■ N o . 2 5 8 8 ■ 2 0 1 6 年 1 0 月 2 7 日 発 表 ■ エ ン ・ ジ ャ パ ン 株 式 会 社 ミドルの「転職後の年収」調査 約6割の転職コンサルタントが、人材紹介サービスを通じた ミドルの転職は年収が上がるケースが多いと回答。 ―『ミドルの転職』コンサルタントアンケート集計結果― 人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社⻑:鈴⽊ 孝二)が運営するミドル世代の転職活動を支援する転職サイト『ミドルの転職』( https://midtenshoku.com/ )上で、サイトを利用している転職コンサルタントを対象に「転職後の年収」に ついてアンケートを⾏ない、138名から回答を得ました。以下、概要をご報告します。 調査結果概要 ★ 約6割の転職コンサルタントが、人材紹介サービスを通じたミドルの転職は 年収が上がる方のほうが多いと回答。 ★ 転職後に年収が上がることが多いのは「日系企業から外資系企業の転職」。 一方、下がることが多いのは「大手企業から中小企業への転職」。 ★ 年収が上がる方が評価されるのは「専門スキル」。 ■調査結果詳細 1:約6割の転職コンサルタントが、人材紹介サービスを通じたミドルの転職は 年収が上がる方のほうが多いと回答。(図1) 【図1】ミドルの転職者は、転職後に現在よりも年収が上がる人と下がる人ではどちらが多いですか? 下がる方のほうが多い 5% 上がる方の ほうが多い 17% どちらかと言うと 下がる方のほうが多い 38% どちらかと言うと 上がる方のほうが多い 41% ※小数点以下を四捨五入しているた め、必ずしも合計が100にならない。 Copyright(c) 2016 en-japan inc. All Rights Reserved. ■ N o . 2 5 8 8 ■ 2 0 1 6 年 1 0 月 2 7 日 発 表 ■ エ ン ・ ジ ャ パ ン 株 式 会 社 転職支援のプロである転職コンサルタントに、ミドル層の転職で、転職後に現在よりも年収が上 がる方と下がる方ではどちらが多いか伺ったところ、58%の転職コンサルタントが「上がる方の ほうが多い」と回答しました。人材紹介サービスを通じた転職ではミドル世代の転職においても 年収が上がるケースが多いようです。 2:転職後に年収が上がることが多いのは「日系企業から外資系企業の転職」。 一方、下がることが多いのは「大手から中小企業への転職」。(図2〜図7) ミドルの転職ではどのようなケースで転職後の年収が上がることが多いか伺ったところ、もっと もポイントが高かったのは「日系企業から外資系企業への転職」(44%)、「転職後に役職が上 がる場合」(44%)でした。一方、年収が下がるケースとして多いのは「大手企業から中小企業 へ転職する場合」(71%)でした。 業種と職種、役職については、年収が上がるケース・下がるケースとしていずれも「メーカー」 (上がる:40%、下がる:65%)、「営業・マーケティング系」(同:50%、56%) 、「課⻑ クラス」(同:70%、75%)が挙げられました。同じ業種や職種、役職であっても、企業によっ て年収が上がる場合もそうでない場合もあることがわかります。また、年代については、「30代 後半」「40代前半」では上がると回答した方が多いのに対し、「40代後半」以降は、年収が下が ると回答した方が多くなっています。 【図2】ミドル層の転職者は、どのようなケースで転職後の年収が上がることが多いですか。 ※複数回答可 0% 10% 20% 30% 40% 50% 日系企業から外資系企業への転職の場合 44% 転職後に役職が上がる場合 44% 業績好調な業界への転職の場合 40% ヘッドハンティングでの転職の場合 33% コンサルタントと企業のグリップが強く、 コンサルタントと企業のグリップが強く、交渉… 交渉ができる場合 31% 急募、欠員補充などの募集状況の場合 19% 転職希望者が既に他社の内定を獲得している場合 転職希望者が既に他社の内定を獲得している場合 16% 現職から、年収アップの提⽰があった場合 11% 技術が活かせる海外企業への転職の場合 大手企業での経験者がベンチャー企業に 大手企業での経験者がベンチャー企業に転職す… 転職する場合 その他 7% 4% 3% Copyright(c) 2016 en-japan inc. All Rights Reserved. ■ N o . 