懲戒処分について(PDF:80KB)

平成 28 年 10 月 28 日
青森市政記者会 様
青森市総務部長
懲戒処分について
青森市は、本市職員を地方公務員法第 29 条第 1 項の規定により懲戒処分としたので、別
紙のとおりお知らせします。
【問合せ先】
青森市総務部人事課
担当:課長 山谷、主幹 髙坂
電話:017-734-5093
別
紙
1
酒気帯び運転による物損事故について
(1)事案の概要
平成 28 年 4 月 25 日(月)午後 5 時 10 分頃から午後 10 時 30 分頃までの間、青森市内
の 3 箇所の飲食店等において飲酒した後、駐車していた自家用車内で眠り、目が覚めた
際に、酔いがさめたとの感覚を覚えたことから、時間を確認しないまま自家用車を運転
して帰宅しようと考え、同日午後 11 時 25 分頃、自家用車を運転して青森ベイブリッジ
を東側から西側に向けて渡り終えたところで、よそ見をした際に道路脇のガードパイプ
に衝突する事故を起こしたものである。
事故後、通行人に発見されることなどを考えて恥ずかしくなり、また、事故による怪
我の痛みから早く病院へ行きたいと考え、道路交通法第 72 条第 1 項の規定に基づく、事
故発生時、危険防止等のための措置を講じることや警察へ事故内容等を報告することを
行わないまま、事故車両を放置し、事故現場を立ち去ったものである。
その後、知人に病院に連れ添ってもらうため、知人宅へタクシーで向かったものの、
知人宅に到着後まもなくして警察官が駆けつけ、その場で呼気検査が行われ、アルコー
ルが検出されたことを通告されたものである。
(2)被処分者
財務部工事検査課長
坂
本
建
(58 歳)
(3)処分量定
免職
【量定判断要素】
・再三再四にわたる飲酒に絡む不祥事に対する注意喚起を行ってきた中で発生した事
案であること。
・酒気を帯びた状態のまま自家用車を運転し、物損事故を引き起こしたこと。
・道路交通法第 72 条第 1 項の規定に基づく事故発生時の危険防止等の措置及び報告
を行わないまま事故現場から立ち去ったこと。
・規律を遵守し、部下職員に指導・監督を行うべき管理職員でありながら、このよう
な重大事案を引き起こしたこと。
(4)処分日
平成 28 年 10 月 28 日