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第48号 佐渡市議会だより
3月2日~22日開催
第2回(3月)定例会
★条例案20件、予算案
その他の議案10件を
◆定例会の主な審議事項
① 佐渡市子どもの医療費助成に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
現在、中学校卒業までとなっている子ども医療費助成事業の対象
を、本年9月1日から高校卒業相当まで拡充をするため、子どもの医
療費助成に関する条例等の一部を改正する条例を制定しました。
② 保育料2人目無料化の対象を拡大するための改正について
保育園等の同時在園第2子目以降の保育料を無料としているも
のを、本年4月1日から、在園児世帯の小学校3年生までの兄姉を
第1子とカウントし、第2子目(在園児)以降の保育料を無料化する
ため、佐渡市へき地保育園条例を改正しました。
③ 簡易水道事業を上水道事業に統合するための改正
市内の簡易水道を上水道に統合し、水道事業との一本化を図るため、
本年4月から全ての簡易水道について地方公営企業法を適用して水道
事業会計に引き継ぐため、簡易水道給水条例、簡易水道特別会計及び
簡易水道施設整備基金条例を廃止し、水道事業の設置等に関する条例
を改正しました。
④ 社会体育施設を廃止するための条例改正
社会教育施設の見直しにより、本年4月1日から、真野多目的広
場を廃止するため、社会体育施設の設置及び管理に関する条例を
改正しました。
⑤ 佐渡市中小企業・小規模企業振興条例の制定について
佐渡市の中小企業の振興に関する基本理念、行政、中小企業者
その他関係団体の役割などの基本的事項を定め、共通認識を醸成
し、各種施策の実施に向けた礎とするための佐渡市中小企業・小
規模企業振興条例を制定しました。
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佐渡市議会だより 第48号
新生クラブ 金 田 淳 一 議員
◆一連の不名誉な事件に対する反省と
…
…… ❻…
…
…… ❼…
今後の取り組みについて
政 友 会 岩 﨑 隆 寿 議員
新生クラブ 代表質問
一連の不名誉な事件に対する
反省と今後の取り組みについて
金田 淳一 議員
県立高校再編成計画
今までの不名誉な事 ライアンス研修や勉強会を を構築する。
件を精査してみると、共通 実施し、延べ447人が参
捉え、対応策についてどう 団 体 の 金 品 管 理 に つ い て 給付型奨学金についての考
…… ❽
の問題点が見えてくる。市 加をしている。併せて事務 と募集クラス減で遠距離通
…
…
長はその根本的原因をどう 処理のマニュアル化と外部 学 を 余 儀 な く さ れ る こ と、
…
…… ❼
◆ 有人国境離島新法成立により見込める施策は
自由クラブ 大 澤 祐治郎 議員
◆甲斐市政4年間の集大成を糺す
市 政 会 竹 内 道 廣 議員
◆政治姿勢について
猪 股 文 彦 議員
理解は進んでいるのか。
に自己実現のために学校を
年間程度 ては、小学校から高校まで
年以下で定期的な人事異 済的な理由で進学を断念し
画的に異動させ、最長でも 討する。現在の奨学金は経
をかけて長期在職職員を計 の教育費負担軽減の中で検
指摘があった。
は、外部の検証会議からも い。遠距離通学支援につい
人 事 異 動 に つ い て 選択できるよう県に求めた
ついてはどうか。
い。
各高校が地域に根差した
職員の配置と異動に 教育が行われ、中学卒業時
としての取り組みに繋げた 必要である。
することにより、組織全体 なるには人材育成と確保が
管理職自身が繰り返し実践 止めている。佐渡が元気に
ているとは言いにくいが、 にとって厳しいものと受け
えは。
考えるのか。また、策定さ は、今進めている。
…
…………………… ❽… れた職員倫理条例について
人口減の中、学校
全ての職員が信頼回復へ 教育長
の取り組みを理解し実践し 統合等が示されており佐渡
◆両津病院を改築し、島内6病院を維持する
笠 井 正 信 議員 …………………… ❾
市民の皆さまに大変
…
…
◆新年度の施政方針を問う
なご迷惑とご心配をおかけ
…………………… ❾
して、深くお詫び申し上げ
…
…
る次第である。服務規律遵
