Medium-term Fiscal Plan and Regional revitalization 1 平成27年度タウンミーティング 泉佐野市 1 中期財政計画策定の目的と計画期間 1 中期財政計画 計画策定の目的 財政健全化団体からの脱却は、あくまでも財政危機を回避しただけ で、真の健全な財政となったものではないことから、再び、財政健 全化団体に陥ることのないよう、中期的な視点から健全財政を目指 すものです。また、中期財政計画の着実な実施により、地方創生を はじめ、市民サービスのさらなる向上に必要な事業の財源を確保し ていくものです。 計画の期間 平成27年度から平成31年度までの5年間 ※ 計画期間終了後も、引き続き、次期中期財政計画を策定する予定です。 2 2 Izumisano city 今後の目標 1 中期財政計画 実質公債費比率は23.5%以下・・・今後ピークを迎える公債費負担を抑制するた め、地方債の繰上償還など実施しながら、平成31年度には23.5%以下をめざしま す。 地方債残高は標準財政規模の3.4倍以下・・・地方公共団体が通常水準の行政活動を 行う上で必要な一般財源の総量(219億円)の3.4倍以下をめざします。 基金残高は18億円以上を保持・・・今後も基金活用をしながらのギリギリの財政運 営となることから、平成31年度でも基金残高を18億円以上保持します。 地方債残高 (借入・償還見込:百万円) 9,000 7,500 (地方債残高:百万円) 90,000 8,053 87,497 7,196 基金残高 6,778 6,600 82,994 82,500 6,479 79,726 6,000 75,000 76,765 73,953 4,500 3,281 3,551 3,509 3,639 3,667 3,000 67,500 60,000 1,500 52,500 0 45,000 27 借入見込み 28 29 償還見込み 30 31 (年度) 地方債残高 (積立・取崩見込:百万円) 9,000 (基金残高:百万円) 6,000 7,500 6,000 5,000 3,525 4,000 3,539 2,926 4,500 1,879 3,000 1,500 3,000 2,390 2,282 2,268 1,184 724 1,545 932 1,512 976 0 27 28 積立見込み 29 30 取崩見込み 1,488 977 2,000 1,000 0 31 (年度) 基金残高 3 3 Izumisano city 1 今後の取り組み ① 支出の抑制、効率的な行政運営に関する事項 中期財政計画 給与水準の適正化などによる総人件費の抑制 特別職及び一般職の給与削減を継続し、総人件費の抑制に努めます 定員適正化計画に沿った定員削減 特別職 30~40%カット 一般職 4~9%カット 議会議員 10%カット 定員適正化計画の目標である職員数の削減に努めます 窓口業務委託をはじめ民間委託の拡充 平成25年522人 平成31年405人 窓口業務の委託化を集中的に推進し、民間委託化を進めます 広域連携の推進 身体障害者手帳等の認定・交付をはじめ、広域連携を進めます 事務事業の継続した見直し 継続した事業見直しにより、経費削減に取り組みます 投資的事業の総事業量の設定 4 新規の地方債発行をコントロールし、公債費負担の抑制に努めます 4 Izumisano city 1 今後の取り組み ② 収入の確保に関する事項 中期財政計画 ふるさと応援寄附金 倍増! 平成27年度目標 10億円 更なる税外収入の確保 ふるさと応援寄附金、ネーミングライツ等、更 なる税外収入の確保に努めます 遊休財産の積極的な売却 新たな遊休地売却のため、積極的に取り組みます ※ なお、売却収入だけでなく、その後の固定 資産税が増収となります 滞納処分の強化及び徴収率の向上 平成26年度決算 4.7億円 平成25年度決算 0.5億円 平成26年度 市税徴収率 98.2% 大阪府内1位! (政令都市、町村除く) 全国7位! (政令都市、町村除く 平成25年度決算) アタック30などをはじめ、債権管理の取り組みを積極的に進めます 5 5 Izumisano city 泉佐野市人口ビジョン 2 ~中長期展望(平成72(2060)年を視野)~ 地方創生 ①泉佐野市の現状 ◆平成21(2009)年をピークに減少 • 2009年:103,052人(ピーク人口) ⇒ 平成27(2015)年9月末:101,182人 ◆国立社会保障人口問題研究所による推計 • 平成52(2040)年:89,991人 • 平成72(2060)年:74,671人 ◆合計特殊出生率(一人の女性が一生に産む子どもの平均数) • 平成24(2012)年:1.30(府下18位) 【目標値】 •平成72(2060)年人口 :100,666人 •平成52(2040)年合計特殊出生率 : 2.07 ②人口の将来展望 人口減少が与える影響は、財政面、産業・経済面、地域コミュニティ面などに支障が生じ、市 が衰退していくことになります。それを最小限に抑えるためには、10万人の人口を維持、継 続していくことをめざす必要があります。 人口推計シミュレーションにより、合計特殊出生率を平成52年(2040年)には2.07に引 き上げることにより、自然減に歯止めをかけるとともに、社会増約400人を継続して新住民 を増やしていくものです。 将来展望としては、平成72年(2060年)に100,666人とします。 6 6 Izumisano city 泉佐野市まち・ひと・しごと創生総合戦略(平成27年度~31年度の5年間) 2 ③基本目標と具体的施策 地方創生 基本目標1 安定した雇用を創出する 【数値目標】 • 市内事業所就業者数:5年後に55,000人 基本目標2 定住魅力の強化により泉佐野市 への新しいひとの流れをつくる 【数値目標】 • 転入超過数:5年間で2,003人増加 基本目標3 若い世代の結婚・出産・子育 ての希望をかなえる 【数値目標】 •出生数:5年間で4,498人 •合計特殊出生率:5年後に1.60 基本目標4 時代に合った地域をつく り、安全な暮らしを守ると ともに、地域と地域を連携 する 【数値目標】 •健康寿命:5年後に平均寿命との差を半減 ①地域資源を活かした産業振興と創業支援 ・中小企業総合支援事業、泉佐野産(もん)普及促進事業など ②人材育成・雇用機会の拡充 ・地域雇用創造バンク事業、就労支援カレッジ事業など ①定住・移住の促進 ・住宅総合助成事業、空き家バンク制度など ②インバウンド観光による交流人口の拡充 ・インバウンド観光消費喚起事業、地方版MICE誘致推進事業など ①妊娠・出産・子育ての切れ目のない支援 ・不妊治療費助成事業、母子保健事業、乳児家庭全戸訪問事業など ②安心・安全な出産・子育て支援の充実 ・こども医療費助成事業の拡充、ひとり親家庭医療費助成事業など ③児童・生徒の学力・体力の向上・キャリア教育の推進 ・ICT活用教育推進事業、泉佐野まなびんぐサポート事業など ①交通ネットワークの整備 ・コミュニティバス無料化事業、観光周遊バス運行実証実験など ②市民が地域防災の担い手となる環境の確保 ・草の根防災訓練、地域の絆づくり登録制度など ③地域づくり ・町会連合会の加入促進活動事業への補助金、三世代同居等支援事 業など 7 7 Izumisano city
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