CASE STUDY Web会議システム V-CUBE

V I SU AL SOLU TI ONS
Case
Study
01
2016.8.
V-CUBEミーティングを活用した
Web会議への移行で
距離的・時間的ロスを無くし、
茨城県内JAの体質強化に貢献。
茨城県内のJA
(農業協同組合)
および関係機関と
業種
情報通信
使用場所
会議室
用途
社内会議・教育利用
専用線によるネットワークを構築し、
システムの開発・運用やコンサルティング業務などを行う
株式会社茨城県農協電算センター。
同センターでは、
広大なエリアに広がる
導入背景
合併による管轄区域の拡大で
本店での会議開催が困難に
拠点間の会議を効率化するために
V- CUBEミーテイングを導入、
2014年8月、盤石な事業基盤づくりを目指すJA改革の一環として、5つのJAの合併により
誕生したJA常陸。太平洋側から福島、栃木の県境の山間部に至るまで、管轄区域が
Web会議への移行を推進しています。
11市町村の広大なエリアに及ぶ中、距離的・時間的に課題となっていたのが本店での会
詳しい経緯等について、
今回の導入を担当した
議開催でした。農協、農協中央会、農協連合会および関係団体に対して、会計・購買・
推進部長の浅川氏にお伺いいたしました。
販売などの情報システム開発・運用やコンサルティング業務、
機器販売を行うなど、
県内の
JAをシステム面でサポートする株式会社茨城県農協電算センターの浅川氏が語ります。
「合併でエリアが広大になった結果、高速道路を使っても本店まで片道1時間半程度か
かる支店が多くなり、本店での会議開催が現実問題として厳しくなっていました。
そこで
当センターが着目したのが、ITを活用した
株式会社茨城県農協電算センター 様
http://www.ib-ja.or.jp/indc/
県内にある農業協同組合
(以下、
JA)
の拠点とは専用線によるネッ
トワークを構築。
組
合内で使用されている約4,000台におよぶパソコンの保守・管理を担い、
茨城県JAに
おいてシステム面の要となっています。
課題解決。支店から本店に移動する際
の距離的・時間的ロスを無くすことに主
JA茨城みどり
眼を置いて検討を続けた結果、最終的に
JA茨城みずほ
たどり着いたのがV-CUBEミーティングの
本店
導入によるWeb会議でした」
。
JAひたちなか
JA茨城中央
■本社
:茨城県水戸市小吹町2461-1
■設立
:1979年1月
■資本金 :8,000万円
■社員数 :59人
■事業内容: 茨城県内の農協、農協中央会、
農協連合会および関係団体に
対し、会計・購買・販売などの情
報システム開発と運用、
コンサ
ルティング業務や機器販売
JA茨城ひたち
10km
30km
50km
選定理由
オンプレミスによるWeb会議と
ペーパーレス会議の実現が決め手
■シンプルなインターフェイス
必要最低限のボタンを配置した
わかりやすいインターフェイスに
より、誰でも簡単に使うことがで
きます。
「導入までの経緯としては、最初にまずお付き合いのあるメーカーやITベンダー
など計6社にお声がけしました。
そして、各社からご紹介いただいた製品を比較
検討する中で絞られたのが、
キヤノンさんからご提案のあったV-CUBEミーティング
■資料を参加者全員で共有できるホワイトボード
であり、最終決定に至るまでには当センターとつないで3回のデモンストレーション
資料のページ表示切り替えはもちろん、表示された資料
の伝えたいポイントを指したり、文字や線、図形を書き加
えたりすることができるので、伝えたいポイントを明確にし
ながら会議論を進めることができます。
を行ってもらいました」。拠点間をつなぎ、映像や音声を使ったコミュニケーション
ができることを主眼に検討を進めたという同センターでは、県内の各JAとの間に
専用線によるネットワークを構築していたこともあり、
セキュリティ面を考慮してオン
プレミスによる導入を予定していました。
また、検討段階において、内部からペー
関係で開発・カスタマイズが進められたと思います」。2015年12月、開発・カスタ
パーレス会議の実現を望む声が浮上。JA間での利用はもとより、
センター自体で
マイズが終了。同センターで使用しながら、2016年より各JAへの展開をスタート
も利用できるものを探していたことから、ペーパーレス会議も実現すべき要件と
