改正物流総合効率化法に基づく総合効率化計画の第1号

Yk180122
平成28年10月25日
総 合 政 策局 物 流政 策 課
関 東 運 輸局 交 通政 策 部
改正物流総合効率化法に基づく総合効率化計画の第1号認定について
~経済成長に貢献する物流生産性革命の実現に向けて~
国土交通省は本日、平成 28 年 10 月 17 日付けでヤマト運輸株式会社等から申請のあり
ました総合効率化計画(FujisawaSST 内における共同輸配送)について、改正物流総合効
率化法第4条第4項の規定により認定しました。
国土交通省では、今年度、「流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律」を一部
改正し(以下、「改正物流総合効率化法」)、物流分野における労働力不足や多頻度小口
輸送の進展等を背景とする物流分野における省力化・効率化・環境負荷低減を推進するた
め、2以上の者が連携した幅広い物流効率化の取組を支援しております。
今般、ヤマト運輸株式会社から申請がありました計画は、神奈川県藤沢市の Fujisawa サ
ステイナブル・スマートタウン(以下、「FujisawaSST」)において、「物流の効率化」と
「サービスの向上」を実現するため、FujisawaSST 内の物流拠点に参画事業者の荷物を集
約し、ヤマト運輸株式会社が各世帯へ一括配送するものです。これにより、高密度な集配
が可能となり、宅配効率が向上するとともに、住宅地内を走行するトラックが減少し、CO2
が削減されることから、総合効率化計画として認定しました。
【事業概要】
流通業務を実施する者:ヤマト運輸株式会社
参 画 事 業 者:西濃運輸株式会社、第一貨物株式会社、トナミ運輸株式会社、新潟
運輸株式会社、日通トランスポート株式会社、福山通運株式会社、名
鉄運輸株式会社
事 業 開 始 日:平成 28 年 11 月1日
事 業 内 容:FujisawaSST 内の物流拠点に各社の荷物を集約し、ヤマト運輸が各世
帯へ一括配送。住宅地内を走行するトラックが減少し、安全で快適な
住環境を提供。
【問い合わせ先】
(改正物流総合効率化法について)
国土交通省総合政策局物流政策課 伊東、富田
代 表:03-5253-8111(内線 53-334、25-402) 直 通:03-5253-8799 FAX:03-5253-1559
(総合効率化計画の認定について)
関東運輸局交通政策部環境・物流課 田中、細野
電 話(直通):045-211-7210 FAX:045-201-8807
配布先:神奈川県政記者クラブ、横浜海事記者クラブ、物流専門紙
【事業概要】 Fujisawa SST 内における共同輸配送
○宅配便の一括配送 (神奈川県藤沢市)
ヤマト運輸は参画事業者と共同して、「物流の効率化」と「サービスの向上」を実現するために、「宅配便
の一括配送」を平成28年11月より開始する。
国土交通省は、平成28年10月25日付けで改正物流総合効率化の規定により総合効率化計画として認定。
・住宅地内の物流拠点に各社の荷物を集約し、ヤマト運輸が各世帯へ一括配送。
・ネットで購入した近隣商業施設等の商品をセンターに集約、戸毎に取りまとめ配達。
・一括宅配により、高密度な集配が可能となり、宅配効率が向上。
・住宅地内を走行するトラックが減少し、CO2が削減され、安全な住環境を提供。
■街区・施設マップ
各社車両
各社貨物を集約
ヤマト運輸が
一括配達
地図画像提供:FujisawaSST協議会
計画面積:約19.3ha
住宅(戸建:約600区画、集合住宅:約400戸):約16.3ha
商業施設:約1.1ha/福祉・健康・教育施設:約1.0ha
公益施設:約0.9ha