糸満市証明書コンビニ交付 システム構築・提供業務調達仕様書

糸満市証明書コンビニ交付システム構築・提供業務調達仕様書
糸満市証明書コンビニ交付
システム構築・提供業務調達仕様書
平成28年10月27日
糸満市市民健康部市民課
糸満市証明書コンビニ交付システム構築・提供業務調達仕様書
目次
1. 件名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
2. システム導入の背景及び目的・・・・・・・・・・・
1
3. 本市の現況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
4. 既存システムの概要・・・・・・・・・・・・・・・
2
5. 調達の範囲・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
6. 履行期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
7. システム化の範囲・・・・・・・・・・・・・・・・
2
8. 作業概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
9. 成果物・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
10. システム要件・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
11. 構築計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9
12. 運用保守・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9
13. その他留意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・
11
糸満市証明書コンビニ交付システム構築・提供業務調達仕様書
1.件名
「糸満市証明書コンビニ交付システム構築・提供業務」
※「糸満市証明書コンビニ交付システム」を以下「本システム」という。
※本システムの構築に係る部分を以下「本構築業務」という。
※本システムのサービス提供に係る部分を以下「本提供業務」という。
2.システム導入の背景及び目的
糸満市では、証明書自動交付機を市庁舎に導入し、市民サービスの向上及び円滑な業
務運営に努めてきた。現在も運用中である証明書自動交付機は、平成30年3月末にサ
ポートが終了する予定であり、今後のあり方が検討課題となっている。また、平成28
年1月より交付が開始された個人番号カードの有効活用も課題となっている。
そこで、総務省及び地方公共団体情報システム機構(以下「J-LIS」という。)が推奨
するコンビニ交付システムを導入することにより、個人番号カードを活用し、証明書の
交付時間及び交付場所の拡大などによる、さらなる市民サービスの向上を図ることを目
的とする。
3.本市の現況
(1)本市人口等(平成28年9月末時点)
①人口
60,621 人
②世帯数
24,936 世帯
③本籍人口
68,525 人
④現在戸籍数 25,572 戸籍
(2)本市証明書発行実績(平成27年度)
①住民票 38,965 件
②住民票記載事項証明書 655 件
③印鑑登録証明書
16,727 件
④戸籍証明書(全部/個人事項証明書) 12,214 件
⑤戸籍附票の写し(全部/一部事項証明書)
⑥所得・課税証明書 17,415 件
1
1,383 件
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4.既存システムの概要
本システムと連携する本市の既存システムは次のとおりである。
住民情報システムの構築、運用業者
株式会社オーシーシー
住民情報システムアプリケーション
COKAS-R/ADⅡ
戸籍システムの構築、運用業者
富士ゼロックスシステムサービス株式会社
戸籍システムアプリケーション
戸籍総合システムブックレス
既存ネットワーク運用、保守業者
株式会社オーシーシー
5.調達の範囲
【本構築業務】
(1)コンビニ交付システム一式の構築(必要なハード、ソフト、ライセンス等すべ
て含む)
(2)既存システムとの連携機能の構築(既存システムの改修含む)
(3)上記2つの作業に伴い発生する作業に係る役務の提供
【本提供業務】
