公 募 要 領 「ライフサイエンス研究機能高度化事業」 平成 28 年 10 月 沖 縄 県 公 募 要 領 沖縄県(以下、県とする。 )では平成 28 年度より「ライフサイエンス研究機能高度化事業」を 開始します。これに伴い、受託する事業者を一般に広く募ることといたしました。受託を希望さ れる方は、次の要領に従って提案書を提出して下さい。 なお、本事業は国の補助事業を受けて実施するため、本公募による採択及び執行については、 国の予算措置及び交付決定が前提となりますので、その状況等に応じて事情の変更があり得ます。 1.委託業務概要 (1)目的 「沖縄科学技術振興ロードマップ(平成 28 年4月、沖縄県)」に位置づけられたライフ サイエンス・リサーチパーク形成に向け、うるま市州崎地区において、ライフサイエンス 研究に必要不可欠な動物実験設備を導入するとともに、当該設備を用いた実証モデル研究 を実施することにより、県内における動物実験基盤構築を図ることを目的とする。 (2)内容(詳細については仕様書を参照) ①動物実験設備の導入(※具体的な導入場所についても提案すること) ②動物実験設備の管理運営 ③動物実験設備を活用した実証モデル研究及び研究コーディネート (3)委託対象期間と委託費の規模 ①委託対象期間:最大で平成 30 年度まで (1.委託業務概要 (2)内容のうち、①については平成 28 年度のみとします) ②委託費の規模:77,363 千円以内 ※実際の委託費については、採択審査後、協議の上調整させていただくことがあります。 ※当事業は国の予算措置を前提としており、委託対象期間及び委託費の規模は、これを保 証するものではありません。 (4)事業スキーム ①受託を希望する事業者は、県に提案書を提出していただきます。 ②県は採択審査委員会の結果を踏まえて採択又は不採択を決定し、その結果を通知します。 ③採択後、県は事業者と委託契約を締結します。 ④事業者は、実施計画書を県に提出し、それに基づき事業を実施します。 ⑤事業終了後には完了報告書及び成果報告書を提出します。 ⑥完了報告に基づき確定検査を行い、委託費の精算払いを行います。 沖縄県 ⑥確定検査 精算払い ⑤完了報告 成果報告 ④実施計画 事業実施 ③委託契約 ②結果通知 ①提案 事業者 再委託 企業 A (実証モデル) 企業 B (実証モデル) 1 企業 C (実証モデル) 2.応募資格 次の要件をすべて満たす法人又は複数の法人からなる共同企業体とします。 (1)地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の4の規定に該当しないこと。 <※参考>地方自治法施行令第 167 条の4第1項 普通地方公共団体は、特別の理由がある場合を除くほか、一般競争入札に次の各号 のいずれかに該当する者を参加させることができない。 1 当該入札に係る契約を締結する能力を有しない者 2 破産手続開始の決定を受けて復権を得ない者 3 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第 77 号)第 32 条第1項各号に掲げる者 (2)当該委託業務を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有し、かつ、資金や研究設備等 について充分な管理能力を有していること。 (3)当該委託業務の遂行にあたり必要な技術についての知見を十分に有すること。 (4)県内に本店又は支店を有する法人であること。共同企業体で実施する場合には最低1法 人が県内に本店又は支店を有していること。 (5)共同企業体で実施する場合は、共同企業体の中に幹事企業を1法人置くものとする。幹 事企業は、本事業の管理運営、共同企業体構成員相互の調整、財産管理等の事務的管理を 主体的に行う母体としての機関とし、共同企業体を構成する法人を代表すること。幹事企 業は以下の要件を満たすことを必須とする。 ①県内に本店又は支店を有していること。 ②当該委託業務を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有すること。 ③委託業務を円滑に遂行するために必要な管理能力を有すること。 ④県内に置いて業務進捗状況及び業務内容等に関する打ち合わせに円滑に対応できる体 制を有すること。 (6)当該委託業務の実施に際して、統括責任者1名以上を割り当て、十分な遂行体制がとれ ること。共同企業体で実施する場合には、最低1法人がこの要件を満たすこと。 (7)会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)又は民事再生法(平成 11 年法律第 225 号に基づ き、更生手続開始又は民事再生手続開始の申立てがなされている者でないこと。