ご利用いただく前に

共通編
Ⅰ ご利用いただく前に
Ⅰ
ご利用いただく前に
1 でんさいネットサービスのご案内 ................................................... 2
2 利用ユーザの種類と権限について............................................... 6
3 操作の流れ............................................................................................. 8
4 ご利用環境の確認.............................................................................17
Ⅰ ご利用いただく前に-1
共通編
1
Ⅰ ご利用いただく前に
でんさいネットサービスのご案内
『でんさいネットサービス』の概要
『でんさいネットサービス』は、全銀電子債権ネットワークが手形に代わる新たな決済手段として提供する
『でんさいネット』を利用したサービスで、手形と同じように「発生・譲渡・割引」を行えるサービスです。
ご利用にあたっては、当行の Web システムをご利用いただくだけで、簡単に『でんさいネット』に接続でき、
債権の発生、譲渡といったメニューを、便利に安全にご利用いただけます。
お客さま
お取引先
(企業 A)
お取引先
(企業 B)
①発生記録
②譲渡記録
期日に自動送金
みずほ銀行
お取引銀行
お取引銀行
でんさいネット
①発生記録
②譲渡記録
③支払等記録
『でんさいネットサービス』の導入メリット
支払企業(債務者)
1
受取企業(債権者)
記名・捺印や金額記入等が不要なため、発行や支払
等の事務負担の軽減
1
事務合理化
2
印紙税の削減、手形用紙・郵送費等の削減
支払期日の指定口座に自動送金による取立手続き
や手形保管管理が不要
管理負担軽減
2
ペーパーレス化による紛失や盗難防止
コスト削減
3
手形、振込、一括決済等の複数の決済手段を一本化
決済合理化
リスク回避
3
必要分を分割して譲渡することによる資金運用、支払
期日当日からの資金利用可能
Ⅰ ご利用いただく前に-2
資金調達効率化
共通編
Ⅰ ご利用いただく前に
ご利用可能なサービス概要と承認者による承認要否
『でんさいネット』でご利用可能なサービスは以下のとおりです。
■マスタユーザのみ行えるサービス、および権限付与設定が必要なサービスがあります。
■ご利用可能なサービスの中には、承認者が承認することで登録または取消を行えるサービスがあります。
■サービスの詳細は、各操作マニュアルをご参照ください。
■ 債権情報照会
取引名
内容
・関係する債権、および、その履歴情報を照会
できます。
・一括予約照会(非同期)の結果を表示します。
可能な操作
承認
債権照会(開示)
−
一括予約照会結果一覧
−
・発生記録、譲渡記録等の受取債権情報に関する
ファイルや帳票の作成を行います。
受取債権情報の作成
−
作成結果のダウンロード
−
・入金予定情報に関するファイルや帳票の作成を
行います。
入金予定情報の作成
−
作成結果のダウンロード
−
・支払予定情報に関するファイルや帳票の作成を
行います。
支払予定情報の作成
−
作成結果のダウンロード
−
債権情報照会
■ 債権発生請求
取引名
債権発生請求
(債務者請求
方式)
債権発生請求
(債権者請求
方式)*
*
内容
可能な操作
承認
・債務者として債権発生記録(債務者請求方式)
の登録/取消を行います。
登録
必要
取消
必要
・債権者として債権発生記録(債権者請求方式)
の登録/取消を行います。
・取引成立には、債務者の承諾回答が必要です。
登録
必要
取消
必要
オプションとしてご提供。ご利用には別途申込みが必要です。
■ 債権譲渡請求
取引名
債権譲渡請求
内容
・保有する債権の譲渡記録・分割譲渡記録を行い
ます。
可能な操作
承認
登録
必要
取消
必要
■ 債権一括請求
取引名
債権一括請求
内容
・一括して記録請求(発生記録、譲渡記録、分割
譲渡記録)を行います。
可能な操作
登録
必要
非同期登録
必要
結果一覧
Ⅰ ご利用いただく前に-3
承認
−
共通編
Ⅰ ご利用いただく前に
■ 融資申込
取引名
融資申込
内容