(1)本システム運用に伴う保守管理
6.履行期間
【本構築業務】
契約締結日から平成29年 12月31日までとする。
ただし、本システムを平成 30 年 1 月1日より開始できるようにシステム構築を行う
こと。
【本提供業務】
平成30年 1 月1日から平成 30 年 3 月 31 日までとする。
7.システム化の範囲
本システムについて、システム化しない部分、既存システムを利用する部分、運用・
保守・管理の範囲で対応するものなどを明確にして提案すること。
8.作業概要
本業務の作業範囲は、次の通りとする。具体的な作業範囲は、本市と協議した上で決
定する。なお、記載のない作業であっても、一般に実施される作業は本業務の範囲とし
て提案すること。また不要となる作業等がある場合は、理由を明確にした上で提案する
こと。
2
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【本構築業務作業内容】
(1)プロジェクト管理
・ 本システム構築に向けての協議、打ち合わせを行い、体制、スケジュール、構築
作業概要、課題・進捗管理の方法等を記載した実施計画書を提出すること。
・ 作業実施計画に基づいて本稼働までのプロジェクト管理を実施すること。
(2)システム開発
・ 本仕様書等に示す要件を満たすシステムを構築するにあたり、必要となる要件定
義、設計及びシステム開発を行うこと。
(3)データ連携
・ 本システムと既存システム等とのデータ連携機能について、既存システムのベン
ダー等と調整の上、構築及びテストを行うこと。
・ 連携構築において不具合等が発生した場合、既存システムのベンダーと協力して
障害の切り分けを行い、解決を図ること。
(4)データセットアップ
・ 本システムの稼働に必要なデータをセットアップし、検証作業を行うこと。
・ データの整合性がとれるよう、事前にデータセットアップ計画書を作成すること。
(5)導入及び各種テスト
・ 本システムで必要となるサーバ等のハードウェア設定、ミドルウェア、ソフトウ
ェア等の導入、稼働に必要な各種調整・設定等を行うこと。
・ それぞれシステム稼働に係る必要なテストを行うこと。
(6)支援体制
・ 定期的に調整、報告会議を行うこと。
・ 機能検証、データ検証の支援を行うこと。
・ 地方公共団体情報システム機構(以下「J-LIS」という。
)が定める試験や申請等
の手続き、また戸籍の認容申請手続き等について助言等の支援を行うこと。
(7)研修の実施
・ システムの運用、保守、操作方法等についての研修を行うこと。
(8)その他
・ 本構築業務に必要な作業は提案し、本市の承認を得た上で実施すること。
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【本提供業務作業内容】
(1)システム等監視
・ システム等を監視し、異常の早期発見、予防、原因調査、早期対応、報告等を実
施すること。
(2)システム等運用保守
・ ハードウェア等の保守、点検、更新、バックアップ等を行うこと。
(3)サポート及び障害対応
・ サポート窓口を設置し、システム障害、トラブル、操作方法等に関する問合せに
対応すること。
・ システム等の障害時の体制を定め、一時対応、原因調査、復旧対応、支援、報告
等の障害対応にあたること。
(4)運用支援
・ システムの修正・更新や運用保守体制の変更等により運用保守管理方法等に変更
がある場合は、体制表やマニュアル等のドキュメントを更新し、必要に応じて研
修等を実施すること。
(5)その他
・ 本提供業務に必要な作業は提案し、本市の承認を得た上で実施すること。
9.成果物
本構築業務の成果物は以下のとおりとする。納入図書については正副 1 部と図書の電
子ファイルを提出すること。以下の納入物以外のドキュメント又は異なる内容で納入す
る場合は、本市と受託者間で協議するものとする。
№
納品物
内容
1
設計・仕様書
実施計画書、本システムの仕様・設計に係るドキュメ
ント、プロジェクト管理報告書
2
各種試験計画及び報告書
試験計画書、データセットアップ計画書、各テスト結
等
果報告書等
3
設備管理台帳
全設備の管理台帳(ソフトウェアも含む)
4
マニュアル
運用、保守、管理、操作、障害時対応マニュアル等
5
研修資料
研修計画書、研修テキスト等
6
図面等
システム構成図、機器構成図、データフロー図等
4
