日本甲状腺学会 会員各位 ~第 59 回日本甲状腺学会学術集会ニュースレターVol. 13~ Vol. 12,13 は第 1 日目 11 月 3 日 (木) 13 時 40 分開催“専門医教育セミナーⅠ”,第 3 日目 11 月 5 日(土)15 時 30 分開催 “専門医教育セミナーⅡ”を 2 回に分けてのご紹介です。 1)甲状腺におけるヨウ素の薬理学的作用 伊藤病院 学術顧問,長崎大学名誉教授,放射線影響協会理事長:長瀧 重信先生 日本人の甲状腺ヨウ素代謝の特徴: ヨウ素の摂取量が大きく変動しているのに、甲状腺ホルモ ンの分泌は常に一定であることは大きな特徴である。調 節の機序、適応についてお話しする。 Basedow 病の抗甲状腺薬と無機ヨウ素の併用療法: 抗甲状腺薬はヨウ素の摂取からホルモンの生成を抑制 し、無機ヨウ素はホ ルモ ンの分泌を抑制するという Basedow 病の薬物療法の機序の手がかりをお話しする。 【演者略歴】 昭和 31 年:東京大学医学部医学科卒 昭和 36 年:東京大学大学院生物系研究科臨床医学終了 (指導教官冲中重雄教授) ハーバード大学留学 (指導教官 Dr. Sidney H. Ingbar) 昭和 55 年:東京大学講師, 外来医長から長崎大學第一内科学教授,学部長 平成 9 年:同大学定年退官 放射線影響研究所(日米共同)理事長 平成 14 年:同研究所退任 日本アイソトープ協会常務理事 平成 20 年:同協会退任 伊藤病院 学術顧問 現在に至る 平成 23 年:内閣官房 原子力災害専門家 現在に至る 平成 24 年:放射線影響協会理事長 現在に至る 国内名誉会員:内科、内分泌、甲状腺、糖尿病、リウマチ、 臨床免疫、核医学 国外:ATA & ETA Honorary Member, AOTA Honorary President 2)甲状腺癌取扱い規約第 7 版:病理診断における改定の要点 山梨大学 医学部 人体病理学:近藤 哲夫先生 甲状腺癌取扱い規約第 7 版では病理診断において2つの 大きな改定が行われている。1つめは米国で提唱された 甲状腺べセスダシステムに準拠した新たな細胞診の報告 様式が本規約で採用されたこと。もうひとつの改定点は低 分化癌の診断基準の変更である。本セミナーにおいては 規約 7 版における病理診断における改定の要点とその臨 床的な意義について解説を行う。 【演者略歴】 1)山梨医科大学(平成 7 年度) 2)医学博士・山梨医科大学大学院(平成 14 年度) 3)甲状腺発癌の遺伝子異常 4)病理学 第 59 回学会はタブレット端末,スマートフォンでプログ ラム,抄録等の閲覧が出来るようにしております。 プログラムが出来次第御連絡いたします。 第 59 回日本甲状腺学会学術集会事務局 【お問い合わせ先】 第 59 回日本甲状腺学会学術集会運営準 備室 日本コンベンションサービス内 TEL: 03-3508-1214,FAX: 03-3508-1302 E-mail: [email protected]
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