・金融機関に債権の割引・譲渡担保を申し込み
ます。
可能な操作
承認
割引申込
必要
譲渡担保申込
必要
照会
−
■ その他請求
取引名
変更記録
保証記録
支払等記録
内容
・債権の取消/変更を行います。取引成立には、
相手方の承諾回答が必要です。
・債権者として、債権に対する保証記録を依頼し
ます。取引成立には、保証人の承諾回答が必要
です。
・金融機関での自動送金でなく、利用者間での
支払等記録を登録します。
・支払者からの依頼の場合、取引成立には、債権
者の承諾回答が必要です。
可能な操作
承認
登録
必要
登録
必要
登録
必要
■ 管理業務
取引名
内容
可能な操作
取引履歴照会
・過去のお取引を照会できます。
取引履歴一覧
−
操作履歴照会
・操作履歴を照会できます。
企業操作履歴
−
取引先情報登録
−
取引先情報変更・削除
−
取引先情報照会
−
取引先グループ登録
−
取引先グループ変更・削除
−
・ファイルアップロードすることで取引先を一括
登録できます。
・登録済みの取引先をファイル出力(CSV 形式)で
きます。
取引先ファイル登録
−
取引先ファイル登録結果一覧
−
取引先ファイル取得
−
・取引を許可するお取引先制限について登録/
変更/解除を行えます。
指定許可制限設定
必要
指定許可制限設定の変更・解除
必要
・利用者情報を照会できます。
利用者情報照会
−
変更
−
追加・更新
−
・取引先の登録/変更/削除/照会を行えます。
取引先管理
指定許可管理*
利用者情報照会
ユーザ情報管理
・取引先グループの登録/変更/削除を行えます。
・ユーザ情報の変更/更新/照会、及び、
照会
承認パスワード変更、限度額の照会を行えます。
承認パスワード変更
限度額一覧照会
企業情報管理
*
承認
・同一ユーザによる仮登録/承認の抑制機能、承 変更
認管理機能の利用有無、複数発生記録請求機能、
複数譲渡記録請求機能、当方/先方負担手数料 照会
等の変更/照会を行えます。
オプションとしてご提供。ご利用には別途申込みが必要です。
Ⅰ ご利用いただく前に-4
−
−
−
−
−
共通編
Ⅰ ご利用いただく前に
ご利用時間
「でんさいネットサービス」のご利用時間は以下のとおりです。
■各サービスの依頼時限については、各種操作マニュアルをご参照ください。
1.ご利用時間について
取扱区分
利用時間帯
取扱日
平日(月∼金)
休日(土曜日)
休日(日曜日)
平日(月∼金)と休日(土・日)
8:00∼23:45
8:00∼22:00
9:00∼17:00
12 月 31 日から 1 月 3 日、5 月 3 日から 5 日および、
毎月第 2 土曜日の終日、祝日・振替休日の終日
非取扱日
当日付の取引は行えません。
0:00
8:00
15:00
24:00
23:45
平日(月∼金)
利用時間外
当日付・予約取引
予約取引のみ
(諾否回答、取消請求含む)
22:00
休日(土曜日)
利用時間外
当日付・予約取引
予約取引のみ
(諾否回答、取消請求含む)
9:00
休日(日曜日)
利用時間外
利用時間外
17:00
当日付・予約取引
利用時間外
予約取引のみ(諾否回答、取消請求含む)
非取扱日
利用時間外
非取扱日は終日ご利用できません。
■利用時間外にユーザがログインした場合、または既にログイン中のユーザが利用時間外になってから操
作した場合、利用時間外の旨のエラーを表示しお取引できません。
2.ご利用取扱日のイメージ
例:火曜日が祝日の場合、火曜日は非取扱日となります。
木曜日
金曜日
平日扱い
平日扱い
(第2)
土曜日
非取扱日
扱い
第 2 土曜日は、非取扱
日となります。
日曜日
月曜日
休日扱い
平日扱い
休日の利用時間帯
となります。
Ⅰ ご利用いただく前に-5
(祝日)
火曜日
非取扱日
扱い
水曜日
平日扱い
火曜日は祝日のため、
非取扱日となります。
共通編
2
Ⅰ ご利用いただく前に
利用ユーザの種類と権限について
利用ユーザの種類について
 『でんさいネットサービス』では、主にユーザ管理や各種設定を行う「マスターユーザ」と一
般業務を行う「一般ユーザ」に分かれます。
ユーザ種別
マスターユーザ
一般ユーザ
権限
各種設定
○
×
ユーザ管理
○
×
業務(サービス)利用
○
○
 なお、ユーザの種類については、利用されているインターネットバンキング(「みずほ e-ビジ