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10.システム要件
(1)システム構成
・ 本システムの全体構成イメージを以下に示す。
コンビニ
証明書交付センター
(J-LIS)
受託者提供データセンター等(LGWAN-ASP)
証明発行サーバ等
連携用サーバ等
糸満市
監視クライアント
・プリンタ等
既存住基システム
既存戸籍システム
構築範囲
※本仕様書を参照し、必要な機器等設置すること。また受託者において、仕様を満
たすために必要な機器があれば追加、又は不要な機器があれば除外すること。
※既存システムのコンビニ交付に係る改修等についても本構築業務に含む。
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(2)基本業務機能
①前提条件
・ J-LIS の提供する「広域交付システム要件定義書」
、「広域交付システムインタ
ーフェイス仕様書」
、
「証明書等自動交付システムインターフェイス仕様書」等
のそれぞれ最新版の仕様に準拠すること。
・ クラウド方式(LGWAN-ASP)のコンビニ交付システムとすること。また
LGWAN-ASP の構築が必要であれば提案し、本構築業務の範囲とすること。
J-LIS への申請手続きが必要な場合は支援を行うこと。
・ 法令等に定めがあるものについては、本システムにおいても対応すること。
②使用カード
・ 個人番号カード(JPKI 認証方式)を用いて認証できる仕組みを作ること。
③対象証明書
1
住民票の写し
2
住民票記載事項証明書
3
印鑑登録証明書
4
所得証明書
5
課税証明書
6
戸籍証明書(全部/個人事項証明書)
7
戸籍の附票の写し
※原則として、本市窓口で発行する証明書と同様の事項及び内容を記載した様式
とすること。
※証明書内での出力条件(備考欄、市長から職務代理者への変更など)について
も既存システムと同様の内容とすること。
④サービス提供時間
・ 提供時間 6:30~23:00
※対象証明書 6~7 については別に設定を行う。
・ 休止日時 12 月 29 日~翌年 1 月 3 日
※その他 J-LIS 等の計画停止日など。
⑤文字
・ 既存システムで利用している文字について、外字を含め利用可能なコード体系
を採用すること。コード変換が必要な場合は、本システム内で行うこと。
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・ 外字を含む文字に係るライセンスが必要な場合は、受託者において確保するこ
と。
・ システム稼働後に発生した外字について、容易にメンテナンスができること。
・ 文字制約等によって、本システムで証明書を発行できないことがないようにす
ること。
⑥システム構成機器、ネットワーク機器
・ 本市の人口規模や本仕様書の各要件等を考慮し、操作性、安定性、安全性、可
用性、経済性のよい構成とすること。
・ 既存ネットワーク機器の設定変更が必要となる場合は、既存ネットワーク運用
業者に必要な情報を提供し、協力すること。なお、それに係る設定変更費用も
本構築業務に含む。
・ 証明書データについては、証明発行サーバ等において、互いのデータにアクセ
スできないように独立性を確保していること。
・ 24 時間の運用が可能であること。但しメンテナンス等による稼働停止を除く。
・ データのバックアップ機能を備えること。
・ 本仕様書を参照し、必要な機器等設置すること。また受託者において、仕様を
満たすために必要な機器があれば追加、又は不要な機器があれば除外すること。
(3)データセンター機能
証明書発行サーバ等を設置するデータセンターの要件は下記の全てを満たすものと
する。
・ 所在地が日本国内であること。
・ 地震、水害等の災害時においても、当該データセンター内に設置された機器等
への損害、影響を与えないよう対策が講じられていること。
・ 機器故障等で本システムを止めないよう、機器の冗長化等の対策を講じている
こと。
・ 停電時においても、連続運転を可能とするよう無停電電源装置及び発電設備を
設置していること。
・ 情報セキュリティマネジメントシステムの認証又はそれに準ずる資格認定を受
けていること。
・ 入退室は IC カード等の認証システムにより制限管理し、許可された者のみが入
退可能なこと。
・ 24時間監視できる等の対策が講じられていること。
