提案説明書(PDF:1162KB)

外国語コミュニケーション講座運営等業務提案説明書
1
業務名
外国語コミュニケーション講座運営等業務
2
業務の目的
観光サービスの現場で従事している事業者の外国人観光客との外国語によるコミュニ
ケーションに対する苦手意識を軽減し、もって、おもてなしレベルの向上に資すること。
3
定義
コース 本事業により習得を目指す各言語をいう。
講座 外国語によるコミュニケーション等のポイントを教示する1回又は2∼3回
程度のコマ数で構成するカリキュラムをいう。
コマ 講座を構成する概ね 60∼90 分を単位とした授業をいう。
主催者 本事業の個別編において、講座を企画し実施する者をいう。
4
事業の概要
コースの構成と講座の種別等
本事業は、英語、中国語の2コースをもって構成する。
各コースは、主催者ごとに受講者の業務の現場に応じた内容を教示する個別編と、
汎用性の高い内容で幅広い事業者が受講する一般編に分けて実施する。どちらの編も、
本事業の目的を達成できるよう、講座の実施途中であっても受講者の意見や業種ごと
のニーズを適宜取り入れ、実践的な内容にするとともに、必要に応じ、訪日観光客の
実情や諸外国の文化・宗教上の特徴などを学ぶ時間を織り交ぜる。
ア
一般編
①
コマ割り
原則として、各コース1コマ程度で実施する。
②
授業時間
1コマあたり 60∼90 分程度を目安とする。
③
受講者数
1コースあたり 30∼40 名程度を目安とする。
④
実施回数
各コース1講座を開催することを目安とする。
イ
個別編
①
コマ割り
原則として、講座は3コマ程度で構成するものとするが、主催者の要請や受講
者のニーズ、募集状況に応じて柔軟に実施する。なお、各講座のうち 1 コマ以上
は外国人講師が担当又は参加するものとする。
②
授業時間
1コマあたり 60∼90 分程度を目安とする。
③
受講者数
1コースあたり 20∼25 名程度とする。
④
実施回数
両コース併せて 10 講座を開催することを目安とする。
受講者
受講対象は、観光業の中で、外国語による応対を求められることが多い小売、飲食、
宿泊、交通をはじめとした現場で就業している者を想定する。
実施時期
すべての講座を平成 28 年 12 月から平成 29 年 3 月中旬までの間で実施する。
会場
札幌市内で講座実施に十分な広さのある教室とする。一般編の実施場所は、地下鉄
札幌駅・大通駅・すすきの駅・中島公園駅・バスセンター前駅・西 11 丁目駅を最寄り
とするエリアに限る。
5
契約概要
契約方法
公募型企画競争により選定された委託候補業者との随意契約
公開日
平成 28 年 10 月 27 日
履行期間
契約締結日から平成 29 年3月 31 日まで
6
予算規模
本業務の上限は 8,000 千円(消費税及び地方消費税を含む)とする。
7
業務の内容
本事業を実施するため、一般編においては委託者と、個別編においては委託者及び主
催者と協議・調整の上、以下の業務を行う。
講座企画業務
各講座の企画、日程及び会場の調整、講師の手配、教材の作成を行う。
講座運営業務
必要な機材の手配、講座の準備及び実施、受講者の管理を行うとともに、全講座実
施後は報告書の作成を行う。
受講者アンケートの実施及び実施報告書の作成
講座の受講者に対しアンケートを実施し集計する。アンケートは各講座の最終日に
行い、アンケート項目については事前に委託者と協議するものとする。
8
提案を求める内容等
次に掲げる事項について具体的な内容を盛り込んだ企画提案書を作成すること。
講座実施関係
ア
一般編の講座案
幅広い業種の方にとって役立つ汎用性の高い授業内容、実施期日及び実施場所の
候補を提案すること。
イ 個別編の講座数
4 イを参考に、実施可能と見込まれる個別編の講座回数を示すこと。
ウ
個別編で習得するポイント
主催者が講座を企画するにあたり参考となる講座骨子を提案すること。
エ
習得を高める工夫
一般編又は個別編において、講師と受講者の双方向性を高め、外国語コミュニケ
ーションの実践的なポイントを効果的に習得させるための工夫を提案すること。
オ
講師、アシスタント
