ■短期研修 ・専門医の指導のもとCT,MRI,血管造影,核医学検査に携わって読影報告書を作成し,撮影法と 読影に必要な基本的な知識を身につける ・検査を安全に施行するための留意事項も習得する ・緊急を含めてIVRに指導医とともに携わる ■1年研修 ・CT,MRIを中心に画像診断検査,血管造影,核医学検査に携わり,報告書作成をある程度独りで できる能力を身につける ・血管造影とIVRの基本的手技を習得する ・興味があれば,学会発表と論文執筆を目指す ■1年研修 原則として,当院での放射線医学の2年研修は行わない。希望の大学の放射線科に所属し,その中で 関連病院を含めローテートして研修する。 1
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