ネスサイト」または「みずほビジネス WEB」)のユーザ種類に基づき、設定されます。
■「インターネットバンキング」ユーザと「でんさいネットサービス」ユーザの関係について
みずほ e-ビジネスサイト
管理者ユーザ
でんさいネットサービス
一般ユーザ
マスターユーザ
みずほビジネス WEB
一般ユーザ
マスターユーザ
管理者ユーザ
一般ユーザ
利用ユーザの業務権限について
 利用ユーザは、依頼明細を作成可能な「担当者」と、依頼明細を承認する「承認者」に分かれ
ます。
業務権限区分
担当者
承認者
権限
依頼明細作成
○
×
依頼明細承認
×
○
■「担当者権限」「承認者権限」の両権限を持つユーザは両方の操作を兼務できます。
■ユーザの設定方法、権限設定方法の詳細については、「Ⅲ マスターユーザが行う管理業務」をご参照ください。
Ⅰ ご利用いただく前に-6
共通編
Ⅰ ご利用いただく前に
ユーザと取扱口座の関係について
 ユーザの種類や業務にあわせて、お取扱いできる口座をユーザごとに設定できます。
 お取扱いできる口座を設定することで、ユーザごとに利用可能な記録請求の制限や債権情報照
会(開示)の制限等が行えます。
(例)
(マスターユーザ)
A、B 支店のすべての口座について、記録請求と債権情報照会(開示)ができる
(承認者①)
A 支店のすべての口座について、記録請求と債権情報照会(開示)ができる
(承認者②)
B 支店のすべての口座について、記録請求と債権情報照会(開示)ができる
(担当者①)
A 支店の口座1、2についてのみ、記録請求と債権情報照会(開示)ができる
(担当者②)
A 支店の口座3、B 支店の口座1についてのみ、記録請求と債権情報照会(開示)が
できる
(担当者③)
B 支店の口座2についてのみ、記録請求と債権情報照会(開示)ができる
みずほ銀行
A 支店
口座1
B 支店
口座2
口座3
口座1
口座2
お客さま
マスター
ユーザ
一般
ユーザ
①
②
承認者
①
②
③
担当者
■ユーザの設定方法、権限設定方法の詳細については、「Ⅲ マスターユーザが行う管理業務」をご参照ください。
Ⅰ ご利用いただく前に-7
共通編
3
Ⅰ ご利用いただく前に
操作の流れ
■電子記録債権取引には、
「承認対象業務」と、
「承認不要業務」の 2 種類があります。
Ⅰ.承認対象業務
担当者による承認申請(仮登録)と、承認者による承認を経て実行する業務
のこと。
Ⅱ.承認不要業務
担当者/承認者の区別がなく、利用者単独で実行する業務のこと。
■「承認対象業務」と「承認不要業務」の区別については、前述「Ⅰ ご利用いただく前に – でんさいネットサービス
のご案内 - ご利用可能なサービス概要と承認者による要否」をご参照ください。
Ⅰ.「承認対象業務」の流れ
担当者が承認申請(仮登録)を行い、その後、承認者が仮登録内容を確認し、承認を行います。
仮登録内容に不備等がある場合は、担当者へ仮登録内容を差戻すことができます。
また、「同一ユーザによる仮登録/承認の抑止機能」や「承認管理機能」、「取引一回当たりの限度額
設定」を設定することで企業の内部統制を強化できます。各機能の詳細な説明は次ページ以降をご参
照ください。
承認者
・担当者からの仮登録内容を確認し、
承認します。
・仮登録内容に不備等がある場合は、
担当者へ仮登録内容を差戻します。
・承認、差戻し時は担当者へメール通
知されます。
担当者
・債権情報、譲渡情報等を入力します。
・入力内容を確認のうえ、承認者へ
承認申請(仮登録)します。
・差戻しされた内容を修正し、再度承
認申請(仮登録)できます。
・承認依頼(仮登録)時は承認者へメ
ール通知されます。
■債権情報、譲渡情報等の入力方法については、それぞれの「<みずほ>でんさいネットサービス」操作マニュアル
をご参照ください。
■承認方法、差戻し方法の詳細については、『<みずほ>でんさいネットサービス』操作マニュアル「承認編」をご参
照ください。
■各種メールの受信要否を設定できます。設定方法については、後述「Ⅲ マスタユーザが行う管理業務 – 3 権限
設定」をご参照ください。
Ⅰ ご利用いただく前に-8
共通編
Ⅰ ご利用いただく前に
<各種メールの受信要否設定について>(ユーザ単位設定)
当機能を利用することで、承認者宛に送信される「承認依頼メール」
、担当者宛に送信される「差戻
