日清食品グループ CSR活動 「百福士 (ひゃくふくし) プロジェクト」 第16弾

NEWS RELEASE
2016.10.31
日清食品グループ CSR 活動 「百福士 (ひゃくふくし) プロジェクト」 第 16 弾
「めくって届ける。命のシールプロジェクト」 を 2016 年 11 月 16 日(水)から実施
日清食品ホールディングス株式会社 (社長・CEO:安藤 宏基) は、CSR 活動「百福士 (ひゃくふくし)
プロジェクト」の第 16 弾「めくって届ける。命のシールプロジェクト」を、国連が定める「世界
子どもの日」*1 に合わせて 11 月 16 日(水)から 11 月 28 日(月)まで、神奈川県横浜市の「カップヌ
ードルミュージアム」と大阪府池田市の「インスタントラーメン発明記念館」で実施します。
シールをめくって子どもたちに学校給食を届けよう!
日清食品グループは、社会貢献活動に情熱を注いだ創業者・安藤百福 (あんどう ももふく) の志
を継ぎ、50 年間に 100 の社会貢献を行う CSR 活動「百福士プロジェクト」を 2008 年から実施して
います。その第 16 弾となる「めくって届ける。命のシールプロジェクト」は、世界の飢餓問題を
啓発し、飢餓に苦しむ地域の子どもたちを支援することを目的とした活動です。
「カップヌードルミュージアム」と「インスタントラーメン発明記念館」に設置する幅約 5.5m、高
さ約 2.1m の大きなパネルは、3,200 枚ものめくってはがせるシールで構成されており、来館者に寄
付金額 100 円ごとにシールを 1 枚ずつめくってもらいます。最初は「お腹が空いて悲しげな子ども
たち」であったパネルの写真が、シールをめくると徐々に「学校給食を食べる笑顔の子どもたち」
の写真へ変化していくことで、寄付していただいた 100 円が何に使われ、どのような効果をもたら
すのか視覚的にわかるようになっています。
なお、皆さまにご協力いただいた募金は、国連の食糧支援機関である国連 WFP へ寄付し、飢餓に苦
しむ地域の子どもたちの学校給食支援に役立てられます。
■実施概要
(1) 名
(2) 目
称:百福士プロジェクト第 16 弾「めくって届ける。命のシールプロジェクト」
的:飢餓問題の啓発、ならびに飢餓に苦しむ地域の子どもたちへの学校給食支援
(寄付) による社会貢献
(3) 実施場所:[1] インスタントラーメン発明記念館
設置場所:1階 エントランスホール
住
所:大阪府池田市満寿美町 8-25
開館時間:9 時 30 分~16 時 (入館は 15 時 30 分まで)
休 館 日:火曜日
入 館 料:無料
[2] カップヌードルミュージアム (正式名称:安藤百福発明記念館)
設置場所:3 階 チキンラーメンファクトリー受付前
住
所:神奈川県横浜市中区新港 2-3-4
開館時間:10 時~18 時 (入館は 17 時まで)
休 館 日:火曜日
入 館 料:大人 (大学生以上) 500 円、高校生以下は無料
(4) 実施期間:2016 年 11 月 16 日(水)~11 月 28 日(月)
※シールがなくなった場合は、期間中であっても募金活動を終了します。
(パネルは期間終了まで継続して展示します)
(5) 実施内容:①「お腹が空いて悲しげな子どもたち」など飢餓をイメージした写真を 3,200 枚
のめくってはがせるシールで構成したパネル (幅約 5.5m×高さ約 2.1m) を展
示します。
②来館者に寄付を呼びかけ、100 円ごとにシールを 1 枚めくってもらいます。
③シールがめくれていくと、下から学校給食を手にした笑顔の子どもたちの写真
が徐々に現れます。
④めくったシールに「アタリ」が出たら「マイカップヌードルファクトリー無料
チケット」を 1 枚プレゼントします。(使用期限:2017 年 3 月 31 日)
⑤ご協力いただいた募金は国連 WFP へ寄付し、「学校給食プログラム」を通じて
飢餓に苦しむ地域の子どもたちの学校給食支援に役立てられます。また、日清
食品ホールディングスからも募金額と同額を国連 WFP に寄付します。
(6) 寄付予定: 総額 1,280,000 円
金
額 A) 募金分:100 円×3,200 枚×2 カ所=640,000 円
B) 弊社からの寄付分:640,000 円 (A の募金額と同額)
(7) 寄 付 先:国連 WFP
■企画の背景
国連の報告によると、世界では約 8 億人、およそ 9 人に 1 人が飢餓に苦しんでいます。特に深刻
なのは子どもの飢餓で、世界中の子どもの 4 人に 1 人、途上国では 3 人に 1 人が慢性的な栄養不
良に見舞われています*2。また、世界には貧困などを理由に空腹で学校に通う小学生が 6,600 万
人、学校に通えない子どもたちが 5,800 万人います*3。国連 WFP の「学校給食プログラム」では、
30 円で 1 人分の学校給食を提供することができます。このような子どもたちに無償で学校給食
を提供することで、貧困家庭の生活を守るとともに、子どもたちの発育を助け、就学率が向上し
ます。
■「百福士プロジェクト」とは
日清食品グループは、社会貢献活動に情熱を注いだ創業者・安藤百福 (あんどう ももふく) の
志を継ぎ、50 年間に 100 の社会貢献を行う CSR 活動「百福士プロジェクト」を 2008 年から実施
しています。江戸時代、外交使節団の代表を「正使」といい、正使の下で働く人を「副使」と呼
んだ故事にならい、社会貢献活動に情熱を注いだ創業者・安藤百福の志を継ぐ社員を「百福士 (ひ
ゃくふくし)」と名づけました。当プロジェクトは、
「創造」
「食」
「地球」
「健康」
「子供たち」と
いう 5 つのテーマを活動ドメインとしています。
「百福士プロジェクト」の詳しい活動内容については、「百福士プロジェクト」のウェブサイト
(https://www.nissin.com/jp/about/csr/hyakufukushi/) でご確認ください。
■「国連 WFP」について
国連 WFP は、飢餓と貧困をなくすことを使命とする国連唯一の食糧支援機関です。災害や紛争時
の緊急支援、栄養状態の改善、学校給食の提供などを活動の柱に、毎年平均 80 カ国で、女性や
子どもなど 8,000 万人に食糧支援を行っています。(「国連 WFP」とは、国連機関である「WFP 国
連世界食糧計画」と、それを支援する認定 NPO 法人である「国連 WFP 協会」という 2 つの団体の
総称です。)
「国連 WFP」の詳しい活動内容については、
「国連 WFP」のウェブサイト (http://ja.wfp.org/)
でご確認ください。
*1 「世界子どもの日」(Universal Children's Day) とは
国連が定める「世界子どもの日」は 11 月 20 日です。1954 年に、国連が子どもたちの世界的な友愛と相互
理解の日に、また世界の子どもたちの福祉を増進させる活動の日に当てるよう制定しました。
*2 出典:"Prevalence and trends of stunting among pre-school children", Public Health Nutrition,
2012
*3 出典:国連 WFP