2016年度 第2四半期累計 決算説明会 2016年11月8日 プレス工業株式会社 1 事業環境認識<自動車関連事業> ■普通トラックの国内需要は前年度を上回り堅調に推移 ■輸出は新興国・中東諸国向けを中心に減少し前年度を下回ると予測 ■タイのピックアップトラック生産は前年度に対し微増も先行きに不透明感 輸 出 (普通トラッククラス) 国内需要 (普通トラック) タ イ (ピックアップトラック生産) 予測 予測 予測 2 事業環境認識<建設機械関連事業> ■油圧ショベルの世界需要は微減、中国市場は若干の回復兆候 ■当社グループの生産は先進国向けが堅調に推移、前年度に対し増加 プレス工業グループ (キャビン生産台数) 世界需要 (油圧ショベル) 予測 予測 3 2016年度 第2四半期累計 主な取り組み 自動車関連事業 ◆ 国内は生産変動が多発、各工場において弾力的な体制変更の構築に注力。 並行して、新規受注やモデルチェンジに向けた立上げ準備を推進中。 ◆ タイは、フルモデルチェンジ対応がほぼ完了。輸出先追加に向けた設備能増や 派生車の立上げ準備、そして生産性向上活動を推進中。 ◆ 米国は、パネル部品及びドア補強部品など、モデルチェンジや新規受注に 向け立上げ準備を推進中。また、アクスル関連事業の拡大に向け、拡販活動を 推進中。 建設機械関連事業 ◆ 新興国を中心に世界需要が低迷しているが、グローバル建機メーカー各社に おける次期モデル開発に向けて、拡販活動を推進。 当社独自開発のオリジナルキャビンや、開発協業により客先ニーズを踏まえた 設計提案など、開発力とグローバル供給体制を武器に活動中。 4 2016年度 第2四半期累計 単独 生産状況 自動車関連事業 1Q (4-6月) 15年度 2Q (7-9月) 16年度 建設機械関連事業 1Q (4-6月) 15年度 2Q (7-9月) 16年度 5 2016年度 第2四半期累計 海外拠点生産状況 タイ 1Q (1-3月) 15年度 中国 2Q (4-6月) 1Q (1-3月) 16年度 15年度 インドネシア 2Q (4-6月) 1Q (1-3月) 16年度 15年度 米国 1Q (1-3月) 15年度 2Q (4-6月) 16年度 欧州 2Q (4-6月) 16年度 1Q (1-3月) 15年度 2Q (4-6月) 16年度 6 2016年度 第2四半期連結累計 業績 2015年度 2Q累計 売 上 高 100,313 2016年度 2Q累計 前年度比 89,078 △11,235 単位:百万円 増減率 業績予想 △11.2% 90,500 営 業 利 益 5,071 4,306 △765 △15.1% 3,500 経 常 利 益 4,743 3,348 △1,395 △29.4% 3,200 親 会 社 株主 帰属 当 期 純 利 益 2,721 2,026 △25.5% 2,000 中間配当金 1株5.0円 △695 1株5.0円 ±0.0円 ドル バーツ 元 15年度 122.5 3.6 19.7 16年度 102.9 2.9 15.5 SEK 14.9 12.2 7 2016年度 四半期 セグメント業績推移 単位:百万円 建設機械関連事業 自動車関連事業 2016年度 2015年度 45,983 42,195 売 上 高 15-1Q 15-2Q 46,244 39,052 15-3Q 6,538 42,356 35,099 15-4Q 2015年度 セ グ メ ン ト 利 益 2015年度 16-1Q 16-2Q 5,733 2016年度 5,721 5,956 5,839 15-4Q 16-1Q 16-2Q 4,631 15-1Q 2016年度 15-2Q 15-3Q 2016年度 2015年度 4,213 3,272 3,454 3,454 3,049 184 2,386 44 15-1Q 96 2 15-2Q 15-3Q 15-4Q 16-1Q 16-2Q △ 92 15-1Q 15-2Q 15-3Q 15-4Q 16-1Q 16-2Q (注)売上高及びセグメント利益にはセグメント間取引が含まれています。 △ 296 8 2016年度 第2四半期連結累計 地域別売上高 2015年度 2Q累計 2016年度 2Q累計 増減 単位:百万円 増減率 独 55,531 51,458 △4,073 △7.3% 国 内 関 係 会 社 11,264 11,020 △244 △2.2% タ イ 23,893 22,601 △1,292 △5.4% 中 国 2,038 1,794 △244 △12.0% イ ン ド ネ シ ア 1,222 709 △513 △42.0% 単 米 国 12,248 9,391 △2,857 △23.3% 欧 州 3,267 2,384 △883 △27.0% 調 整 △9,150 △10,279 △1,129 合 計 100,313 89,078 △11,235 △11.2% 9 2016年度 第2四半期連結累計 製品別売上高 2015年度 2Q累計 構成比 2016年度 2Q累計 単位:百万円 増減 構成比 増減率 大型商用車用 部 品 32,295 32.2% 29,510 33.1% △2,785 △8.6% 小 部 用 品 48,542 48.4% 42,961 48.2% △5,582 △11.5% 建設機械用部品 11,905 11.9% 10,956 12.3% △948 △8.0% 完 成 車 組 立 4,686 4.7% 3,173 3.6% △1,513 △32.3% そ 2,885 2.8% 2,478 2.8% △407 △14.1% 型 車 の 他 単独 合 計 100,313 単独 単独 単独 - 89,078 単独 単独 単独 - △11,235 単独 単独 △11.2% 単独 10 2016年度 第2四半期連結累計 売上高セグメント情報 売上高 得意先別 コベルコ 2 .0% 欧州 中国 2.7% 1.8% 住友建機 1.3% GM コマツ 1.5% 他 1.7% 7.6% トヨタ・日野 2 .5% キャタピラー 5.0% 三菱 8 .3% 地域別 89,078百万円 いすゞ 24 .3% 日産 ボルボ・ 13 .9% UD ダイムラー・ マツダ・ 10.1% 三菱ふそう AAT(タイ) 1 0.5% 11 .3% インドネシア 0.8% 国内 子会社 米国 5.0% 製品別 10.5% 完成車 建設 組立 3 . 6% 機械用 他 部品 2 . 8% 1 2 .3% 大型 商用車用部品 3 3 .1% 単独 53.8% タイ 25.4% 小型車用 部品 4 8 .2% 11 2016年度 第2四半期連結累計 営業利益増減要因 5,071 単位:百万円 △549 △269 売上構成差 操業度 △96 +148 減価償却費 増加 合理化 効果 為替影響 15年度上期 営業利益 4,306 16年度上期 営業利益 △7.7億円 12 2016年度 第2四半期連結累計 経常利益・当期純利益単位:百万円 2015年度 2Q累計 営 営 業 業 利 外 損 2016年度 2Q累計 前年度比 益 5,071 4,306 △ 765 △15% 益 △ 328 △ 958 △ 630 +192% △29% 経 常 利 益 4,743 3,348 △ 1,395 特 別 損 益 △ 390 133 +522 親会社株主に 帰属 する 2,721 2,026 △ 695 当 期 純 利 増減率 益 △26% 13 2016年度 売上高進捗と業績見通しについて 業績予想 業績予想と進捗 売 上 2016年度2Q累計 単位:百万円 進捗率 高 180,000 89,078 49% 営 業 利 益 7,400 4,306 58% 経 常 利 益 7,100 3,348 47% 親会社株主帰属当期純利益 4,300 2,026 47% 業績予想 2016年度 2Q累計 大型商用車用部品 60,800 29,510 49% 55% 小型車用部品 86,900 42,961 49% 22,601 46% 建設機械用部品 21,600 10,956 51% 3,900 1,794 46% 完成車組立 5,000 3,173 63% 1,300 709 55% その他 5,700 2,478 43% 米国 18,100 9,391 52% 180,000 89,078 49% 欧州 5,200 2,384 46% 調整 -20,400 -10,279 (50%) 180,000 89,078 49% 業績予想 2016年度 2Q累計 103,000 51,458 50% 国内関係会社 20,000 11,020 タイ 48,900 中国 インドネシア 地域別売上高進捗 単独 合計 進捗率 製品別売上高進捗 合計 ドル バーツ 元 SEK 業績予想 110.0 3.2 18.0 14.0 16.2Q 102.9 2.9 15.5 12.2 進捗率 上記の進捗状況を踏まえ、今期業績予想の変更はいたしません。 