共同企業 体で実施する場合は、構成員の全てがこの要件を満たすこと。 (8)自己又は自社の役員等が以下の要件のいずれにも該当する者でないこと、及び次の各号 に掲げる者がその経営に実質的に関与していないこと。 ①暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第 77 号)第 2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ。 ) ②暴力団員(同法第2条第6号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。 ) ③暴力団員でなくなった日から5年を経過しない者 ④自己、自社若しくは第三者の不正な利益を図る目的又は第三者に損害を与える目的を もって暴力団又は暴力団員を利用している者 ⑤暴力団又は暴力団員に対して資金等を提供し、又は便宜を供与するなど、直接的若し くは積極的に暴力団の維持運営に協力し、又は関与している者 ⑥暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有している者 ⑦暴力団又は暴力団員であることを知りながらこれらを利用している者 (9)共同企業体の構成員は、他の共同企業体の構成員となることはできない。また、共同企 業体の構成員は、法人単体で申請することはできない。 2 3.契約について (1)委託契約の締結 採択決定後、事業者と県との間で委託契約を締結することとなります。なお、契約に当 たり以下の事項について、ご了承ください。 ①実際の契約の際には、提案内容の審査や予算上の制約があること等から、必ずしも提案 書に記載のある物品の購入や提案額を保証するものではありません。 ②提案内容について本事業の趣旨と照らし合わせて修正協議を行う場合があります。 ③契約条件が合致しない場合には、委託契約の締結ができない場合があります。 ④委託契約締結後、具体的な実施内容を記述した実施計画書を提出する必要があります。 (2)委託費の内容 委託費は、事業の遂行及び成果のとりまとめに直接必要な経費が対象となります。具体 的に、実施計画書及び支出する委託費の整理にあたっては、下記項目及び別添「ライフサ イエンス研究機能高度化事業委託業務経理処理手引き」を参照して下さい。 Ⅰ.労務費 労務費は、当該委託業務に直接従事した研究者等の労務費で、直接従事した時間のみ 計上できるものとします。 1.研究員費 委託業務に直接従事した研究者等の労務費。 2.補助員費 委託業務に直接従事したパート等の補助員労務費であって、上記1以外のもの Ⅱ.その他の経費 1.備品購入費 委託業務の実施に必要な機械装置、その他備品の製作、購入又は借用に要した場 合におけるその製造原価又は購入若しくは借用に要した経費 2.消耗品費 委託業務の実施に直接要した資材、部品、消耗品等の製作又は購入に要した経費。 機械装置、備品等でその取得価格が 10 万円未満又は使用可能期間が1年未満のも のを含む。 3.旅費・交通費 委託業務を遂行するために特に必要とした旅費、滞在費、交通費であって、実施 機関の旅費規程等により算定された経費。 4.借料 委託業務の実施に直接必要な研究室賃借料等、第三者所有の実験装置、測定機器 その他の設備、備品及び電子計算機の使用等に要した経費 5.委員会費 委託業務の遂行に必要な知識、情報、意見等の交換、検討のための委員会開催、 運営に要した委員等謝金、委員等旅費、会議費、会議室借上費、消耗品費、資料作 成費、その他の経費。 6.運送費 委託業務の実施に直接必要な送付(運搬を含む)に要した経費。 7.報告書作成費 成果報告書の印刷・製本(電子ファイル作成)に要した経費。 8.その他特別費 以上の各経費の他、委託事業の実施にあたり特に直接必要と認められる経費。 ※ただし、その他特別費の支出にあたっては、事前に県との協議が必要です。 3 Ⅲ.間接経費(一般管理費) 間接経費の算定は外注費を除くⅠ∼Ⅱの経費合計の 20%を上限とし、実施機関の規程 に基づくものとします。 特段の規程が無い場合は、Ⅰ∼Ⅱの経費合計の 10%以内とします。 Ⅳ.外注費 委託業務に直接必要なデータの分析及びソフトウェア、設計等の請負外注に係る経費 Ⅴ.再委託費 再委託費は、委託業務の一部について管理法人以外の者に再委託等を行うのに要した 経費とし、当該経費の算定にあたっては、Ⅰ∼Ⅲに定める項目に準じて行います。 Ⅵ.