「特殊詐欺多発注意報」 特殊詐欺多発注意報」の発令について 発令について 本県では、特殊詐欺の被害が10月末現在で109件となり、前年を大きく上回る中、 10月24日からの10日間で、還付金等詐欺や架空請求詐欺などの特殊詐欺の被害が合 計5件発生しました。 今後も、県内各地において特殊詐欺被害の連続発生が懸念されることから、本日、 「なく そう犯罪」滋賀安全なまちづくり実践県民会議では、滋賀県警察本部長名による「特殊詐 欺多発注意報」を発令しました。 1 被害の状況 ● 平成28年10月末 被害件数 109件 (昨年同期 +26件) 被害額約 約2億410万円 (昨年同期 -約1億6,900万円) ※ 内訳:架空請求詐欺 66件 オレオレ詐欺 22件 還付金等詐欺 15件 融資保証詐欺 2件 異性交際斡旋詐欺 2件 ギャンブル情報提供詐欺 1件 その他 1件 ※ 高齢者被害 認知数 46件(全体の約42%) 被害額 約1億4,670万円(全体の約72%) ※ 電子マネー被害(複合・類似を含まず) 認知件数 31件 被害額 約1,161万円 ● 発令前10日間:10月24日~11月2日 被害件数 5件 被害額約 約221万円 ※ 内訳:架空請求詐欺 3件 還付金等詐欺 2件 ※ 高齢者被害 認知数 2件 被害額 約52万7千円 ● 11月2日現在 被害件数 112件 被害額約 約2億730万円 2 多発注意報の発令期間等 発令期間:平成28年11月2日(水)から11月11日(金)までの10日間 発令地域:県内全域 3 対策 (1) 広報啓発活動の推進 広報誌、機関誌、有線放送、ホームページ等、県、市町、防犯協力団体等の関係機 関・団体等の各広報媒体を活用した広報活動を推進する。 (2) 金融機関への立ち寄り強化(警察の取組) 金融機関に対して現金を出金する高齢者等への声掛けの徹底を依頼する。 (3) 電話撃退装置貸出し事業の積極的運用 特殊詐欺電話撃退装置の貸出し事業を実施中のところ、広報啓発を通じて事業のさ らなる周知を図り、貸出し事業の積極的な運用を図る。 (4) 大型量販店・コンビニエンスストア設置のATM機への警戒強化(警察の取組) 大型量販店やコンビニエンスストアに設置されているATM機において、携帯電話 を使用しながら操作している高齢者等への注意喚起を図るとともに、店舗管理者に対 しても、同所付近において高齢者を発見した場合に、注意喚起や警察への通報等につ いて協力依頼を実施する。
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