結婚、出産、育児、病気、介護・・・ それでもモチベーション高く働き続ける

イクボスとは?
部下の仕事と生活の両立(ワーク・ライフ・バランス)を考
慮しつつ、その人のキャリア形成や人生を支援・応援する。
また、男女とも働きやすい環境づくりとチーム・マネジメン
トによって、組織の業績もしっかり上げる。そんな上司のこ
とをイクボスといいます。
なぜ今、イクボスが求められているのか!?
• 日本では、人口減少や高齢化で働き手が減少する一方、核家族や共働き世帯、介護に従事する社員が増加しています。今
後、企業が優秀な人材を確保し、かつ業績を上げ続けるためには、仕事と生活を両立できる職場環境、またそれを理解す
る経営者や上司の存在が重要となります。
緊迫するダブルケア問題!!
• 初婚年齢や出産年齢が上昇し、育児世代の平均年齢が上昇する中、1人で育児と介護の二つのケアを同時に担う、いわゆる
「ダブルケア」問題が社会的関心を集めるようになっています。
• 総務省「就業構造基本調査」(平成24年)によると、未就学児の育児を行う者は約1,000万人、介護を行う者は約557万
人いる中で、育児と介護を同時に担う者(以下「ダブルケア」という。)は約25万人(男性約8万5千人、女性約16万8千
人)と推計されています。2017年には団塊の世代が後期高齢者となり、”大介護時代”に突入します。ダブルケア問
題は緊迫しています。
仕事とダブルケアを両立させなければならない時代に!!
• 内閣府の「育児と介護のダブルケアの実態に関する調査」(平成28年)によると、ダブルケアを行う者の約8割が30
~40歳代、働き盛りの世代です。男性では約9割が仕事をしています。ダブルケアのために仕事を減らしたり退職した
ものは女性で約4割、男性で約2割です。
• 長時間労働が前提の働き方を見直し、仕事と生活が両立できる職場環境づくりが重要になります。
【ダブルケアを行う者の就業状況】
【ダブルケアが始まった後の労働時間・業務量の変化】
結婚、出産、育児、病気、介護・・・
それでもモチベーション高く働き続けることができ、
かつ組織としての業績をしっかり上げる。
そんな職場環境づくりのために、ボスができることは!?
【発行】南アルプスハーモニープラン推進会議職場部会【問合せ】南アルプス市役所みんなでまちづくり推進課
TEL055-282-6493