相模原市基準緩和訪問型サービス等の従業者研修の実施に関す る要綱 (趣 旨 ) 第1条 この要綱は、相模原市介護予防・日常生活支援総合事業における基 準緩和訪問型サービス等の事業に係る人員、設備及び運営に関する基準を 定める要綱(以下、「基準要綱」という。)第4条に定める訪問介護員等 及び第39条に定める生活相談員の職に従事する者が修了すべき研修に関 し必要な事項を定めるものとする。 (対 象 者 ) 第2条 研修を実施する者(以下、「研修実施者」という。)は、次に掲げ るものとする。 (1)基準要綱に定める基準緩和訪問型サービス又は基準緩和通所型サービ ス事業の指定を受けている指定事業者 (2)基準要綱に定める基準緩和訪問型サービス又は基準緩和通所型サービ ス事業の指定を受けようとしている事業者 2 前項各号に定める事業者に属する従業者又は当該事業者と同一法人の事 業所に属する従業者のうち、次に掲げる資格のいずれかを有する者が研修 の講師(以下、「研修講師」という。)を務めるものとする。 (1)相模原市指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基 準を定める条例(平成24年相模原市条例第81号。以下、「条例」と いう。)第5条第2項に定めるサービス提供責任者 (2)条例第100条第1項第1号に定める生活相談員 (3)本要綱に定める研修を修了し、かつ、一定の実務経験を有する者 3 研修を受講する者(以下、「研修受講者」という。)は、次に掲げるも のとする。 (1)基準緩和訪問型サービスの訪問介護員等の職に従事する予定の者であ り、条例第5条第1項に定める訪問介護員等に該当しない者 ( 2 )基 準 緩 和 通 所 型 サ ー ビ ス の 生 活 相 談 員 の 職 に 従 事 す る 予 定 の 者 で あ り 、 条例第100条第1項第1号に定める生活相談員に該当しない者 (実 施 方 法 ) 第3条 研修の実施方法は、次に掲げるとおりとする。 1 (1)市長が定める研修の資料を用いて、研修講師が研修受講者に対して研 修を行う。 (2)研修実施者は、前号に掲げる研修のほか、専門的な研修として、基準 緩和訪問型サービスにおいては同行訪問研修を、基準緩和通所型サービ スにおいては通所介護実地研修を行う。 (3)前各号に掲げる研修の内容及び時間については、次の表のとおりとす る。 市長が定める 介護保険制度の理解 研修の資料を 介護予防・日常生活支援総合事業に 用いて行う研 ついて 修 法令遵守について 3時間∼4時間程度 基準緩和サービスの開始に当たって 接遇について 認知症の理解について 人員・設備・運営基準について 介護報酬請求上の注意点について 研修実施者が 【訪問型】同行訪問研修 実施する専門 【通所型】通所介護実地研修 2時間∼3時間程度 的な研修 (研 修 を 修 了 し た こ と の 証 明 ) 第4条 研修実施者は、研修を修了したことを証明する文書(以下、「研修 修了証等」という。)を研修受講者に交付するものとする。 2 研修実施者は、前項に定める研修修了証等を交付した者について、市長 が別に定める受講者名簿を作成するものとする。 (報告) 第5条 研修実施者は、研修を実施した都度、前条第2項に定める受講者名 簿を市長に提出しなければならない。 附 則 この要綱は、平成28年11月1日から施行する。 2
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