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(4)既存システムとの連携
本システム構築するに伴い、既存システムの改修等が必要な場合には本構築業務に
含む。ただし、既存システムの改修は合理的かつ必要最小限と認められる範囲内とす
ること。
本システム構築にあたり、既存システムベンダーと協議協力し、円滑円満な方法で
業務を行うこと。
①住民情報システム
・ 証明書データ、発行抑止情報、利用者証明用電子証明書のシリアル番号等を連
携できる仕組みを構築すること。
・ 所得課税情報の年度切替処理等に対応すること。切替処理は、本システムの稼
働を停止することなく、本市職員の負担にならない方法とすること。
②戸籍システム
・ (2)③対象証明書の6~7については、証明発行要求に対して、戸籍システ
ムに PDF 証明書の作成要求を行う仕組み等により証明書を発行できるように
すること。なお、証明書データは証明書発行サーバ等において複製管理をしな
い。
・ 戸籍システムで発行制限されている場合は、本システムにおいても連携して発
行制限ができること。
・ (2)③対象証明書の6~7について、住所地と本籍地が異なる場合でも交付
できるサービスが構築できること。
③共通・その他
・ 既存システム上で入力した異動更新、発行抑止情報等その他コンビニ交付に必
要なデータ内容について、原則即時、または随時(数分程度)に本システムへ
連携すること。
・ 既存システムとのデータ整合性を確認できる仕組みを有すること。
・ 初期データセットアップの際に、データ連携テストを行うこと。
・ 定期的に処理するデータ連携がある場合は、スケジュール管理し、原則自動的
にデータ連携を行うこと。
(5)システム管理機能
・ 本システムの監視、証明書の発行記録等が容易に確認、取得できること。また、
統計機能を有していること。
・ 既存システムとの連携が正常に行われているか随時確認できること。
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・ システムのアプリケーションやソフトウェアバージョンアップ、修正等の際、
検証環境下で十分な検証を行い、適用の際は本市と事前に協議すること。
・ 発行する証明書や証明書の項目が追加された場合において、対応できるように
すること。
11.構築計画
(1)実施計画書等
・ 平成 30 年 1 月本システム稼働に向けての協議、打ち合わせを行い、体制、ス
ケジュール、構築作業概要、課題・進捗管理の方法等を記載した実施計画書を
作成すること。
・ 無理のないスケジュールとし、予期せぬ問題が発生した場合でも対応策を提案
すること。
・ 本市と打ち合わせ、進捗管理、報告等行う為の定例会を原則月1回行うこと。
また必要に応じて会議を開催すること。場所は原則として本市庁舎内にて行う
こととする。
・ データセットアップの際、事前にセットアップスケジュール、体制、セットア
ップ手順、役割分担、セットアップ内容検証手順等を記載したデータセットア
ップ計画書を提出すること。
(2)体制
・ 本システム構築を円滑に実施するための作業体制を作ること。
・ 何か問題が発生した場合において、プロジェクトをサポートできるバックアッ
プ体制を整えること。
・ 体制内の役割分担、責任範囲を明確にすること。
・ 本市が実施するシステム確認試験や申請等の支援について、具体的な提案がで
きること。
(3)プロジェクト管理
・ 進捗管理、品質管理、変更管理、課題管理等のプロジェクト管理を行うこと。
・ 本市、既存システムベンダーとのコミュニケーション計画を立てること。
12.運用保守
(1)サポート体制
・ システム障害、トラブル、操作方法等について、市民又は本市職員からの問い
合わせへの対応体制・方法について提案すること。
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・ 障害発生時において、どこでどのような障害が発生しているか、随時確認でき
ること。また速やかに本市への報告をし、対応の切り分け、調査分析を行い、
可能な限り業務停止時間を短くするよう不具合解消等に努めること。
・ 障害対応にあたっては、既存システム業者との連絡、調整も含めた一体的なサ
ポートを行うこと。
・ 本市との役割分担を明確にし、対応方法については本市職員の負担を軽減する
ものとすること。