拠点別・製品別において、需要・生産動向や為替変動の影響が 出ているが、業績予想値を据え置く。 14 【タイ】 事業環境と取組み状況 タイ拠点 タイ バンコク周辺部 0 20km ■バンコク バンコク TSPKK-BP ・IMCT チャチューンサオ ・NMT ・IMCT ■事業環境 ・ピックアップトラックのタイ国内需要は回復兆しも 先行きに不透明感、輸出は堅調推移 ■主要実施項目 ・日本と連携で次期モデルの開発に向け フレーム・アクスルの拡販活動を展開 ・増産計画に向けた設備能増及び ノックダウン供給部品の生産準備 売上高の推移 TSPKK-BP チョンブリ ピックアップトラック 生産タイ国内販売台数 ■チョンブリー (百万バーツ) レムチャバン レムチャバン ■ TSPKK 1163人 TSPK-C TSPKK ・AAT ・MMTh 20,000 予測 TSPK-C 10,000 0 IMCT: Isuzu Motors Co., (Thailand) Ltd. NMT: Nissan Motor (Thailand) Co., Ltd. MMth: Mitsubishi Motors (Thailand) Co., Ltd. AAT:Auto Alliance (Thailand) Co., Ltd. 13年度 14年度 15年度 16年度(予) 15 【中国】 事業環境と取組み状況 ■事業環境 ・建機需要は景気低迷で低水準で推移も、 16年に入り徐々に前年を上回る傾向に。 中国油圧ショベル需要動向 ※中国メーカを含む油圧ショベル全機種 2014年 2015年 (千台) 20 ■主要実施項目 ・多品種少量のキャビン生産・部品生産の 3社連携により、建設機械メーカーへの 拡販活動を推進中 ・生産性向上活動 2016年 0 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 PMキャビン(PMC) 住友建機 油圧ショベル市場サイズ別シェア ヤンマー 2011年 6t未満 (ミニ) ※外資系のみ 2016年 (1月~9月) コベルコ 6t未満 (ミニ) CAT コベルコ PKミニキャビン(PKMC) 28.5% 6t以上 CAT クボタ PKマニュファクチャリング PKM (PKM) 6t以上 71.5% (出所:業界記事を基にプレス工業作成) 16 【インドネシア】 事業環境と取組み状況 普通トラック生産動向 ■事業環境 ・資源価格の下落でトラック需要の低迷が続く ■主要実施項目 ・新興国向けモデル・現地化ニーズを取り込む 拡販活動を展開中 ・新規受注部品の生産立上げ準備 予測 インドネシア拠点 ジャワ島西部 (ジャカルタ近郊) PKM-Indonesia :商用車メーカー :建機メーカー ジャカルタ ■ ■ブカシ カラワン ■ PKMI ■ボゴール ■プルワカルタ 0 20k m (出所:プレス工業作成) 17 【米国】 事業環境と取組み状況 PK U.S.A売上高の推移 米国主要車型の生産動向 (百万ドル) 200 200 予測 ■事業環境 ・ガソリン安を背景に、SUVや ピックアップトラックの販売は堅調 ■主要実施項目 ・アクスル関連部品の拡販活動 ・ドア補強部品の新規受注 100 100 製品売上構成(%) 0 0 13年度 13年度 14年度 14年度 15年度 15年度 米国拠点 16年度(予) 16年度(予) ドア補強 部品 1 0% アクスル 部品 1 2% PK U.S.A(Indiana) PK U.S.A(Mississippi) PK U.S.A(Tennessee) 樹脂部品 20% パネル 部品 58% …米系自動車メーカー …日系自動車メーカー 18 【欧州】 事業環境と取組み状況 ■事業環境 ・欧州の商用車販売は堅調に推移 得意先別売上構成(%) 15年度上期 その他 14% Xylem 5% BT 9% Scania 12% Elring Klinger 14% VOLVO 27% 16年度上期 その他 14% Xylem 6% VOLVO 24% PKスウェーデンと主要得意先 BT 9% ALO 19% Elring Klinger 14% ■主要実施項目 ・スカニア向け製品の拡販推進 ・生産性向上活動 ・産業機器製品の受注活動 Ålö ALO 17% Scania 