しメール」、予約した記録請求成立時に送信される「記録請求成立メール」等、各場面で送信される
メールの受信要否を設定できます。なお、請求結果メールは受信要否設定は行えず、必ず受信とな
ります。
例)発生記録請求(予約)の場合
受信要否設定可能メール種類 ・・・ ①、③、④
請求者側
被請求者側
でんさいネット
①作業依頼
メール
(承認実行)
承認者
担当者
②記録請求登録
結果メール
③記録請求発生
通知メール
④記録請求(先日付)
成立メール
④記録請求(先日付)
成立メール
対象口座
権限保有者
■受信要否設定可能メールとメール受信対象者
メール受信
要否選択
分類
メール受信対象者
(○:可、×:不可)
請求者
○※1
○
②記録請求登録結果メール
(各種記録請求の成立/不成立メール等)
×
○
③記録請求発生通知メール
(各種記録請求の発生(受取)メール等)
○※2
④記録請求(先日付)成立メール
(発生記録/譲渡記録の予約到来時の記録成立メール)
○※3
①作業依頼メール
(承認依頼、差戻し・削除メール等)
被請求者
○
○
○
※1 でんさい一括伝送サービスご利用の場合の承認依頼メール、債権一括請求(非同期請求)の場合の担当者への仮登録結果メールについ
ては、受信要否に係らず、メール送信いたします。
※2 取消・承諾依頼メールについては、受信要否に係らず、メール送信いたします。
※3 発生記録/譲渡記録(予約)が不成立の場合は、受信要否に係らず、メール送信いたします。
Ⅰ ご利用いただく前に-9
共通編
Ⅰ ご利用いただく前に
<同一ユーザによる仮登録/承認の抑止機能について>(企業単位設定)
当機能を利用することで、担当者および承認者を兼務しているユーザが仮登録した場合、ご自身が
行った仮登録の承認を抑止できます。
例1)同一ユーザによる仮登録/承認の抑止機能を利用する場合
仮登録
承認
承認
仮登録
(承認者指定なし)
ユーザ A
(承認者権限付与)
仮登録
銀行へ
(承認不可)
ユーザ A
仮登録
承認
承認
仮登録
(承認者指定なし)
ユーザ A
(承認者権限付与)
承
○
仮登録
銀行へ
(承認済み)
ユーザ B
例2)同一ユーザによる仮登録/承認の抑止機能を利用しない場合【初期状態】
仮登録
承認
承認
仮登録
(承認者指定なし)
ユーザ A
(承認者権限付与)
銀行へ
(承認済み)
ユーザ A
仮登録
承認
仮登録
承認
(承認者指定なし)
ユーザ A
(承認者権限付与)
承
○
仮登録
承
○
仮登録
(承認済み)
ユーザ B
Ⅰ ご利用いただく前に-10
銀行へ
共通編
Ⅰ ご利用いただく前に
<承認管理機能について>(企業単位設定)
当機能を利用することで、業務(発生記録請求/譲渡記録請求等)毎に「2 名での承認」や「承認者
の指定」が行えます。選択可能な承認方式は以下の 5 通りです。
■承認管理機能を利用するには、「同一ユーザによる仮登録/承認の抑止機能」を利用する必要があります。
利用する※
承認管理
機能
ダブル承認(2 名での承認)
承認者指定あり
順序あり
順序なし
①
②
一 次 承 認 者 、 最 終 承 承認者 2 名を指定
認者を指定
シングル承認
承認者指定あり
承認者指定なし
③
最終承認者 1 名の
みを指定
④
承認者の指定不
要
⑤
承認者の指定不
要
【初期状態】
利用しない
※「同一ユーザによる仮登録/承認の抑止機能」必須利用
■各承認方式の流れ
①ダブル承認(承認者指定あり/順序あり)
仮登録
承認
A
B
仮登録
承認
承認
(承認済み)
(承認者 A、B 指定)
担当者
承
承
○
○
仮登録
一次承認者 A
最終承認者 B
■一次承認者 A の承認後、最終承認者 B が承認可能となります。
■承認者権限を持つユーザが仮登録した場合、別の承認者 2 名を指定する必要があります。
■指定承認者以外の承認者は、仮登録の差戻しのみ行えます。
仮登録時の承認者指定画面(抜粋)
Ⅰ ご利用いただく前に-11
銀行へ
共通編
Ⅰ ご利用いただく前に
②ダブル承認(承認者指定あり/順序なし)
仮登録
承認
A
B
仮登録
承認
(承認者 A、B 指定)
担当者
承
承
○
○
仮登録
承認者 A
銀行へ
(承認済み)
承認
承認者 B
※どちらの承認者からでも承認可能
■先にどちらの承認者からでも承認できます。
■承認者権限を持つユーザが仮登録した場合、別の承認者 2 名を指定する必要があります。
