参考資料1 第 1 回あま市公共施設等総合管理計画策定委員会における質疑応答集等について 1 主な質疑応答について (質問要旨①) ○ スケジュールによると、次回の策定委員会は内容が多くなる見込みであるため、 資料をできるだけ早く配布いただき、事前に確認する時間を確保したい。 (回答要旨①) ○ 8/5 の経営戦略本部会議の内容を踏まえた上で、早めに配布したい。 (質問要旨②) ○ 資料 2 の試算については、使用料などの料金収入を含めて考えたものか。今後 は、収益を増やす工夫をする必要があるのではないか。 (回答要旨②) ○ 現状の試算は、料金収入のことは踏まえていない。また、文化会館を始めとし て、料金収入を見込める施設については、指定管理制度を活用するなどの取組を 行っている。 (質問要旨③) ○ 高齢者が多い地域もあり、収益などの状況だけで、統廃合について決めてしま うことは、困るという意見が議会の中でも出ている。地域の声を聞きながら検討 していく必要がある。 (回答要旨③) ○ 本日の資料では財政面からだけで示しているが、単に財政状況だけで決めては いけないことは認識している。ただ、一方で、市が将来にわたって公共サービス を継続していくためには、財政運営を考慮する必要がある。 ○ 財力があれば、さまざまなサービスを提供できるが、どちらかと言えば財力は 乏しいため、難しいことではあるが、どこかで線を引き、施設の統廃合も考える などバランスをとる必要がある。 (質問要旨④) ○ 施設については人口分布を考慮すれば、おのずと見えてくる部分もあるのでは ないか。また、例えば、福祉センターなどでも住民票が発行できるようにするこ とはできないのか。 (回答要旨④) ○ 実際、市民来庁者の多くが証明関係の用件であり、先進的な事例として、証明 書等の交付を施設やコンビニエンスストアなどで行っている自治体もある。本市 においてもどのような形が便利で効率的か検討していく必要がある。 1 (質問要旨⑤) ○ 施設を縮減することも重要であるが、もっと多くの人に使ってもらい使用料を 得ることも考えるべき。現状では使用にさまざまな制限があるため、もっと有効 活用するべきである。 (回答要旨⑤) ○ 官公庁であるため、利益というところまでは考えられないのが実情である。 今年 4 月に使用料については見直しを行ったが、例えば体育施設では、コスト を考慮するとそれまでの数倍の使用料とすることが考えられたが、1.5 倍に抑えた 経緯がある。 (質問要旨⑥) ○ 資料 2 について、上水道施設は企業会計とあるが、簡易水道については特別会 計であり、修正をお願いしたい。また、市民に対して会計の違いを示しても意味 がないのではないか。 ○ パブリックコメント以外で市民の意見を聞くことを考えているか。 ○ 施設の縮減だけではなく、逆に新しいものを整備して人を呼び込むという考え 方はないか。 (回答要旨⑥) ○ 会計の種別は市民にとって、あまり関係のないことであるため、表現は今後あ らためる。 ○ 総合管理計画において市民意見の取り込みについて、パブリックコメント以外 は考えていない。来年度以降、個別施設計画を立てる際には、市民アンケートの 実施を考えている。 ○ 本市の財政状況を鑑みると新規に新しい施設を整備することは難しいと考える。 ただし、耐用年数を迎えた施設の更新に合わせて機能を見直すことなどは考えら れる。 (質問要旨⑦) ○ 公共施設の空きスペースを民間企業に貸し出すなど提携して、有効活用するこ とは可能か。 (回答要旨⑦) ○ 特定の法律のもとに整備された施設以外では可能である。 (質問要旨⑧) ○ 資料 2 の試算の 9.4 億円の差額に、料金収入はどう関わってくるのか。また、 4番目に施設類型ごとの方針とあるが、複合化を考える上では、類型を跨いだ検 討も必要となる。 総合管理計画では、全体の大枠である方針を定め、個々の施設の検討については 次年度に行うということでよいか。 (回答要旨⑧) ○ 個々の施設を対象にした計画は来年度に検討予定である。 2 (質問要旨⑨) ○ 公共施設等総合管理計画の位置付けや内容を分かりやすくするため、来年の計 画も含めた 2 ヶ年のスケジュールを作成し、委員に配布してはどうか。 (回答要旨⑨) ○ スケジュールを示したものを、委員に配布します。 2 その他(主な意見等) ○ 甚目寺駅にある市営の無料駐車場などは、民業を圧迫しない形で有料化し、料 金収入を得るための検討が必要ではないか。 ○ 施設を「使わせてやっている」というイメージがある。 「どうぞ使ってください」 というスタンスに変わることが重要。 ○ 施設の縮減に対しては、財政の話がつきものであるので、財政の状況も示した 上で議論する必要がある。他の自治体では、福祉に力を入れるなど、特色ある自 治体運営を行っているところもあるが、本市では都市計画税を徴収していないこ ともあり、財源が制約されていることから、歳入を増やすことが課題となってい る。 また、本市は、市民病院を運営していることから、これを社会保障サービスの 一部として捉えることもできる。 いずれにしても、今後は、施設の耐用年数を次々に迎えるため、総合管理計画 の作成も含め、この 2 年間で施設の統合・複合を含めた検討を行う必要がある。 3
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