2 5 8 8 ■ 2 0 1 6 年 1 0 月 2 7 日 発 表 ■ エ ン ・ ジ ャ パ ン 株 式 会 社 【図3】ミドル層の転職者は、どのようなケースで転職後の年収が下がることが多いですか。※複数回答可 0% 20% 40% 60% 大手企業での経験者が、中小企業へ転職する場合 大手企業から中小企業へ転職する場合 80% 71% 前職での役職者(部⻑職以上)が 前職での役職者(部⻑職以上)が、下の役職、も… 下の役職もしくはポジションへ転職する場合 58% 外資系企業から日系企業への転職の場合 44% 首都圏から、地方への転職の場合 42% コンサルティング業種などのベース給与が コンサルティング業種などのベース給与が高い業… 高い業界から異業種へ転職する場合 35% 社内の年齢構成上、年収レンジの低い 社内の年齢構成上、年収レンジの低い若手が多い… 若手が多い企業へ転職する場合 33% 正社員から契約社員など雇用形態を変更して 正社員から契約社員など、雇用形態を変更しての… 転職する場合 27% 紹介先企業との関係性がまだ浅く、 紹介先企業との関係性がまだ浅く、待遇に関わる… 待遇交渉が出来ない場合 2% その他 2% 【図4】ミドル層の転職者で年収が上がる/下がるのは、どのような業種が多いですか 。※複数回答可 0% 10% 20% 30% 21% 商社 6% 流通・小売・サービス コンサルティング 60% 15% IT・インターネット 8% 3% 0% 65% 27% 26% 26% 36% 13% 建設・不動産 70% 27% 15% ⾦融 インフラ・教育・官公庁 50% 40% メーカー 広告・出版・マスコミ 40% 19% 6% 6% メディカル 4% 4% その他 3% 4% 年収が上がる場合 年収が下がる場合 Copyright(c) 2016 en-japan inc. All Rights Reserved. ■ N o . 2 5 8 8 ■ 2 0 1 6 年 1 0 月 2 7 日 発 表 ■ エ ン ・ ジ ャ パ ン 株 式 会 社 【図5】ミドル層の転職で転職後に年収が上がる/下がるのは、どのような職種の方が多いですか 。 ※複数回答可 0% 20% 40% 60% 50% 営業・マーケティング系 19% 事務・管理系 経営・経営企画・事業企画系 8% 技術系(機械・メカトロ・⾃動⾞) 8% 1% 6% 6% 不動産系専門職 4% 技術系(IT・Web・通信) 技術系(メディアカル) その他 20% 19% 6% 技術系(化学・素材・食品) 技術系(建築・設備・土⽊・プラント) 17% 8% 技術系(電気・電子・半導体) クリエイティブ系 41% 27% 8% ⾦融系 サービス・流通系 54% 25% コンサルタント系 56% 9% 21% 4% 1% 4% 11% 2% 0% 1% 6% 6% 年収が上がる場合 年収が下がる場合 Copyright(c) 2016 en-japan inc. All Rights Reserved. ■ N o . 2 5 8 8 ■ 2 0 1 6 年 1 0 月 2 7 日 発 表 ■ エ ン ・ ジ ャ パ ン 株 式 会 社 【図6】ミドル層の転職で転職後に年収が上がる/下がるのは、どのような役職の方が多いですか。 ※複数回答可 0% 20% 40% 60% 10% 10% 経営者・役員 本部⻑・事業部⻑クラス 15% 29% 部⻑・次⻑クラス 40% 56% 70% 75% 課⻑クラス 29% 主任・係⻑クラス 顧問 0% 44% 6% 9% 役職なし その他 80% 19% 年収が上がる場合 1% 0% 年収が下がる場合 【図7】ミドル層の転職で転職後に年収が上がる/下がるのは、どのような年代の方が多いですか。 ※複数回答可 0% 20% 30代後半(35才〜39才) 60% 80% 56% 17% 40代前半(40才〜44才) 76% 33% 36% 40代後半(45才〜49才) 10% 50代前半(50才〜54才) 50代後半以降(55才〜) 40% 4% 63% 63% 40% 年収が上がる場合 年収が下がる場合 Copyright(c) 2016 en-japan inc. All Rights Reserved. ■ N o . 