入場無料 事前申込 不要 2016年12月2日 会場:四日市大学 9号館 9102教室 四日市学シンポジウム2016 四日市における自然エネルギー問題 ~三重県や四日市の里山とメガソーラー計画の影響について~ 「地球温暖化防止」に貢献し、「環境にやさしい」と言われている太陽光発電や風力発電などの事業がいま日本各地で推 進されています。近年、山地や里山に作られる事例が特に問題となっています。四日市では今や森林面積がわずか14% 程度しかない状況にもかかわらず、そうした森林地帯で目下、メガソーラー計画が進んでいます。実現すると、保水力のあ る貴重な緑地を失うことにもなり、近年の洪水の多発に鑑み、河川への影響が心配される場合もあります。さらに、貴重な 動植物が多く生息している山林や湿地帯をつぶすような自然破壊になることさえあり得ます。そのようなリスクがある事業 が、はたして本当に「環境にやさしい」のかどうか、疑問に思われます。しっかりと考えていきたい問題です。 第1部 基調報告講演(13:00~15:40 途中休憩10分) ① 「里山の現状とメガソーラー計画地の問題点 ~四日市の事例~」 報告:寺田卓二氏(四日市自然保護推進委員会運営委員) ② 「メガソーラー予定地の里山の植物 ~貴重な植物とその生態~」 報告:桐生定巳氏(四日市自然保護推進委員会副会長) ③ 「建設予定地の川や湿地の水生生物 ~もう他の地域では見られない生き物たち~」 報告:榊枝正史氏(四日市自然保護推進委員会委員) ④ ⑤ 第2部 「建設予定地に生息する野鳥 ~サシバやオオタカなど猛禽類のすみかや餌場は~」 報告:安藤宣朗氏(日本野鳥の会三重 理事) 「自然エネルギーの問題点」 報告:武田恵世氏(歯学博士、三重県公共事業環境検討協議会委員、環境省希少野生動植物種保存推進員他) パネルディスカッション(15:40~17:00) パネリスト 寺田卓二氏 ・ 桐生定巳氏 ・ 榊枝正史氏 ・ 安藤宣朗氏 ・ 武田恵世氏 司会進行 李 修二(四日市学研究会幹事、四日市大学経済学部教授) 会場 四日市大学 9号館1階 9102教室 問い合わせ先 四日市大学・四日市学研究会事務局 〒512-8512 四日市市萱生町1200番地 四日市大学教学課内(℡.059-365-6599) 主催 四日市大学・四日市学研究会
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