講師及びアシスタントの提案と選考した理由、講師としての実績を示すこと。
カ
一般編の受講者募集
一般編の受講者募集にあたり、周知方法、問い合わせ・申込の対応体制について
提案すること。
キ
個別編の主催者の確保
個別編の主催者の確保にあたり、委託者が指定する事業者その他の者のほか、ど
のような企業、団体に対し呼掛けを行うか提案を示すこと。
効果測定
ア
指標及び目標
本事業実施の有効性を測る指標を設定し、目標を示すこと。
イ
受講者アンケートの内容
上記の指標を測定するためにアンケートに盛り込む項目とアンケートの回収率を
上げるための工夫を提案すること。
実施体制及び実施スケジュール
ア
実施体制
提案事業者の会社概要、事業の責任者及び運営スタッフ(ただし、ともに氏名を
明示する必要はない。
)
、類似業務の実績を示すこと。
イ
業務スケジュール
事業経費
業務実施の必要経費及び収益見込額の総額と内訳を明らかにした見積を示すこと。
なお、個別編における講師派遣料はその1割を受講者の所属する企業・団体の負担
とし、委託者への入札や請求等の際は講師派遣に係る経費の1割を除外すること。
9
参加資格要件
参加者は、次の要件を全て満たすこと。
法人格を有する企業、団体等であること。
札幌市内に本店または支店等を有していること。
契約を締結する能力を有すること。
破産者で復権を得ない者でないこと。
市との契約等において、地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4
第 2 項各号のいずれかに該当すると認められる者でなく、かつその者を代理人、支配
人、その他の使用人として使用する者でないこと。
企画提案書の提出期限において、札幌市競争入札参加停止等措置要領(平成 14 年 4
月 26 日付け財政局理事決裁)の規定に基づく参加停止の措置を受けていないこと。
会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)に基づく更生手続き開始の申立て又は民事
再生法(平成 11 年法律第 225 号)に基づく再生手続き開始の申立てがなされている
者でないこと。ただし、更生計画認可決定又は再生計画認可決定がなされている場合
は、この限りではない。
市区町村税、消費税・地方消費税を滞納している者でないこと。
暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第 77 号)第2条
第2号に規定する暴力団又は札幌市暴力団の排除の推進に関する条例(平成 25 年条例
第6号)第7条第1項に規定する暴力団関係事業者でないこと。
10 参加手続きに関する事項
日程
ア 企画提案の公募開始
平成 28 年 10 月 27 日(木)
イ 質問書の提出期限
平成 28 年 11 月 8 日(火)※1
ウ 質問書に対する回答
平成 28 年 11 月 11 日(金)【予定】
エ
企画提案書等提出期限
平成 28 年 11 月 17 日(木)※1
オ
参加資格の確認及び一次審査(書類審査)平成 28 年 11 月 18 日(金)
【予定】※2
カ
二次審査(ヒアリング)
平成 28 年 11 月 25 日(金)
【予定】
※1 提出期限については、それぞれ期限日の 17 時必着とする。
※2 書類選考は提案者の数により実施しない場合がある。
提出書類
下記の提出書類ア∼キについて、
企画提案書等提出期限
(平成 28 年 11 月 17 日(木)
17 時)までに担当課へ郵送又は持参により提出すること。なお、提出された書類等は
返却しない。提出部数はア∼オについては各1部、カ∼キについては各 10 部及びPD
F形式の電子媒体(CD又はDVD)1部を提出すること。
ア
申込書(様式1)
イ
法人登記履歴事項全部証明書(発行後3か月以内の原本に限る)
ウ
定款(複写可)
エ
参加資格に係る申出書(様式2)
オ
納税を証明する書類等
・市区町村税の納税証明書
本提案説明書の配布開始日以降に発行された、課税されている全ての項目について
未納がない旨の証明書(契約の権限を委任しない場合は本店、委任する場合は受任者