2 5 8 8 ■ 2 0 1 6 年 1 0 月 2 7 日 発 表 ■ エ ン ・ ジ ャ パ ン 株 式 会 社 3:年収アップの際に、最も評価されるポイントは「専門スキル」。(図8) 年収が上がる方はどのような点を評価される傾向にありますかと伺ったところ、もっとも多かっ たのは「専門スキル」(81%)という回答でした。年収アップを実現出来るキャリアに関するコ メントについても『職歴の中で資格や経験などで、次の転職先に即戦⼒として判断されるものを 持っている』、『業界・職種に特化した豊富な経験とスキルを活かすことが出来る』などが挙げ られており、高い専門性を活かして価値を発揮出来るかどうかが重要であることがわかります。 【図8】転職後に年収が上がる方は、どのような点を評価される傾向にありますか。 ※複数回答可 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 専門スキル 81% コミュニケーション能⼒・適応⼒ 40% リーダーシップ 36% グローバル対応⼒ 31% 業界知識 29% 課題解決⼒ 27% 論理的思考⼒ 26% 主体性・積極性 19% 経営⼒ 14% 人脈 11% 人材育成⼒ その他 10% 3% Copyright(c) 2016 en-japan inc. All Rights Reserved. ■ N o . 2 5 8 8 ■ 2 0 1 6 年 1 0 月 2 7 日 発 表 ■ エ ン ・ ジ ャ パ ン 株 式 会 社 年収アップを実現出来るキャリアに関する転職コンサルタントのコメント ○職歴の中で資格や経験などで、次の転職先に即戦⼒として判断されるものをお持ちであ りながら現職でのキャリアパスが困難な状況にある方(上のポストが埋まっている、役職 者の評価軸が不明確など)。また、転職先のクライアントやステークホルダーとなる業界 でのご経験が⻑く、転職先において業務拡大の⾜掛かりとなるコネクションを持ってい らっしゃる方。 ○価値ある専門性と経験を有する方。マネジメントであっても⾃らプランニングし、いつ でもハンズオンで仕事が出来る実⾏能⼒、実務能⼒。⾃ら問題解決に取り組んでいる方。 中⾝のない人任せマネジメントは評価されない。特定で企業⻑く仕事をしてきた職位の高 い方に出現率が高い印象。 ○専門領域のスキル及び、業界人脈・業界情報のある方【例えば】(a)職務の一貫性を強 調できる方(転職後も、職務の一貫性を保持)(b)経験業界における幅広い人脈を持って いる方(⾃社及び他社の人脈)(c)従事した業界動向・方向性の情報を、常に吸収してい る方(異業種交流も重要)。 ○業界・職種に特化した豊富な経験とスキルを活かし、新規事業の⽴ち上げや事業戦略企 画の実⾏まで、ハンズオンで⾏い、高い実績を残してきたようなキャリア。 ミドル世代の転職活動を支援する転職サイト 『ミドルの転職』 ミドル世代(35歳以上)に特化した日本最大の転 いない 職情報サイトです。専門分野に精通したエージェン トが保有する求人情報を常時20,000件以上掲載、 年収800万円以上の求人も豊富。また、非公開求人 のスカウト、転職ノウハウやマーケット情報を伝え るコンテンツ「ミドルの転職NEWS」 ( https://mid-tenshoku.com/news/ )などを通 https://mid-tenshoku.com/ じて、ミドル世代の転職活動を支援します。 【調査概要】 ■調査方法:インターネットによるアンケート ■調査対象:『ミドルの転職』(https://mid-tenshoku.com/)を利用する転職コンサルタント ■有効回答数:138名 ■調査期間:2016年8月23日〜2016年8月29日 本ニュースリリースに関する問合せ先 広報担当:森本、大原、松田 http://corp.en-japan.com/ 〒163-1335 新宿区⻄新宿6-5-1 新宿アイランドタワー TEL:03-3342-4506 FAX:03-3342-4507 MAIL:[email protected] Copyright(c) 2016 en-japan inc. 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