・ 障害やシステム運用状況に関する定例報告を原則として月 1 回行うこと。
・ システムが稼働するまでに、システムを管理・運用する上で必要とされる研修
を実施すること。研修に必要な場合は、研修テキストを準備すること。研修の
スケジュールや内容について研修計画書を作成し、事前に提出すること。
・ 操作、運用管理、保守、障害対応マニュアル等をわかりやすい内容で作成し、
提出すること。また改修等によりマニュアルと操作等との乖離が生じた場合は、
その都度更新して提出すること。
(2)セキュリティ管理
・ 個人情報保護法、糸満市個人情報保護条例、糸満市情報セキュリティポリシー
等セキュリティ確保に関する法令、要綱等を遵守すること。
・ システム全体にわたって、情報の盗聴、不正コピー、改ざん、破壊、不正アク
セス等への対策を講じること。
・ サーバや運用管理クライアント等の各機器へのセキュリティ対策ソフトは、受
託者において準備・設定すること。また最新版の定義更新を行うこと。運用管
理クライアントについて、既存のクライアントを利用する場合は、本市の既存
のセキュリティ対策ソフトを利用できる場合があるが、本市のセキュリティ対
策ソフトに変更があった場合でも本システムの運用管理機能等が動作するよう
対応すること。この対応は本構築業務の範囲とする。
・ 災害、情報流出事故等問題が発生した場合に、被害を最小限に抑えることを第
一に、迅速かつ適切な対応が可能となるような対策を講じること。
・ 運用担当者へのセキュリティ研修等を計画すること。
(3)システム保守の対応
・ システムの定期点検、メンテナンスを行うこと。
・ サービス利用期間中はソフトウェア、ハードウェアの保守についても本提供業
務に含む。
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・ 法改正対応等によるシステム改修については、原則として本提供業務の範囲と
して対応すること。ただし、大規模な法改正等に係るシステム改修であり、国
や県等より補助金等の財政支援がある場合などは別途協議とする。
・ OS 等基本ソフトのバージョンアップやセキュリティパッチの適用、バグ修正
に対応すること。
・ IE や OS 等のサポート期限終了に伴い、システム改修が必要になった場合でも
本提供業務の範囲内で対応すること。
・ システム及びデータのバックアップを定期的に行うこと。バックアップはシス
テムの稼働に影響しない方法で行うこと。
・ 運用監視では、異常を予兆段階で早期に発見できるようにすること。
・ 監視ソフト等によりサーバやネットワーク機器の稼働状況、アクセス状況等を
監視すること。また目視による機器の稼働状況確認も行うこと。
(4)運用計画
・ 今後のサービスの提案、長期にわたる継続利用、経費削減案など、先を見据え
た提案すること。
・ 本提供業務の期間は平成 30 年 1 月1日から平成 30 年 3 月 31 日までとなる
が、その後も継続して利用するため、サービス開始より 5 年間の利用経費も試
算し、提案すること。
13.その他留意事項
(1)機密保護・個人情報保護
・ 作業場所は、本市役所、受託者オフィス及び受託者データセンターのみとする。
・ 委託業務の遂行上知り得た秘密を他に漏らしてはならない。この項については、
契約期間の終了、又は解除後も同様とする。
・ 委託業務の遂行のために本市が提供した資料、データ等は委託業務以外の目的
で使用しないこと。
・ 委託業務の実施における個人情報等の取扱いについては、個人情報の保護の重
要性を十分認識し、個人の権利利益を侵害することのないよう必要な措置を講
じること。
・ 委託業務に従事する者に対して個人情報保護の教育訓練を行うこと。
(2)再委託
・ 本調達による業務は原則として再委託を認めない。ただし、やむを得ない事情
がある場合は、事前に再委託範囲及び再委託先を本市に提示し、承認を得るこ
と。
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(3)事故等の報告
・ 受託者が本業務の遂行に支障が生じる恐れがある事故の発生を知った時は、そ
の事故の帰責の如何に関わらず、受託者は直ちにその旨を本市に報告し、速や
かに応急措置し、遅延なく書面により、詳細な報告並びに今後の方針案を提出
すること。
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