■指定承認者以外の承認者は、仮登録の差戻しのみ行えます。
仮登録時の承認者指定画面(抜粋)
③シングル承認(承認者指定あり)
仮登録
承認
A
仮登録
承認
(承認者 A 指定)
担当者
承
○
仮登録
銀行へ
(承認済み)
承認者 A
■指定された承認者のみが承認できます。
■承認者権限を持つユーザが仮登録した場合、別の承認者 1 名を指定する必要があります。
■指定承認者以外の承認者は、仮登録の差戻しのみ行えます。
仮登録時の承認者指定画面(抜粋)
Ⅰ ご利用いただく前に-12
共通編
Ⅰ ご利用いただく前に
(承認管理者機能を利用する)
④シングル承認(承認者指定なし)
仮登録
承認
承認
仮登録
(承認者指定なし)
担当者
承認者 A
銀行へ
承
○
仮登録
(承認済み)
承認
承認者 B
※承認権限を持つユーザ全員が承認可能。
※1 人の承認者が承認することで銀行へ送信
■承認者権限を持つ全ユーザが承認できます。
■下記⑤との違いは、「承認者権限を持つユーザが仮登録した場合、別の承認者が承認する必要がある」
ことです。
⑤シングル承認(承認者指定なし)
(承認管理者機能を利用しない)【初期状態】
承認
仮登録
仮登録
承認
(承認者指定なし)
担当者
承認者 A
銀行へ
承
○
仮登録
(承認済み)
承認
承認者 B
※承認権限を持つユーザ全員が承認可能。
※1 人の承認者が承認することで銀行へ送信
■承認者権限を持つ全ユーザが承認できます。
■上記④との違いは、「承認者権限を持つユーザが仮登録した場合、ご自身でも承認できる」ことです。
Ⅰ ご利用いただく前に-13
共通編
Ⅰ ご利用いただく前に
<取引一回当たりの限度額設定について>(ユーザ単位設定)【設定必須】
当機能を利用することで、承認者が各記録請求(発生記録請求/譲渡記録請求等)で取扱える上限
金額を管理できます。
例1)承認者が承認者 A(限度額:100 万円)のみ場合
仮登録
承認
仮登録(承認者
指定なし)
仮登録
不可
担当者
債権金額:200 万円
承認者 A
限度額:100 万円
例2)承認者が承認者 A(限度額:100 万円)、承認者 B(限度額:200 万円)の 2 名場合
仮登録
承認
銀行へ
承認
仮登録
(承認不可)
承認者 A
限度額:100 万円
仮登録(承認者
指定なし)
担当者
債権金額:200 万円
仮登録
可能
承認
承認
承
○
仮登録
(承認済み)
銀行へ
承認者 B
限度額:200 万円
■上記では「シングル承認(承認者指定なし)」を例示していますが、「ダブル承認(承認者指定あり/順序あり)」
「ダブル承認(承認者指定あり/順序なし)」、「シングル承認(承認者指定あり)」の場合も同様です。
■「ダブル承認(承認者指定あり/順序あり)」「ダブル承認(承認者指定あり/順序なし)」、「シングル承認(承認
者指定あり)」の場合、債権金額未満の限度額が設定されている承認者を仮登録内容入力時に指定できませ
ん。
※ただし、「ダブル承認(承認者指定あり/順序あり)」の一次承認者は除きます。
■発生記録請求(個別請求方式、複数請求方式)で、支払金額から先方負担手数料を控除する場合、控除後
の金額(債権金額)がチェック対象となります。
Ⅰ ご利用いただく前に-14
共通編
Ⅰ ご利用いただく前に
<取引一回当たりの限度額チェック対象者について>
「同一ユーザによる仮登録/承認の抑止機能」や「承認方式」の利用組み合わせにより、仮登録時
および承認時の限度額チェック対象者が異なります。限度額チェック対象者は以下のとおりです。
(凡例)○:チェック有、×:チェック無、−:該当なし
同一ユーザによ
る仮登録/承認
の抑止機能
限度額チェック対象者
承認管理機能
承認方式
1 次承認者
最終承認者
ダブル承認
( 承 認 者 指定 あり
/順序あり)
仮登録
×
○
1 次承認
×
○
最終承認
−
○
ダブル承認
( 承 認 者 指定 あり
/順序なし)
仮登録
○
○
1 次承認
○
○
最終承認
−
○
仮登録
シングル承認
(承認者指定あり) 承認
−
○
−
○
仮登録
シングル承認
(承認者指定なし) 承認
−
○
−
○
利用しない
仮登録
シングル承認
(承認者指定なし) 承認
−
○
−
○
利用しない
仮登録
シングル承認
(承認者指定なし) 承認
−
○
−
○
利用する
利用する
利用しない
