めげずに楽しく、自由と民主主義のために行動する個人の会 第3回勉強会 「寛容で世界は救えるか」 テロの脅威に対して軍事力ではなく寛容さで対抗できるのでしょうか。貧困を知らないはずの先進国の 若者がなぜ過激思想にひかれ、ISに合流するのでしょうか。空爆をせずに、どうテロに対抗していけば いいのでしょうか。シリア空爆に反対を叫ぶところからもう一歩踏み込んで、代わりに日本はどのよう な役割を果たすべきか、また、今の日本社会や日本人は他者に対して寛容かなどについて考えました。 メンバーの生の声をお届けします。 ①名前 ②あなたは有志連合によるシリア空爆を支持しますか。 1.支持する 2.どちらかとい えば支持する 3.あまり支持しない 4.まったく支持しない 5.わからない・答えられない ③空爆をしないとすれば、ISと難民問題にどう対応すべきか。 倉田 4. まったく支持しない 理由:代償・犠牲が大きすぎ、逆に非効率的。 「まず一つはテロ根絶のための情報戦の国 際ネットワークの構築をより強固なもの にする。そして、テロから逃れてきた難民を難 民としてというより適材適所の人材とし て受け入れることが可能な体制を整えるべ きと考えます。」 荻野 4. まったく支持しない 理由:仮に空爆でISを壊滅させてもテロはむし ろ増えるから。 「どうすべきかを判断するための情報がま 河合 4. まったく支持しない 理由:攻撃側には危険がなく、誤爆も多いから。 「テロは許すべきではないが、テロを増大させ ているのは、先進国側の利益構造によるご都合 主義や我々個々の持つ報復感情や憎しみ による連鎖等にあります。各人が何がテ ロを産み育てるのか見極める想像力 と理解力を持ち、他人事と思わず向き合う覚 悟が必要になると思います。」 藤井 4. まったく支持しない 理由:憎悪を増やす以上の効果はない。 「現在の空爆は米・仏・露・トルコなど の中東での利権争いであり、次の世界戦 ず少なすぎる。日本に入っている情報は 争につながる危険をはらんでいます。私たち市 民がすべきことは、空爆反対のメッセー 少なく、メディアが流している情報はさらに少 ないが、できる限り正確な情報をもとに、空爆 の代替策をとる。例えば「食糧支援」「経済封 鎖」「難民支援」など。」 ジで世界中の市民と連帯し、これをやめ させること。そして、大国にシリアの安定 政権樹立への動きを加速させることです。」 川良 3.あまり支持しない 理由:現実に実行可能な代替策がない。 「ISが拡散する過激思想に、精神的豊かさ、 寛容を重んじる文化で対抗することが 必要です。難民支援と同じく、今こそ国内の 若者への医療、教育、生活安定支 援を充実すべきです」 これまで道州制.comとして地方分権、教育、子育て関連のイベントを行ってきたメンバー有志が、安保法制可決成立 後に集まって計4時間にわたって語り合いました。私たちは、来年夏の参院選またその先を見据えて、めげずに楽し く自由と民主主義のために議論をつづけ行動していきます。
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