記者発表資料(PDF形式 904KB)

横
浜
市
記
者
発
表
資
料
平 成 2 8 年 1 1 月 2 日
都市整備局地域まちづくり課
市民のみなさんが地域の特性を生かした身近な生活環境の整備を考え、自らの手でつくりあげる
「ヨコハマ市民まち普請事業」
。2回の公開コンテストで選考された提案に対して、最高500万
円の整備助成金を交付する事業です。
平成 27 年度にコンテストで選考された、金沢区六浦東地区の「住民同士の輝き『人材マップ』
を中心にした拠点づくり」の提案について、このたび、施設が完成したため、オープニングセレモ
ニーを開催します。
地域の皆様が協力して完成させた「もりのお茶の間」を、是非ご覧ください。
「もりのお茶の間」の整備について
外観
看板
「もりのお茶の間」のマスコ
ット「も~り~」です!!
【地域の課題】
【拠点整備の効果】
・青少年の地域活動の低調
・高齢者や子育て世代の孤立
・地域活動の後継者不足
・拠点を開設することで、だれもが立ち寄りやすく多様な世代が集う
地域交流の場としての役割を担います。
・拠点にて、地域の方々が持つ特技を生かした事業を行うことで、誰
もが地域に貢献することができる場となります。
オープニングセレモニー概要
1
日時:平成28年11月10日(木)午前10時開始
2
会場:金沢区六浦東一丁目6-2「内川ハイム集会所」
京浜急行電鉄金沢八景駅から徒
金沢八景駅
歩約15分、バス約4分「内川橋」
停留所下車
※整備拠点(金沢区六浦東一丁目2-8)より
拠点・会場周辺
徒歩1分(右図参照)
3
プログラム
10時~11時
式典
11時~16時
地域の方に拠点を開放します
★ ★
※入場無料、事前申込不要
会場
整備拠点
取材の際は、直接会場にお越しください。
拠点・会場周辺
裏面あり
拠点での活動について
拠点では4つの事業をお互い支え合って運営していきます。
①サロン事業
喫茶・軽食・ランチを提供し、憩いの場としてサロン開設
②支えあい事業
高齢者や子育ての支援、防災ボランティア事業を実施
③レンタルボックス・貸しスペース事業
地域住民の手作り品の販売、住民の集いの場の提供
④スクール事業
大人対象の生涯学習の実施、児童生徒対象の塾の開設
※これらの活動は、内閣府等による子どもの貧困解消を目指す「平成 28 年度・子供の未来応援基金」の助成対象になりました。
愛称が「もりのお茶の間」に決まりました!!
「もりのお茶の間」という愛称は、地域住民に公募し231件もの応募から選ばれま
した。
地域住民同士が見守っていくという「見守り」の「もり」、温かみのある拠点を意味
する「ぬくもり」の「もり」。
「お茶の間」にふさわしい、懐かしさとぬくもりのある場
になるようにという願いを込めた愛称です。
拠点のマスコットである「も~り~」も地域の方の手で誕生しました。
地域住民の力を結集して
整備を行った家屋は、同潤会(※)にて手がけられたもの
で、昭和10年代に建設されました。
事前の調査で、耐震性に問題があることが判明しまし
た。まち普請の助成金が利用できない耐震改修工事では、
地域住民の力を結集し、300万円以上の寄付を集めたり、
近隣の住民の力で建物の解体を行ったりすることで、自
費で工事を実施しました。
住民が実施した解体撤去工事
※同潤会とは・・・内務省によって1924年(大正13年)に設立され、東京
と横浜において住宅供給を行った財団法人。
(参考)ヨコハマ市民まち普請事業の流れ
・30万円を限度に活動助成金を交付
・専門家の紹介を希望するグループに
まちづくりコーディネーター等を紹介
・話し合いの場に市職員が同席し、アドバ
イスを行う等の支援
・50万円~500万円の整備助成金を
交付(申請金額によります)
※対象経費は、設計費、工事費、工事監理費
活動経費となります。
ここで選考
しました!
【ヨコハマ市民まち普請事業HP】
:http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/chiikimachi/machibushin/
お問合せ先
都市整備局地域まちづくり課長
石津 啓介
Tel 045-671-2694