7-7 技術課題対応WG 研・土研の全面的な協力を頂き、平成 25 年 9 月 から運営されている。平成 27 年度には道路橋示 1. WG 設置主旨 本 WG では、建設コンサルタントが抱える様々な 課題、懸案事項について、方針、方向性を明確に することにより協会としての基本的スタンスを確 方書 5 編に加え、函渠・擁壁に対する窓口を設 けた。 道路橋技術相談窓口受付および回答状況は、 以下のとおりである。 認することを目的に、 常任理事会直下の WG として 平成 25 年 9 月~平成 26 年 3 月 21 件 設立された。 また WG の具体的な活動に向けて、SWG (内訳 基礎 4 件,下部工 6 件,耐震構造 10 件, (サブワーキング)として、CIM 対応 SWG、公益活 その他 1 件) 動 SWG、業務体系 SWG の 3 つを設置し活動を開始 平成 26 年 4 月~平成 27 年 3 月 10 件 した。 (内訳 基礎 3 件,下部工 3 件,耐震構造 3 件, 2. 主な活動の記録 各 SWG の目的および今年度活動状況は以下のと おりである。 (1) CIM 対応 SWG 函渠擁壁 1 件) 平成 27 年 4 月~平成 28 年 3 月 15 件 (内訳 基礎 1 件,下部工 3 件,耐震構造 9 件, コンクリート構造 1 件,鋼構造 1 件) 国交省が公共事業全体の効率化を目指して推 その他、土研・国総研と道路構造物関連の意 進する CIM 導入に関し、国内外における社会イ 見交換会を 6 月に開催し、相互の活動状況に対 ンフラ整備事業における試行もしくは実施事例 する意見交換を行った。 等を調査し、関連する技術機関における技術検 討活動等を通じて CIM 導入における課題整理や 技術検討を実施し、協会内に関連技術を情報共 有することを主な目的とする。 平成 27 年度の主な活動内容は以下のとおり である。 ・CIM 対応 SWG の開催(平成 27 年 8 月 6 日、 平成 27 年 10 月 7 日) ・CIM 技術検討会(JACIC)への参加 (3) 業務体系 SWG 以下の課題に対して、協会としての見解を作 成または再確認を行った。 ①橋梁保全業務に関する設計及び積算のあり 方(国総研等の意見交換会 1 回、維持管理対策 特別 WG 対応及び資料作成) 、②橋梁詳細設計に 対するコンサルタントの関与のあり方(新設設 計に限定、設計施工分離の原則、公平性、透明 性の確保等のため詳細設計を継続)、③コンサ 第 9 回 CIM 技術検討会(平成 27 年 8 月 7 日) ルタントが実施する橋梁架設計画のあり方(新 CIM 技術検討会・合同 WG(平成 27 年 10 月 7 日) 設設計に限定、詳細設計の前提条件と施工法は 第 10 回 CIM 技術検討会(平成 28 年 1 月 15 日) 密接に関連しているため、施工計画は今後も実 第 11 回 CIM 技術検討会(平成 28 年 3 月 15 日) 施する) ・CIM 制度検討会(国交省) :随行参加 その他、NEXCO 大規模修繕・更新事業への関 第 8 回 CIM 制度検討会(平成 27 年 11 月 24 日) 与(設計・施工管理一体型) 、首都高大規模修繕・ 第 9 回 CIM 制度検討会(平成 28 年 3 月 19 日) 更新事業への関与について、基礎資料等を作成 ・経済調査会への寄稿 等 (2) 公益活動 SWG した。 3. 次年度について 会員相互の技術支援を目的とした、道路橋技 協会として新たな技術課題が発生した時点で、 術相談窓口を開設し運営中である。本活動は、 上記 SWG に適宜、追加課題として検討すると共に 建設コンサルタント成果の品質向上・レベル向 必要に応じて SWG を追加する。 上のため必要な活動であるとの認識の下、国総 (技術課題対応WGWG長 高野 登)
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