お手入れについて

お手入れについて
14. お手入れのしかた
14-1 フィルターサインのリセットのしかた
フィルターサインを表示している空調機を清掃後に、フィルターサインをリセットします。
(1)
(2)
1.標準画面でフィルターサインを表示している (1) を選択し、(2) 操作ボタンをタッチします。
詳細設定画面が表示されます。
取扱説明書 M12A029C
インテリジェントタッチマネージャー
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(3)
(4)
(5)
2.詳細設定画面で (3) 共通タブをタッチし共通画面を表示します。(4) フィルターサインリセット
チェックボックスにチェックを入れ、リセットを有効にします。(5) OKボタンをタッチして
画面を閉じます。
NOTE
フィルターサインが出ていないときは選択できません。
14-2 液晶表示部のお手入れのしかた
iTMの液晶表示部および本体が汚れたときには、柔らかい布に水でうすめた中性洗剤をしみこま
せて固くしぼり、汚れをふき取ったあと、乾いた布でからぶきしてください。
注意
••強酸系の洗剤やアルコール・シンナー・ベンジンなどの有機溶剤を使用しないでください。
印刷が消えたり、色があせたりすることがあります。
••固い布で強くこすると、液晶表示部に傷がつく場合があります。
汚れは柔らかい布でふき取ってください。
••液晶表示部に水滴や汚れが付着したまま放置すると、シミになったり、コーティングがはがれ
たりすることがあります。
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取扱説明書 M12A029C
インテリジェントタッチマネージャー
14-3 給湯用貯湯タンクの清掃について
■■1タンクシステムの場合
貯湯タンクのお湯を抜いて清掃する場合は、必ず以下のことをお守りください。
••貯湯タンク入口の仕切弁を閉じ、給湯機器すべての電源を遮断して作業してください。
仕切弁を閉めずに清掃すると、突然貯湯タンク内にお湯が入り、大変危険です。
••貯湯タンク内部のセンサー・フロートスイッチに衝撃を与えないようにしてください。
電源復帰時、正常に動作しない場合があります。
••清掃がすべて終了しシステム復旧する場合は、清掃前に閉めた仕切弁が開いていることを
ご確認ください。
■■2タンクシステムの場合
貯湯タンクが2基設置され、おのおのにタンクセンサーキットが取り付けられ、仕切弁によって
切り離す水回路の場合、仕切弁によって切り離すことでシステムを止めずに貯湯タンクの清掃が
できます。
①‌iTMで清掃する側の貯湯タンクをサブタンクとして設定してください。
(清掃しない側の貯湯タンクをメインタンクに設定)
設定は、本書の13-6 メインタンクの切換をご覧ください。
(先に電源を遮断すると切換えができません。)
②‌清掃する側のタンクセンサーキットの電源を遮断してください。
電源を遮断した貯湯タンクはスケジュール運転が満蓄運転を行った場合、
iTMに下記の異常が表示されますが、システム運転は可能です。
タンク1が電源遮断された場合:タンク1UE
タンク2が電源遮断された場合:タンク2UE
③‌貯湯タンク間の連結管、清掃する側の入口・出口の仕切弁を閉めてください。
閉めずに清掃すると、清掃時に突然貯湯タンク内にお湯が入り大変危険です。
④‌貯湯タンク内部のセンサー、フロートスイッチに衝撃を与えないようにしてください。
電源復帰時、正常に作動しないことがあります。
⑤‌清掃中は片側の貯湯タンクのみの供給となるため、湯切れ防止を考慮して、満蓄運転を選択
してください。(13-2 給湯システムメイン画面参照)
⑥‌もう片方の貯湯タンクを清掃する場合は、もう片方の貯湯タンクについて上記①〜④の操作を
行ってください。
⑦‌清掃がすべて終了しシステムを復旧する場合は、③で閉めた仕切弁がすべて開いていることを
確認し、メインタンクをもとの設定に戻して運転してください。
(通常タンク1がメインタンクです。)
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