16% Volvo/Renault Xylem SCANIA BT PRESS KOGYO SWEDEN 19 財務情報① 設備投資・減価償却費 設備投資・減価償却費 (単位:億円) 地域別設備投資 15年度 84億円 124 イント ゙ネシア 1 欧州 2 米国 18 98 88 84 日本 43 89 79 タイ 19 16年度 124億円 イ ン ドネシア 4 欧州 3 米国 18 14年度 15年度 設備投資 減価償却費 16年度 (予想) 中国 1 中国 0.4 日本 50 タイ 49 20 財務情報② 連結キャッシュフロー 単位:億円 2014年度 2015年度 2016年度 実績 実績 予想 期首現預金残高 123 160 188 105 88 △ 88 105 84 89 0 173 70 79 △8 141 投資CF フリーCF △ 107 △2 △ 84 89 △ 139 2 財務CF 39 △ 61 △9 CF合計 37 28 △7 160 188 181 税引前利益 減価償却費 その他 営業CF 期末現預金残高 21 財務情報③ ROE・ネット有利子負債 ROE・自己資本比率 ROE 自己資本 比率(%) 自己資本 (億円) 750 722 700 696 60.0% 50.0% 45.8% 650 731 40.0% 30.0% 20.0% 9.8% 7.9% 5.9% ネット ネット D/Eレシオ (倍) 220 130 127 0.35 450 400 0.30 0.31 0.25 300 0.20 250 0.18 200 600 550 500 ネット 350 48.4% 41.7% ネット有利子負債 有利子負債 現金預金 (億円) 10.0% 380 318 150 100 0.17 160 188 308 181 0.15 0.10 0.05 50 500 0.0% 14年度 純資産 15年度 ROE 16年度(予) 自己資本比率 0 0.00 14年度 現金預金 ※純資産は、非支配株主持分を 除いて表示しております。 15年度 有利子負債 16年度(予) ネットD/Eレシオ 22 新規事業の取り組み シェルター 地震シェルター • 2015年4月より販売開始。 • 緊急地震速報受信装置と連動。 本震到達前の “安全確保” を コンセプトに工場・倉庫向けに 販売促進中。 火山噴石シェルター バイクガレージ 商品名「MOTO CELLAR」 “販社用ショーケース”、“個人用ガレージ” として 年内に販売受付開始予定。 堅牢性、デザイン性とともに使い易さを重視した “上下開きドア” を実現。 バイク販社にてデモ機を 先行展示中。 • ’16年10月、『危機管理産業展2016』 に出展。 • 内閣府発表 「活火山における退避壕等の充実に 向けた手引き」 に基づく仕様の実機を展示。 • 高強度・軽量コンパクト・明るく開放的なデザイン で休憩所としての活用もアピール。 水素関連 有機ハイドライド方式のインフラでの優位性をア ピールするとともに、“水素供給装置” の製品化 を目指して開発推進中。 実証事業向けに追加 試作機を製作中。 23 インフォメーション トップページ http://www.presskogyo.co.jp/ IR情報 http://www.presskogyo.co.jp/ir/ 当社は、ホームページを重要な情報発信源の 一つと認識しており、特にIR活動の一環として、 適時IR情報を掲載することで、投資家の方々に 対して公平な情報開示を行ってまいります。 この資料に掲載されている業績見通し、その他今後の予測・戦略等に関わる情報は、本資料の作成時点において、当社が合理的 に入手可能な情報に基づき、通常予測しうる範囲内で為した判断に基づくものです。 しかしながら現実には、通常予測し得ないような特別事情の発生または通常予測し得ないような結果の発生等により、本資料記載 の業績見通しとは異なる結果を生じ得るリスクを含んでおります。 当社といたしましては、投資家の皆様にとって重要と考えられるような情報について、その積極的な開示に努めてまいりますが、本 資料記載の業績見通しのみに依拠してご判断されることはくれぐれもお控えになられますようお願いいたします。 なお、いかなる目的であれ、当資料を無断で複製、または転送等を行われないようにお願いいたします。 24
© Copyright 2024 ExpyDoc