渡 辺 慎 一 議員
◆人材育成と情報の活用について
村 川 四 郎 議員 …………………… ❿
守への意識の低さ、要領・
…
…
要綱の理解不足に加え、管
◆日本一お客様に愛される島づくりとは
理職の人事・業務管理の不
中 川 直 美 議員 …………………… ❿
…
…
足が原因と考える。外部の
◆住民あっての行政の意識・姿勢が重要
検証会議の方々からも、そ
金 光 英 晴 議員 …………………… ⓫
…
…
れらの徹底と組織として実
◆不正補助金の対応は
質的管理が機能する職場づ
中 村 良 夫 議員 …………………… ⓫
…
…
くりの必要性が提言され
◆医師の確保、へき地診療所の存続を
た。定期的なミーティング
…
…………………… ⓬… と具体的な実践を課長会議
動を行いたい。職員からの ないように創設したもので
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荒 井 眞 理 議員
◆金井温泉復活と特別養護老人ホーム設置
申告書や上司の意見などを ある。今後は、平成 年度
などで徹底したい。
…
…………………… ⓬…
参考に、意欲や人事評価に 中に負担軽減の観点から考
職員自らが講師となって
研修を企画するなどコンプ 合わせた昇任などの仕組み えたい。
◆市民参加の佐渡つくりを求めて
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代 表 質 問
一 般 質 問
近 藤 和 義 議員
5
代表質問・一般質問
3月定例会においては、
4会派が代表質問、
9人の議員が一般質問
を行い、市政について質しました。
本コーナーでは、その要旨を、議員の寄稿により掲載しています。
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第48号 佐渡市議会だより
政友会 代表質問
有人国境離島新法成立により
見込める施策は
「 有 人 国 境 離 島 地 域 て、当然、港湾の整備、道
岩﨑 隆寿 議員
観 光 振 興 に つ い て、
の保全及び特定有人国境離 路ということにつきまして 今後、世界遺産登録と同時
自由クラブ 代表質問
ただ
甲斐市政4年間の集大成を糺す
大澤 祐治郎 議員
年から
甲 斐 市 長 もいよいよ ようなことが無いよう 地 な し 、その実 現 に 真 摯 に 取 り
改 選 期 を 迎えるが、1期4 らしをしっかりして、お互い 組 んでき た 。平 成
年までの間に粗 生 産
た。 その原 因は、 職 員が足 どのよ うに す るかという 方 額が500億 円 落 ち 込んだ
年 間 は 順 風 満 帆ではなかっ に知 恵 を 出し合い佐 渡 市 を 平 成
持に関する特別措置法」が する中において大きな法律 観光客に対する受け入れ態
機 関である 新 潟 県 庁で育っ れら を どのよ うに補い、 ど 拡 大につなげていかなければ
公衆トイレの洋式化
今 国 会 に 提 案 さ れ て い る であるということで、当佐 勢は進んでいるか。
が、この法案成立後、本市 渡にとりましては絶対にこ
を 引っ張るのか、それとも、 向で進んでもらいたい。 が、これ を 取 り 戻 す ため 、
一
他にも 原 因があるのか。 ま 合 併 時から人口は減 少し 等 米 比 率の向 上 、棚 田 米の
た、 職 員と市 長がかみ合 わ 現 在5万8千 人 程 度になっ 高 付 加 価 値 化などに取 組ん
が見込める施策は何か。
地域の保全及び特定有人国
らホームページへの多言語
特に離島航路、航空路の
境離島地域における地域社 運賃の低廉化であり、「本 化あるいは外国語ガイドの
てきているので、 佐 渡 市 の のよ うに 増 やしていくのか いけない。
国は「有人国境離島 ならない法律である。
会維持のため必要な施策を 土の市町村と同じ土俵に立 養成、こういうことは地道
に邁 進 するとある。 市 長な
まい しん
年 度には盛 り 込 まれてい
大 多 数の職 員 は一生 めていく ための予 算が平 成
はないのか。 を どう す るかということ を であ り 、そ れ を 解 消 す るた
後 援 会 報では、5つの誓 忘 れてはいけないのではない め、自 分 たちの地 域について
いに磨 きをかけ、 佐 渡 創 生 か。