しました。
「当センター内における導入効果としては、V-CUBEミーティングのホワ
なったのです。
「オンプレミスによるWeb会議とペーパーレス会議の実現が可能な
イトボード機能を使用したペーパーレス会議が実現できました。総務担当者が
製品となると、
おのずと数は絞られました。
また、各JAで気軽にストレスなく気軽に
会議前に必要な資料を印刷するといった単純作業が無くなり、
その時間をもっと
使っていただくことを考えると、
カメラや
生産的な業務に充てられるようになりました。
また、会議で使用した資料はサー
マイク、
スピーカーを買い揃えたり、複雑な
バーに保存されますので、会議後の資料の検索・閲覧も容易に。資料の活用も
操作を覚えるといった利用者負担が少
導入前より進んでいるようです。今後、各JAでの使用が本格化すると、本店に
なく、パソコンさえあれば利用できるサー
集まって会議を行っていた時の移動時間や高速料金を含む移動コストの削減
ビスが必須でした。
また、
私たちのサービス
が見込めます。移動時間は営業機会の創出などの時間に変えられ、JAの体質
提供範囲は、県内の各JAと当センターに
強化に貢献できると考えています」
。
限定されるため、
当然、
導入に膨大なコスト
はかけられません。操作性や機能、
コスト
面を総合的に判断し、
カスタマイズが可能
な点も考慮してV-CUBEミーティングの
導入を決めました」。
浅川紀久夫氏
今後の展望
日常的なコミュニケーションにも
V-CUBEミーティングの活用を予定
2016年4月から茨城県内のJAに案内し、V-CUBEミーティングを展開し始めて
導入効果
いるという同センター。
どこかのJAが使用して「これは便利だ」
という声が
生産性の高い時間が増え
移動コストの削減にも期待
出れば、
それが口コミで広がり、
おのずと県内の各JAにも浸透していくと考えて
いるそうです。
「具体的な利用シーンとしては、県内JAと当センターとの遠隔会議
の開催やJA、関係機関との会議、説明会などでの使用を予定。
メールで資料を
送付した後、電話で説明するといった日常的なコミュニケーションにも、V-CUBE
「2015年4月にV-CUBEミーティングを導入し、
まずは当センター内で試用して操
作性について検討しました。
当センターにはシステム開発部隊が30名以上おり、
ミーティングを活用していければと考えています。
ブイキューブさんのサポートに
JAに提供しているグループウエアや電子決済システムなどはほとんどワンクリック
より、使い勝手のよいインターフェイスにカスタマイズされたWeb会議が実現でき
で操作できるよう、
シンプルな設計にしています。V-CUBEミーティングにおいても
ました。各JAに向けてスムーズな展開ができると考えていますし、今後とも使い
同様の使いやすさを追求するため、Web会議を実際に開催してみるなど、一連
やすさを追求したバージョンアップやご提案に期待しています」。
の操作を検討しました。V-CUBEミーティングは確かに使いやすく作られていまし
た。が、利用者を想定した時にいささか仕様変更の必要性を感じ、例えば終了
時に出されるメッセージがJA内での運用にそぐわないので改善してほしいなど
今回の
導入
ポイント
●本店に移動することによる距離的・時間的ロスを削減
●セキュリティ面を考慮したオンプレミスでの運用が可能
30数項目のカスタマイズを依頼。
中にはカスタマイズ不可のところもありましたが、
●資料の印刷が不要なペーパーレス会議の実現
そういった点についてもきちんと技術的な観点からご説明いただくなど、
キヤノン
●個々の要件に合わせてカスタマイズ開発がOK
さん、
ブイキューブのSE担当の方々ともに真摯に対応していただき、非常によい
導入サービス
V-CUBE
ミーティング
HD対応の映像と高い接続性を誇る高品質Web会議サービス。
●スマートフォンやタブレットからも参加できるiOS・Android対応
https://jp.vcube.com
●映像・音声はもちろん、
資料やPC画面も共有できる
●柔軟なカスタマイズやオンプレミス型の
サービス構築も可能
●クラウド型サービスにより、
面倒な設定やメンテナンスが不要
●ASP/SaaS情報開示制度に認定された高いセキュリティ
〒108-8011 東京都港区港南2-16-6
※2016年8月現在