操作
<当方負担/先方負担手数料機能について>
記録手数料の負担には、請求者が記録手数料を負担する「当方負担」と被請求者が負担する「先方
負担」があります。
当機能により、先方負担の手数料を自動的に支払金額から控除して記録請求できます。
■手数料設定可能な業務
・発生記録請求(債務者請求方式
個別請求/複数請求)
■発生記録請求(債権者請求方式)、譲渡記録、変更記録、保証記録、支払等記録では、本機能をご利用い
ただけません。
■一括記録請求による発生記録請求(債務者請求方式)についても、本機能を利用いただけません。
例)当方負担/先方負担による債務者の実質負担額の違いについて
支払金額
記録手数料
記録手数料
負担者
債権金額
債務者の
実質負担額
当方負担
¥100,000
¥432
債務者
¥100,000
¥100,432
先方負担
¥100,000
¥432
債権者
¥999,568
¥100,000
■当方負担および先方負担手数料の金額は、マスターユーザにより変更できます。変更手順については、
後述「Ⅲ マスターユーザが行う管理業務 – 5 当方/先方負担手数料の設定」をご参照ください。
Ⅰ ご利用いただく前に-15
共通編
Ⅰ ご利用いただく前に
Ⅱ.「承認不要業務」の流れ
承認者または担当者が単独で行います。
主に、照会業務(債権情報照会、取引履歴照会等)、管理業務(取引先管理、ユーザ情報管理、企業
情報管理等)が該当します。
承認者
担当者
・単独で照会業務、管理業務を行うこ
とができます。
■債権情報照会の詳細については、「<みずほ>でんさいネットサービス」操作マニュアル「情報照会編」をご参照
ください。
■取引履歴照会、取引先管理、ユーザ情報管理、企業情報管理等の詳細については、本編で後述します。
Ⅰ ご利用いただく前に-16
共通編
4
Ⅰ ご利用いただく前に
ご利用環境の確認
『でんさいネットサービス』をご利用いただくには、インターネットバンキング(みずほ e-ビジネスサ
イト・みずほビジネスWEB)の推奨環境が必要となります。
推奨環境の詳細は、下記のアドレス(URL)をご参照ください。
ご参照いただくアドレス(URL)は、下記のとおりです。
■ みずほ e-ビジネスサイトのご利用環境
(旧みずほ銀行のお客さま)
https://www.mizuhobank.co.jp/corporate/ebservice/account/ebusiness/environment.html
(旧みずほコーポレート銀行のお客さま)
https://www.mizuhobank.co.jp/corporate/ebservice/cb/ebusiness/environment.html
■ みずほビジネスWEBのご利用条件
https://www.mizuhobank.co.jp/corporate/ebservice/account/b_web/index.html
■ 『でんさいネットサービス』をご利用いただく場合、お客さまのネットワーク環境によっては、Internet
Explorer の設定で、「信頼済サイトの登録」が必要になる場合がございます。
お客さまのシステム管理者へご確認ください。
登録いただくアドレス(URL)は、下記のとおりです。
https://www.dentrans.ne.jp
信頼済みサイト登録
1. Internet Explorer を起動し、[歯車のマーク]を
クリックします。
2.[インターネットオプション]をクリックします。
インターネットオプション画面が表示されます。
Ⅰ ご利用いただく前に-17
共通編
Ⅰ ご利用いただく前に
信頼済みサイト登録
3.[セキュリティ]タブをクリックします。
4.[信頼済みサイト]アイコンをクリックします。
5.[サイト]ボタンをクリックします。
6.「このゾーンのサイトには~」にチェックが入っ
ていることを確認します。
7.https://www.dentrans.ne.jp と入力します。
8.[追加]ボタンをクリックします。
Web サイト欄に入力した内容が表示されます。
9.Web サイト欄に正しく表示されていることを
確認します。
10.[閉じる]ボタンをクリックします。
『でんさいネットサービス』が信頼済みサイトと
して登録されます。
以上で「信頼済みサイト」の
登録は終了です。
Ⅰ ご利用いただく前に-18