考 える 組 織 を 立 ち 上 げ 、進
か。 市 長は、 長い間、 上 級 税 収 も 落 ち 込んでいる。 そ 農 商 工 連 携 を 図 り 、雇 用の
策 定 し 、 及 び 責 務 を 有 す た せ て く れ 、 そ う す れ ば にやっていかなければなら
人口の拡大、或いは地域経 た、外国語表示の看板等に
りに立 派 な 計 画 を 持ってお 懸 命 頑 張っている。これは認
費用負担の軽減、雇用機会 いてこれを通してもらわな 佐渡汽船の3つのターミナ
その思いが 届 かぬよ う なこ 自ら襟 を 正して職 員ととも 理 条 例 をつくったので、それ
たいという 考 えのようだが、 の 責 任 は 市 長 に あ るので 、 からの4 年 間 は 、職 員 の 倫
磨 き をかけて市 民に喜 んで の不 祥 事で色々言 われるの
この4年 間でやってきたも
もらえるような 佐 渡 市にし は、非 常に残 念であるが、そ のは芽が出てきている。これ
一部の職 員 る。
り、 新 しい任 期 に 向 かって めても らいたい。
の充実、安定的な漁業経営 ければならない、これから ル、その周辺での看板の設
は事業活動に必要な物資の で、何としても今国会にお 誘導するルート、それから
の確保、そしてそれに必要 も強く運動を進めてまいり 置ということを整備する予
とがあ る と一番 不 幸 な 目 に に挽 回に努めたい。
を 職 員と一緒になって進めて
な財政上の措置というもの たいというふうに思ってい 定である。
合 うのは 市 民である。 その 4年 前に5つの公 約 を 示 いく。
この法案は、航路運賃等 済の活性化に必ずつながる ついては、相川の市外ある
の低廉化あるいは生活また というふうに考えているの いは地区内での構成資産へ
要な法案である。
る本市にとっては非常に重 実現することによって交流 んでいるところである。ま
て、有人国境離島に該当す で申し上げてきた。これが 画という形で現在も取り組
て い る も の で ご ざ い ま し ことを全国離島協議会の場 等々については、3か年計
る」という国の責務を定め 我々頑張るのだ。」という ない。特にトイレの洋式化
職 員 あたりでは、 考 え 方が は、 執 行 部 と 議 会 が 総 合
合 併した結 果 、地 域 間に
合 わ ないところ も あるので 的に力 を 出し合い、この島 格 差が生じているのは 事 実
あつ れき
れを通してもらわなければ あるいは看板の整備、Wi
ない軋 轢があるとす れば何 て し まった。 そ れ に 伴 い、 できた。また、6 次 産 業 化 、
島地域に係る地域社会の維 のいわゆる公共事業が減少 に増えることが見込まれる
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─F i の 環 境 整 備 、 そ れ か
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が 盛 り 込 ま れ て お り ま し る。
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佐渡市議会だより 第48号
市政会 代表質問
政治姿勢について
竹内 道廣 議員
一 般 質 問
両津病院を改築し、
島内6病院を維持する
猪股 文彦 議員
院、両 津 病 院など島 内6病
る。したがって、佐渡総合病 えている。
行政改革課長 旧市町村にあ
い。
団 体の今 後の活 動 理を年次を追って説明願いた
佐 渡 市が発 表した今 その文 化 会 館 を 利 用してい 就 業 改 善センターなどの整
後の佐 渡 市の医 療 体 制 は、 る芸 能
私が去る9月 議 会で質 問し をどうするか。
大金を垂れ流し、大 組織体系は、無責任で無 が、それなりの努力はして
ぼ ら を 吹 い て 何 の 成 果 も 駄だらけ。行政組織は、ス きた。観光については、1
出 せ な い 4 年 間 を 総 括 す リムで効率的で責任がわか 次産業の振興とあわせて大
た調 査の内 容 と 合 致してい
起き、次から次へと事件が べ き と 2 年 前 に 提 案 し た 番の欠点は通年観光になっ
る目的が同じ複数の施設は、