となる支店等の所在地の市区町村が発行する納税証明書。所在地が札幌市の場合は、
札幌市が発行する「納税証明書(指名願)」とする。)
・消費税及び地方消費税の納税証明書
本提案説明書の配布開始日以降に発行された、未納がない旨の証明書(その3の3)
(本店所在地を所管する税務署が発行する納税証明書)
カ
企画提案書(様式なし。ただし、A4 サイズとすること)
キ
参考見積(様式なし。ただし、A4 サイズとすること)
その他留意事項
ア 申込書類の作成・提出に係る費用は申込者の負担とする。
イ 申込書類に虚偽があった場合は失格とする。
ウ 提出のあった申込書類は返却しない。
エ 同一の申込者からの複数の企画提案書の提出は認めない。
オ 審査の公正を期すため、企画提案書には、会社名、住所、ロゴマークなど、企画
競争参加者を特定できる表示を付さないこと。
質問の受付及び回答
企画提案を行うにあたり質問がある場合は、質問受付期間内に、所定の書面(様式3)
に質問の要旨を簡潔に記入し、電子メールで送信するものとする。
ア
質問受付期限
平成 28 年 11 月 8 日(火)17 時まで
イ
質問に対する回答
担当課は、質問を受けた場合は質問者に対し平成 28 年 11 月 11 日(金)までに回
答するとともに、企画提案を募集するうえで広く周知すべきと判断されるものにつ
いては、質問の内容を札幌市ホームページで公表する。
ウ
送付先電子メールアドレス
[email protected]
※メールのタイトルは「
(団体名)外国語コミュニケーション講座運営等業務質問
書」とすること。
11 選定方法
本市の関係部局の職員等からなる「外国語コミュニケーション講座運営等業務企画競
争実施委員会」の審査において、別添「評価項目及び評価基準表」により総合的に審査
し、最も優れた企画提案者(入選者)を選定する。
参加資格の確認及び一次審査
ア 参加資格については、
「9 参加資格要件」に基づき確認を行う。
イ 一次審査においては、提出書類に基づき評価を行う。
ウ 参加資格の確認結果及び一次審査の結果は、確定後速やかに企画提案者全員に通
知する。
エ 一次審査の通過者は3者程度とする。なお、企画提案者が少数の場合は、実施委
員会委員長の決定により、一次審査を省略する場合がある。
二次審査
ア 一次審査を通過した企画提案者に対し、ヒアリングを実施する。
イ 出席者は総括責任者を含む最大 3 名までとする。
ウ ヒアリングは1企画提案者あたり約 30 分(提案説明 15 分、質疑応答 15 分)を想
定し、個別に行う。
エ 二次審査においては、提出書類及びヒアリングに基づき評価を行う。
オ 企画提案者が1者の場合、二次審査において実施委員会が定める最低評価基準点
(総合得点の 6 割)を超えていれば入選者として選定する。
カ 実施委員会による採点が同点の場合、審査項目における「講座実施関係」の評価
点の合計が高い者を入選者として選定する。なお、
「講座実施関係」の合計も同点の
場合はその企画提案者を対象としたくじ引きにより入選者を選定する。
委託相手方の選定及び契約について
本業務の委託については、原則として入選者を委託候補業者とする。実際の業務内
容は、企画書に基づき、担当課と被選考者による協議により決定する。企画書の内容
すなわち実際の業務内容ではないことに留意すること。また、入選者が「9 参加資
格要件」のいずれかに該当しないこととなった場合、契約を締結しないことがある。
入選者との交渉が不調に終わった場合、実施委員会において次点とされた者と交渉す
る場合がある。
選定結果の通知方法、結果に対する質問方法等
選定の結果は、11 月下旬に企画提案者全員に対して文書により通知する。選定の結
果に対する質問については、原則として文書にて提出すること。
12 参加資格の喪失
企画提案者が参加資格を有することを確認したときから審査が確定するまで(契約候
補者にあっては契約を締結するまで)の間に、次のいずれかに該当したときは、提出され
た企画提案に関する評価は行わず、又は、契約候補者としての選定を取り消すこととな
る。
参加資格を満たしていないことが判明し、又は、満たさないこととなったとき
提案書類に重大な不備や虚偽の記載をしたことが判明したとき
