平成28年度 宇部市バイオガス発電モデルプラント整備事業費補助金

平成28年度
宇部市バイオガス発電モデルプラント整備事業費補助金
公募要領
第1
1
補助金の概要
目
的
本市では、「宇部市まち・ひと・しごと創生総合戦略」(平成 27 年 10 月)において、地域エ
ネルギービジネスモデルを創出し、環境エネルギー産業の育成・振興を図ることとしている。
本補助金では、将来的な本格的施設の整備を視野に入れ、民間事業者による生ごみを原料とした
バイオガス発電モデルプラントの整備・運営に要する経費の一部を支援することにより、本市にお
ける廃棄物処理経費と焼却場における二酸化炭素排出量を削減するとともに、食品リサイクルルー
プの構築と循環型社会の形成に寄与することを目的とする。
2
補助対象事業
生ごみを原料とし、メタン発酵槽(中温・湿式)、ガスホルダー、発電機等で構成し、メタンガ
スによる発電を行うとともに、発酵残渣として液肥を生成する小規模なプラント(処理能力:1t
/日程度)を整備・運営する事業であり、次に掲げる施設の整備であること。
(1)廃棄物の減量化又はリサイクルの効果が高いこと。
(2)宇部市内への新たな施設の整備であること。
(3)本格的施設整備に向けて必要となる各種データを取得分析し、市に提供すること。
(4)施設稼働に伴い発生する環境負荷の低減のための十分な配慮がなされていること。
3
補助対象事業者
事業者1者
4
補 助
率
補助対象経費の1/2、上限750万円
5
施設整備期間
交付決定後~平成29年3月31日
6
補助対象経費等
施設整備に係る経費(本工事費、付帯工事費、調査・調整費、機械器具費など)
平成 28 年度中の試運転等に係る経費(人件費、光熱水費、消耗品費など)
7
他の補助制度との関係
国、県等の補助制度との併用を認めますが、各種補助金交付額の合計と本補助金交付額の総計が
補助対象経費額を上回る場合、本補助金交付額を減額調整する場合があります。
補助対象経費額
本補助金交付額
=補助対象経費の1/2
上限750万円
各種補助金交付額の合計
本補助金交付額
減額調整の場合がある部分
第2
交付対象者の要件
交付対象者は、次に掲げる要件を全て満たさなければなりません。
(1)宇部市内で交付対象施設を整備する者であること。
(2)宇部市内に事業所を所在する者。共同企業体の場合は、宇部市内に事業所を所在する者
を構成員とすること。
(3)当該施設の整備後、直ちに施設を稼働させ、運営管理できる者であること。
(4)地方自治法施行令(昭和22年政令第16条)第167条の4第1項又は第2項の規定
により、本市における一般競争入札等の参加を制限されていないこと。
(5)法人税、地方税その他租税公課を滞納していないこと。
(6)会社更生法及び民事再生法等による手続きをしていないこと。
(7)暴力団員による不当な行為等の防止等に関する法律に掲げる暴力団及びそれらの利益と
なる活動を行う者でないこと。
第3
1
2
補助金の応募の手続き等
スケジュール
(1)募集開始
平成28年 10 月 28 日(金)から
(2)質問の受付
平成28年 11 月 11 日(金)まで
(3)参加意向書の受付
平成28年 11 月 11 日(金)まで
(4)応募書類の受付
平成28年 11 月 25 日(金)まで
(5)ヒアリング審査
平成28年 12 月初旬を予定
(6)採択・不採択通知
平成28年 12 月初旬を予定
(7)交付申請
平成28年 12 月中旬を予定
(8)交付決定
平成28年 12 月中旬を予定
応募者の手続き
(1)公募要領の配布
・配布時期 : 平成28年 10 月 28 日(金)から
・配布場所 : 宇部市
市民環境部
地域エネルギー推進室
・配布時間 : 午前8時30分から午後5時15分まで
(ただし、土曜日、日曜日及び祝日は除きます。)
宇部市ホームページからもダウンロードできます。
(2)質問の受付
公募要領や事業内容に関する質問を以下のとおり受け付けます。電子メールにより提出して
ください。
・受付期間 : 平成28年 10 月 28 日(金)から平成28年 11 月 11 日(金)
・提出書類 : 質問書(様式5)
・提 出 先 : 宇部市
市民環境部
地域エネルギー推進室
E-mail:[email protected]
・回答期日 : 平成28年 11 月18 日(金)頃を予定
受付けた質問に対する回答は、宇部市ホームページ上で公表します。
ただし、簡易な質問等は、ホームページには回答を掲載せず、電話等により
個別に回答します。
(3)参加意向書の受付
応募希望者は、以下のとおり参加意向書を郵送又は直接お持ちいただき提出してください。
・受付期間 : 平成28年 10 月 28 日(金)から平成28年 11 月 11 日(金)(必着)
・提出書類 : 参加意向書(様式6)
・提 出 先 :
宇部市 市民環境部 地域エネルギー推進室
・受付時間 : お持ちいただく場合は、午前8時30分から午後5時15分まで
(ただし、土曜日、日曜日及び祝日は除きます。)
(4)応募書類の受付
応募書類を以下のとおり受け付けます。書留郵便又は直接お持ちいただき提出してください。
応募書類内容については、「3 応募書類」を御覧ください。