起 き る。 起 こ っ て 当 た り が、今までより悪い改編で ていないことである。その
院 は 将 来 と も 必 要 となる。 て、小さくてもキチンとした 務 省の補 助 金 適 正 化 法の改
いて明 確にすると言ってきた 困る。単に練習する(場所) けてきたが一筋 縄ではいかな
それにかわるものとし 統 合、廃 止 を 進めてきた。総
前、起こらない方がおかし 議会では否決されたが、開 意味において佐渡冬紀行を
市 長は両 津 病 院の改 築につ ものを作ってもらわなければ 正もあり、国、県と交渉を続
営だ。自分で責任を取ろう る。類似団体の2倍もの予 においでいただき、目標は
条の関 連で出
が、 市 民が安 心して暮 らせ というのではなく、発表会も い。議 員の言うとおり 、補 助
後検討されたい。
とせず、職員から悲鳴が上 算、職員を抱え、5万人自 達成している。
答弁を求める。
し、橋渡しなどと言ってい だ。救いようのない無能な 務事業の見直し、経常経費
た。( 両 津 病 院の改 築は)議
とで意 見一致し、議 会に示し ていく。
た規 模 、診 療 科 目 をやってい め、
ある程度のミニコンサート
来るということなので、今 後
行 政 改 革 はトップの
練 習 ということを 含 鋭意進めていきたい。
るが、一体何をしてきたの 行政だ。 の削減を行うとともに、学
か。結果して、ただただ衰 空港2千メートルの問題 校、保育園などの公共施設
退を重ねているだけだ。人 については、4年間何も進 のあり方を見直しながら、
員の言うとおりだ。
( 将 来の)人口に応じ
22
平成
来ない。 市 長の決 断が必 要
国の方 針 としては
年から言い続 と思うがどうか。
けているが、 行 政 改 革が進
月 日に、亡 んでいない。( 行 政の建 物 を 年 経った場 合 、目 的 外 使 用
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漁業者は高齢者ばかり、商 減少は年々ずっと落ちてき ら、粘り強くやっている。
少している。耕作放棄地も 大型化は急務である。
空港の問題については、
この4年間で、人口 前 市 長 と 一 緒 に な り な が
津 病 院 事 務 部 長から、両 津 務 省の事 務 次 官 通 達が出て 舎 整 備と合 わせ、整 理 統 合
議員、中村議員と猪股が両 法にひっかかるというが、 総 で、今 後 県とも 協 議して、庁
の話を4人とも了 解したが、 ことを )十 分 理 解している。 いく。
文 化 会 館 を 解 体し、その跡 おり、農林水産省や会計検 するものはして、効率化を図
でずっと落ちてきている
工業者は倒産店じまい、限 ている。120万観光も私 早期の同意取得に向けて頑
る。 地に両 津 病 院 を 建てたいと 査 院の担 当 者は( 解 体 する っていきたい。積極的に進めて
くなられた加 賀 議 員、竹 内 解体すると)補助金適正化 であっても 大 丈 夫だというの
一昨年
16
き、
6病 院 を 維 持していくこ もできるよう総 合 的に考え リーダーシップがなければ出
口減少にますます拍車がか んでいない。補助金をばら 整 理 、 統 合 等 を 図 っ て き
かり、観光客はますます減 まく政策よりも佐渡空港の た。
12
界集落は200を超えてい が佐渡へ帰る前から、今ま 張っている。
どんどん増えている。漁船
10
な い。 横 串、 縦 串、 芽 出 から次へと事件が起きるの 的な財政運営を図るため事
る 医 療 体 制について明 確 な あるということ を 前 提に今 金 適 正 化 法
い。間違いだらけの行政運 き 直 り そ の ま ま 続 け て い 実施して
千人近い方に冬
社会教育課長 代替施設を考
る。次から次へと不祥事が りやすい組織体系に改編す 事であるが、佐渡観光の一
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が っ て い る。 こ ん な 自 治 治でしなくてもよいことを
行政改革については、中
体 に 発 展 な ど あ る わ け が 行政がやっているから、次 長期的な視点に立って計画
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