「大分都市広域圏観光パンフレット」作成業務委託 仕様書 1 業務の名称 「大分都市広域圏観光パンフレット」作成委託業務(以下、「本業務」という。) 2 目的 本市は、国が提唱する「連携中枢都市圏構想」に基づき、大分市、別府市、臼杵市、 津久見市、竹田市、豊後大野市、由布市、日出町の7市1町を、「大分都市広域圏」と して定め、大分市を圏域の中心市として各市町の一体的かつ持続的な発展を図る「大分 都市広域圏ビジョン」を策定した。 これに基づき、新たな回遊型観光の振興として利用者が7市1町を周遊したくなるよ うな観光パンフレットを作成し、国内外からの観光客に、大分市のみでなく都市広域圏 として7市1町の観光資源を PR することで、圏域全体の観光振興を図る。 3 業務委託期間 契約締結の日から平成29年3月31日までとする。 4 委託業務内容 (1) 業務内容 ア 大分都市広域圏観光パンフレット(日本語版及び外国語版)の作成 (企画立案・取材・撮影・イラストレーションの作成・デザイン・原稿データ 作成・レイアウト・翻訳・編集・校正・印刷・製本・納品・工程管理等) ※受託者が業務を遂行する上で必要な資料等は、受託者において入手するほか、 各市町より随時貸与する。なお、貸与した資料等の複製・複写の可否、返却等に ついては、各市町の指示に従うこと。 イ その他、受託者からの提案及び大分市・受託者の協議のうえ定める業務。 (2) 成果物 ア パンフレット 1 日本語版 10,000 部以上 2 韓国語版 2,000 部以上 3 中国語(簡体)版 5,000 部以上 4 中国語(繁体)版 1,000 部以上 5 英語版 2,000 部以上 ※外国語版については、それぞれの合計部数を満たすものであれば、併記版でも可とす る。 イ 電子データ 1 版下データ Adobe Illustlator 又はこれに準じたソフトウェアに対応するものとする。 再編集可能なデータ 2 アウトライン化済みのデータ ウ PDF ファイル (3) 納品 ア 納期 平成29年3月31日 ※ただし、中国語(簡体)版については3月16日を納期とする。 イ 納品場所 大分市役所観光課 1 5 仕様 (1)規格 フルカラー、A5,B5 程度 24ページ以上 (2)ページ数 企画提案をもとに、大分市・受託者協議の上で決定することとする。 なお、外国語版のページ数は日本語版と同一でなくても可とする。 (3)紙質 観光パンフレットとして適切な紙質とし、企画提案をもとに、大分 市・受託者協議の上で決定することとする。 (4)校正 校正 3 回以上 色校正1回以上 ※携帯性に優れ、かつ使いやすい仕様とすること。また、一般的なパンフレットラ ック等に設置した際の利便性も考慮すること。 6 構成・掲載項目等 (1)デザイン 年齢・性別によらない幅広い層の誰もが手に取りたくなるような表紙、明るく読 みやすい本文、見やすい紙面構成で、イラストや写真を多用し、大分都市広域圏各 都市を魅力的に PR する内容であること。 (2)要旨 パンフレットの役割は、日本人、外国人双方に対して、大分都市広域圏の観光資 源の魅力を発信するとともに、国内外からの大分都市広域圏への観光客が、7市1 町の観光スポットを気軽に周遊できるよう、利便性が高くわかりやすい内容のもの とすること。 (3)掲載内容 掲載項目は仕様書別紙「大分都市広域圏観光パンフレット掲載項目一覧表」の項 目を中心に構成する。(大分市以外の市町の上記資料については、契約締結後に提 供する) その他、創意工夫のあるユニークで効果的な内容。 (4)交通アクセスマップ等 ア 大分都市広域圏の交通アクセスマップを作成すること。 イ 公衆無線 LAN(無料 Wi-Fi)の設置場所情報を表示している Web ページの URL 等を記載すること。 ウ 主要都市からのアクセス方法について、飛行機・電車・高速バス・自動車等 の交通手段別に記載すること。 エ 外国語版については、主要国際空港からのアクセス方法等の交通手段も記載 すること。 (5)外国語版について ア 必要に応じて、外貨両替所、ATM、大型コインロッカー、大型スーパーや ドラッグストアなど外国人観光客に有益な情報を盛り込むこと。 イ 該当言語を使用する外国人にとって PR 効果の高いものとなるよう、必要に 応じてレイアウトや色合いなどを調整し、成果品の効果を高めること。 7 その他 (1)受注者は、大分市個人情報保護条例を遵守し、業務上知り得た個人情報等の秘 密を他人に漏らしてはならない。また、業務終了後も同様とする。 (2)受注者は、本仕様書の解釈に疑義が生じた事項や本仕様書に明記されていない 事項については、事前に発注者と協議の上実施するものとする。 2 (3)契約の履行期間中において、全部若しくは一部の業務契約解除、またはその他 契約終了事由の如何を問わず、受注者による担任業務が終了する場合は、次期事業 者が継続して業務を遂行できるよう誠意を持って引き継ぎを行うこと。また、その 際に必要なデータは、無償で提供すること。 (4)成果品の所有権、著作権、利用権は本市に帰属するものとする。また、成果品 の一部に第三者が権利を有する著作物を使用した場合は、所有権、著作権、利用権 に関して必要な手続きを行い、使用料の負担及び責任は受託者において負うものと する。 (5)本仕様書に記載のない項目であっても社会一般的に通常業務として実施される 業務項目は、本業務の範囲とする。受注者は、業務項目などにおいて疑義が生じた 場合、速やかに発注者と協議するものとする。 (6)業務完了後に、受託者の責任に帰すべき理由による成果品の不良個所があった 場合は、受託者は速やかに必要な訂正、補足等の措置を行うものとし、これに対す る経費は受託者の負担とする。 (7)受託者が、受託者が行う業務を一括して第三者に委託し又は請け負わせること は禁止とする。ただし、業務を効率的に行ううえで必要と認めるときは、市と協議 のうえ、その一部を委託することが出来る。 3
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