・受付期間 : 平成28年 10 月 28 日(金)から平成28年 11 月 25 日(金)まで
(必着)
・提 出 先 :
宇部市 市民環境部 地域エネルギー推進室
お持ちいただく場合は、午前8時30分から午後5時15分まで
(ただし、土曜日、日曜日及び祝日は除きます。)
(5)ヒアリング審査
・審 査 日 :
平成28年 12月初旬を予定
・審査場所 : 市施設の会議室等を予定
※審査日時、場所等は、応募者に別途通知します。
・審査方法 : 書類審査を行うとともに、応募者のプレゼンテーションを受けてヒアリング
審査を行います。
(6)採択・不採択の決定及び公表
・結果公表 : 平成28年 12月初旬を予定
採択・不採択の結果を全ての応募者に郵送で通知し、採択事業者を宇部市ホ
ームページで公表します。
(7)交付申請等の手続き
採択事業者に手続き詳細について通知します。
3
応募書類
(1)提出書類
応募書類内容
様式
提出部数
事業提案書
様式1
6部
事業計画明細書
様式2
(正本
経営状況表
様式3 共同企業体の場合は、全ての構成員分
決算書写し
-
(直前3年の各事業年度分)
資金支出計画明細書
1部、
共同企業体の場合は、全ての構成員分
副本
貸借対照表及び損益計算書を添付すること
5部)
様式4
法人登記簿謄本又は履歴事項全部
-
証明書
発行日が平成28年7月以降のもの
宇部市の入札参加資格有資格者は、提出不要
宇部市税、消費税及び地方消費税
-
共同企業体の場合は、全ての構成員分
-
共同企業体の場合は、全ての構成員分
の滞納がないことを証する書類
会社概要が分かるパンフレット
共同企業体届出書
様式7 共同企業体の場合のみ
※事業計画明細書 添付書類
・事業の実施場所の付近見取図
・事業場内の建物及び施設の配置図
・補助対象施設等の構造図
・処理フロー図
・既に事業の用に供する用地を取得している場合は、提案者が当該用地の所有権を有すること
(所有権を有しない場合は、当該用地を使用する権限を有すること)を証する書類。
・見積書
・仕様書
・資金の調達に係る次の書類
◇銀行等の融資を受ける場合は、融資先との協議状況(見通しを含む)
◇自己資金の場合は、資金の状況が分かる書類
・事業実施の工程表(法規制への対応を含む)
・事業に必要な許認可を既に有している場合は、それを証する書類(許可証の写し等)
※これら以外にも、審査にあたって必要が書類等の提出を求める場合があります。
(2)書類用紙について
提出書類の用紙は、A4を基本とします。
4
補助金交付候補者の選定
(1)審査方法
提出された応募書類に基づき書類審査及びヒアリング審査を行い補助金交付候補者を決
定します。
(2)審査基準
審査における項目と配点比率は以下のとおりです。
審査項目
評価基準
配点
公募要領の目的を理解し、事業を円滑に遂行で
事業の実施主体について
30
きる体制や実力を有していると認められるか。
事業内容が目的に合致し、目的を達成すること
事業内容について
20
ができるか。
プラントとそのシステム構成が適切であり、製
プラントについて
造、設置工事において市内企業による受注の機
20
会が確保されているか。
廃棄物リサイクル、CO2削減、地域への波及効
事業の効果について
果が十分得られるか。本格的な施設整備に向け、
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将来的に十分な実証結果が得られるか。
5
補助金の支払
補助金の支払は、事業完了後に提出される実績報告を確認した上で行います。
第4
補助事業者の義務
この補助金の交付決定を受けた事業者は、次の条件を守らなければなりません。
(1)補助対象経費の費目の配分について、各費目につき 30 パーセントを超える変更をする場
合は、市長の承認を受けること。
(2)補助事業の内容を変更する場合においては、市長の承認を受けること。
(3)補助事業を中止、又は廃止する場合においては、市長の承認を受けること。
(4)補助事業が予定の期間内に完了しない見込みになった場合、又は補助事業の遂行が困難と
なった場合においては、速やかに市長に報告してその指示を受けること。
(5)補助事業を完了した場合は、補助事業を完了した日から起算して30日以内又は当該年度
の翌年度の4月10日のいずれか早い日までに事業実績を報告すること。
(6)補助事業に係る経費について、その収支の事実を明確にした証拠書類を整理し、当該補助
事業完了の日から起算して5年を経過する日の属する市の会計年度末日まで保管すること。
(7)補助事業により取得し、又は効用の増した機械等の財産については、補助事業終了後も善
良な管理者の注意をもって管理し、補助金交付の目的にしたがって効果的運用に努めること。
また、市長が別に定める期間以前に当該財産を処分する必要があるときは、事前に市長の承
認を受け、また、財産処分によって得た収入の金額又は一部を市に納付させることがあるこ
と。
(8)補助事業の実施で、銀行等から資金融資を受ける際などに、補助対象となる建物(不動産)、
整備する機器(動産)に担保権の設定はできないこと。
第5
補助事業の状況報告
補助事業が完了した日の属する会計年度の終了後、1年間、事業の実施状況を指示する日までに
市長へ報告する必要があります。