登記・法人設立等関係手続の簡素化・迅速化に向けたアクションプラン

登記・法人設立等関係手続の簡素化・迅速化に向けたアクションプラン(概要)
企業が活動しやすいビジネス環境整備を図るため、法人設立等関係手続における手続の簡素化及び迅速化
に取り組む。
(手続の際の登記事項証明書の添付省略、法人設立登記手続の迅速化及びオンライン手続の利用促進等)
アクションプランにおける取組
1
登記事項証明書の添付省略(手続の簡素化)
・法人番号導入を契機に、事業開始等の際に必要な各種手続※における登記事項証明書の添付を省略し、
国民・企業等の負担を軽減。(登記事項証明書入手のためのコストを低減:約30億/年の効果)
※ 国税庁の「法人設立届出」、厚生労働省の「雇用保険適用事業所設置届」など
⇒国税庁 :平成28年度中に、制度改正に向けた関係省庁との議論を進める。
厚生労働省 :法務省が整備する情報連携のための仕組みを活用し、平成32年度以降速やかに実施
・上記以外の手続についても、法務省の整備する情報連携のための仕組みを活用する等により、登記事
項証明書の添付省略を図る。
2
法人の設立登記手続の迅速化(手続の迅速化)
・法務省において、法人の設立登記手続の迅速化を図るため、会社の設立登記の申請を優先的に処理(ファス
トトラック化)する等の取組を行い、会社の設立登記手続を原則として申請から3日以内に完了できるように
する。
3
オンライン手続の利用促進(手続の迅速化)
・厚生労働省において、関連手続のワンストップ化など、オンライン手続の利便性向上を図る。