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(報道資料)
肥満の解消や適正体重の維持にかかわる研究・活動を支援
「公益信託 タニタ健康体重基金」2016年度の助成対象9件を決定
2016年10月28日
株式会社タニタ
健康総合企業の株式会社タニタ(東京都板橋区前野町1-14-2、社長・谷田千里)が
創設した「公益信託 タニタ健康体重基金」の2016年度助成対象者が決定しましたので
お知らせします。本基金は、肥満やこれに起因する生活習慣病をなくすための優れた研究
や活動について助成するもので、生活者の健康増進と福祉の向上を目的に、タニタ創立5
0周年にあたる1994年に創設しました。今年度は、国内外から昨年度を上回る48件
(国内33件、海外15件)の応募があり、学識経験者らからなる運営委員会の厳正な審
査の結果、9件を助成先に決めました。なお、国内の助成対象者への贈呈式は、11月2
4日にタニタ本社で行う予定です。また来年度からは、近年の国内からの応募件数の増加
を鑑み、再度国内にフォーカスして支援を強化することで、日本発の研究・活動のさらな
る活性化に寄与していきたいと考えています。
助成先および助成対象の研究・活動テーマは次の通りです。
【国内】
①研究助成
浅川 明弘(あさかわ あきひろ)氏
鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 社会・行動医学講座 准教授
「加齢における適正体重維持の重要性
-食行動・情動・抗老化ホルモンからのアプロー
チ-」
小林 徳彦(こばやし のりひこ)氏
国立国際医療研究センター研究所 疾患制御研究部 上級研究員
「iPS細胞由来褐色脂肪細胞を用いた肥満抑制薬の開発」
佐々木
群馬大学
努(ささき
つとむ)氏
生体調節研究所
代謝シグナル解析分野
准教授
「NMDA受容体コアゴニストによる食嗜好調節機序の解明」
新谷 隆史(しんたに たかふみ)氏
自然科学研究機構 基礎生物学研究所 准教授
「新規肥満遺伝子の摂食制御における機能解明」
東口 治弘(とうこう はるひろ)氏
東京大学医学部付属病院 特任助教
「糖質制限ダイエットに伴う心血管イベント増加メカニズムの解明
~体重減少効果のあ
る食事がなぜ心臓によくないのか~」
②活動助成
中村 由美子(なかむら ゆみこ)氏
文京学院大学 保健医療技術学部 看護学科 教授
「地方に住む小学生の肥満予防に寄与する健康教育プログラムの開発」
【海外】
研究助成
ヴォイチェッフ・ブロゴヴスキー氏
ジェロナ・グラ大学 准教授(ポーランド)
「肥満および肥満関連癌におけるリポキシンとレゾルビン」
ソンドス・A・ハーフィル氏
シャールジャ大学 講師(アラブ首長国連邦)
「乳酸菌ラクトバチルスが肥満と炎症に及ぼす調節作用」
ミリアム・エリザベス・クレッグ氏
オックスフォード・ブルックス大学 医学博士(英国)
「肥満者において最も食物摂取を減らし、食欲を減退させる機能性脂質は何か?」
報道資料に記載されている情報は発表日現在のものです。このため、時間の経過あるいは後発的なさまざ
まな事象によって、内容が予告なしに変更される可能性があります。あらかじめご了承ください。