「仕事の満足度と不満度」の確認

動機づけチェックシート
「仕事の満足度と不満度」の確認
会社に入社すると「仕事を覚え、自分の居場
所をつくり、自分の存在を知らしめ、自己実現
をする」という意識ステップを踏みます。
自己実現には、会社が与えた目標と自身が
考えた個人目標の達成が重要です。
■ 無関心度と一体化度
会社組織では一般的に無関心層が多くみられます。
無関心層は、個人の目的・価値が会社が考えている
ものと一致していない型です。ただ、そのなかには会社
の指示に従順なタイプと、指示・命令に服従せず組織
的な行動をしないタイプに分かれます。
■ 仕事の満足度と不満度
会社の目標達成は個人・職場のタスクであり、努力
しなければなりません。しかし、それだけでは、経営者
が予定している成果が十分でません。
そのため、新たに「社員が自己目標を立て、チャレン
ジできる雰囲気や環境をつくる」、検討も必要でしょう。
社員個々がどう成長して何を達成したいのか?、を知り
環境整備の参考にすることが大切です。
無関心層の特徴は、会社や職場の目標は共有する
し、指示も受けるが、なぜなぜの思考や自主的に行動
することがありません。
会社が社員の不満度を解消するために、多くの改善
を実施しても、不満度は必ず残ります。
一方、満足度を上げていくと、仕事へのやりがいや達
成感が味わえ、会社目標にチャレンジし、自ら行動す
るようになります。
満足度を上げるには、「社員の達成感」をどう与える
か、ということになります。
これは、会社目標を社員に与えて、叱咤・指導したり
会社中心の研修をしているだけでは、無関心層を一体
化層にシフトしていくのは限界があるよに感じています。
つまり、目標をもって仕事をすれば、自分の満足度を
味わえるのでチャレンジしたいという環境を整備するこ
とが重要です。
■ チェックシート内容
NO
チ ェ ッ ク 項 目
■ 結果のまとめ
強く思う....思わない
1 与えられた仕事は、正確に・効率的に….
●チェック結果の分析(個人)
2 自分はコツコツ、安定した仕事をする….
・セルフマネジメント力
3 指示されたことは、やり遂げなけなけ….
・組織マネジメント力
●チェック結果の分析(団体)
・職場別、・年代別、・階層別、etc
◎会社として、労働条件・やる気の環境整備の
ための基礎資料となる。
40 「安定・安心して働ける会社」にするの….
■ チェックシートの使い方
研修ツールとして活用
チェックシートの単独活用
使用方法
使用方法
・「動機づけ」研修の主教材
・社員個別に記入、回収・点数化
・「階層別教育」研修などの副教材
・分析し、傾向を確認する
活用
活用
・今後の実務における目標を立てられる
・社員の能力開発と満足度UPにつなげる
・実務におけるフォローができる
・働きやすい仕事環境改善の参考とする
- 2 -