不正な利益を図る目的で評価委員会の委員等と接触し、又は、利害関係を有するこ
ととなったとき
13 失格事項
以下のいずれかに該当したものは失格とする。
提出書類の提出期間、提出場所、提出方法、記載方法等が、本提案説明書及び各様
式にて定めた内容に適合しなかった者
審査の公平性を害する行為をおこなった者
その他、本提案説明書等に定める手続き、方法等を順守しない者
14 参加資格等についての申立て
本企画競争において参加資格を満たさない又は満たさないこととなった等の通知を受
けた日の翌日から起算して 10 日(札幌市の休日を定める条例で規定する休日を除く。
)
以内にその理由等について書面により求めることができる。
15 評価についての申立て
企画提案者は自らの評価に疑義があるときは、選定結果に係る通知を受けた日の翌日
から起算して3日(札幌市の休日を定める条例で規定する休日を除く。
)以内に、自らの
評価について書面により疑義の申し立てを行うことができる。
16 企画提案の著作権等に関する事項
企画提案の著作権は各提案者に帰属する。
本市が本業務の実施に必要と認めるときは、企画案を本市が利用(必要な改変を含
む)することを許諾するものとする。この場合は、あらかじめ提案者に通知するもの
とする。
企画提案者は、
本市に対し、
提案者が企画提案を創作したこと及び第三者の著作権、
著作人格権及びその他特許権、商標権を含むいかなる知的財産権を侵害するものでは
ないことを保証するものとする。
企画提案の利用について、第三者から権利侵害の訴えその他の紛争が生じた時は、
企画提案者は、自己の費用及び責任においてこれを解決するものとし、かつ、本市に
何らかの損害を与えたときは、その損害を賠償するものとする。
17 その他留意事項
企画提案に係る一切の経費については提案者の負担とする。
提出期限後の提出、差替え、変更、再提出及び追加を認めない。
委託者又は委託者の関係者から提供を受けた資料等は、本業務にのみ使用するもの
とし、委託者の了解なく公表、使用することができない。但し、第三者に提供する場
合であらかじめ委託者の承諾を得たものについては、この限りではない。
委託者及び委託者から許可を得た者は、作成した教材を使用することができること
とする。受託者は、納品した成果品に係る受託者が有する著作権法(昭和 45 年法律第
48 号)第 21 条から第 28 条までに規定する著作権について、委託者の不利益とならな
い限り、最大限認めること。
その他、本業務履行にあたり疑義が生じた場合は、委託者及び受託者双方の協議の
うえ進めること。
18 問合せ先
担
当 札幌市経済観光局観光・MICE 推進部観光・MICE 推進課 沖田、塩澤
住
所 〒060-8611 札幌市中央区北 1 条西 2 丁目 札幌市役所本庁舎 15 階南側
電
話 011-211-2376
FAX 011-218-5129
メール [email protected]
別添
「評価項目及び評価基準表」
参加者が 1 者となった場合でも、別に定める最低基準点を超えた場合に限り優先交渉団体とする。
評価項目
評価内容
(提案説明書の該当箇所)
配点
事業目的等を的確に理解し、講座案、講座数等について具体
15
的かつ適切な提案となっているか
外国語コミュニケーションの実践的なポイントについて習
1 講座実施関係
得を高める工夫がなされ、かつ、その工夫が効果的か
一般編の受講者募集や個別編の主催者確保の働きかけ方に
15
60
15
ついて具体的に示され、実効性があるか
2 効果測定
講師及びアシスタントの確保方法や選定理由は妥当か
15
効果測定に係る目標の設定が適切であるか
5
受講後のアンケート等で、受講者の到達度を適切に測定でき
15
10
る仕組みとなっているか
講師及び運営スタッフの体制と役割は適切であるか
3 実施体制及びスケジュール
過去に同様の業務・事業に取り組んだ実績があり、今回の業
務を実施する上で実績が十分であるか
5
15
業務スケジュールは適切であるか
4 事業経費
5
5
提案の内容に対して積算額が妥当であるか
10
合計(委員一人あたり)
100
10