環 境 と 調 和した 事業活動の基盤 安 全 を 実 現し 、 事 業 活 動 を 目 指して 多 様 な ス テ ークホ ル ダ ー と の 安 心 を お 届けする た めに か か わり サイトレ ポ ート デ ータ 集 環境マネジメント 方針に基づき組織的に推進するために 環境マネジメント体制 当社が事業を行うためには、地球環境から得られる資源や と環境負荷低減委員会が中心となり、研究開発段階から原 エネルギーが欠かせません。一方、事業活動を通じて廃棄物 料調達、製造、販売、廃棄に至る全ライフサイクルにおいて、 や大気への排出、排水等が必ず発生します。このため、環境 環境評価を実施し、それぞれの現場で適切な取り組みを行っ 関連法規を順守し、地球環境に与える負荷を極小化しながら ています。 事業活動を行うとともに、製品・サービスを通じて社会全体 の環境負荷を低減する取り組みが重要であると考えています。 ■ 環境マネジメント体制図 当社は、レスポンシブル・ケア活動方針に基づきグループ 取締役会 環境排出 全体で環境の保全に取り組み、社会の持続可能な発展に貢 248,936t CO2: 献することを目指しています。 (スコープ 1:89,827t) (スコープ 2:159,109t) 社長 レスポンシブル・ケア委員会 環境負荷低減委員会 環境負荷低減、生物多様性保全、土壌・地下水汚染対策 12t NOx SOx※1: 46t : ※2 ライフサイクル部会 などを積極的に推進するため、レスポンシブル・ケア委員会 ばいじん:0.2t ※3 OUTPUT 省エネルギー部会 事業所省エネルギー委員会 6,528 千m³ :国内 16 t、海外 12t 排水: COD※4 環境負荷低減委員会の活動 化学物質排出量:318t (うち国内事業所化管法対象物質:13t) 環境負荷低減委員会では、2つの部会を設け環境負荷の OUTPUT 廃棄物:21,010t する仕組みを国内全事業所に根付かせる活動を行い、原油 3,119t 単純焼却廃棄物 6,515t 再資源化廃棄物 11,377t ライフサイクル部会では、 研究開発段階より環境負荷を科 を実施しました。海外では、活動手法・事例の横展開推進を 学的、定量的、客観的に評価をする活動を通じ、環境負荷を 継続しています。また、夏季・冬季の政府要請に対応した節 最小化する生産方式を確立するため、 全研究開発部門での 有価物 電活動を行い、目標を超える実績を達成しました。2016年 内訳 : 埋立廃棄物 低減に向けて取り組んでいます。 換算1,440kL(CO2換算2,839t-CO2)のエネルギー削減 12,530t および LCA・ LCA(ライフサイクルアセスメント)の取り組み、 度も省エネ目標を掲げ、事業所単位の削減計画の達成も目 省エネルギーができる研究開発者の育成を継続しています。 指した取り組みを継続します。特に、国内事業所間で省エネ 2016年度は環境対応製品展開の拡大、 ガイ 360,159 t ドライン手法の 事例や技術情報を共有し全社的 確立と横展開、Scope3算出への応用を中心に取り組んで に省エネ技術のレベルアップを ゆきます。 図る仕組みづくりや、国内マザー 製品 (重量での算出が難しい製品販売額:24,338 百万円) 省エネルギー部会では、主力工場のプロジェクト活動や各 事業所が系列事業所を技術支援 所の自主推進等により省エネアイデアを継続的に抽出・実現 する省エネ活動に取り組みます。 LCA 教育風景 Topic 尼崎工場と近隣住民の環境コミュニケーション ズや特性にあった環境活動の計画・実施を図っていきます。 尼崎工場では、工場の周辺環境に関する意見を聞き改善に努め 2015年度は、11月13日に地元自治会(計10団体、15名)の るため、定期的に近隣住民とのコミュニケーションを図る場を設け 皆さまにご来場いただき、生産ラインや屋上ソーラーシステム等を ています。 ご覧いただきました。 万一、異音や騒音などの問題があればすぐ対処するとともに、と もに地域環境にかかわる住民の方々の声を聞くことで、地域のニー 住友ベークライト株式会社 CSR レポート 2016 35
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