消費税及び地方消費税 上記Ⅰ∼Ⅴの項目は、消費税及び地方消費税を除いた額で算定し、その総額に消費税 及び地方消費税率を乗じて得た額を計上します。 (3)その他留意事項 ①経費算定の対象は、原則として、委託期間中に委託業務を行うにあたって発生し、かつ、 支払われる経費とし、委託期間外に発生又は支払われる経費は認めないものとする。た だし、委託期間中に発生し、かつ、その経費の額が確定しているものであって、委託期 間中に支払われていないことについて相当の事由があると認められるもののうち、その 支払期限が委託期間終了日の翌月末日までのものは経費精算対象とします。 ②委託事業の実施機関の終了日までに研究成果報告書及び実績報告書を県に提出いただき、 原則、委託金額の確定後に精算払いとなります。 ③委託事業終了後、会計検査院が実施検査に入ることがあります。 4.応募の手続き (1)提案書の提出について ①提出期限:平成 28 年 11 月4日(金) 17 時(必着) ②提出場所:沖縄県企画部科学技術振興課 科学振興班 〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎 1 丁目 2 番 2 号 ③提出書類: 「5 提出書類」に定める書類 ※持参又は郵送により提出してください。ただし、郵送の場合は、到着確認が可能な 手段をとるものとし、提出期限内に到着するよう送付してください。 ※提案書は日本語にて記載してください。 ※書類は返却いたしません。 (2)企画提案募集に係る説明会 ①開催日時:平成 28 年 10 月 25 日(火)13:30∼14:30 ②開催場所:県庁7階第4会議室 ※説明会への参加は、応募の要件ではありません。 (3)企画提案募集に係る質問事項受付期間 ①受付期間:平成 28 年 11 月2日(水) 17 時まで ②受付方法:FAX(様式任意)にて所属・担当者名、電話番号記載の上、提出してください。 ③提 出 先:沖縄県企画部科学技術振興課 科学振興班 照屋 FAX 098-866-2799 4 5.提出書類(提案書) (1)応募申請書(様式1号) (2)企画書(様式2号) (3)事業計画書(様式3号) (4)積算書(様式4号) (5)運営管理体制書(様式5号) (6)過去3年間の類似・関連事業実績書(様式6号) (7)会社概要表(様式7号) (8)誓約書(様式8号) (9)共同企業体協定書(参考) 【※共同企業体の場合のみ。ひな形参照】 (10)添付書類 ①定款又は寄附行為 ②直近2事業年度の決算報告書(貸借対照表、損益計算書等)又はこれに類する書類 ③応募者の概要がわかるもの(会社案内等) ※共同企業体の場合、上記(6)∼(8)及び(10)については、共同企業体の構成員ご とに提出してください。 提出部数: (1)∼(7) 9部(正本1部、副本8部) (8)∼(10) 1部 6.秘密の保持 提案書は本研究開発の委託先選定のためにのみ用い、厳重に管理いたします。なお、取得し た個人情報については、研究開発等実施体制の審査のために利用いたしますが、特定の個人を 識別しない状態に加工した統計資料等に利用することがあります。ご提供いただいた個人情報 は、上記の目的以外で利用することはありません。(ただし、法令等により提供を求められた場 合を除きます。) 7.委託先の選定について (1)審査の方法 審査については、沖縄県庁内に設置される審査委員会において行われます。 委託先の選定は非公開で行われ、審査の経過等、審査に関する問い合わせには応じないこ とと致しますので予めご了承下さい。また、提出された提案書等は、返却できません。 ※ヒアリングを行う可能性があります。その場合、別途ご連絡いたします。 ※応募件数が多い場合は、書類選考による 1 次審査を実施することがあります。 (2)審査基準 審査にあたっての基準は下記の通りです。 ①企画提案の内容が県の意図する事業目的と合致しているか ②企画提案の内容及び事業実施の方法が優れているか ③提案者の実施体制、財政基盤、実績など必要な業務遂行能力を有しているか ④事業を実施するにあたり、効果的かつ具体的な計画となっているか ⑤事業を実施するにあたり、妥当な積算となっているか。 ⑥本県への科学技術振興及び産業振興に対する波及効果が期待できるか。 (3)委託先の決定及び通知について 採択された案件名については県のホームページ等で公表します。 5 (4)スケジュール 平成 28 年 10 月 21 日(金) ・・・・・・ 10 月 25 日(火) ・・・・・・ 11 月 4日(金) ・・・・・・ 11 月上旬(予定) ・・・・・・ 11 月中旬(予定) ・・・・・・ 11 月下旬(予定) ・・・・・・ 公募開始 公募説明会 公募締切 審査委員会 委託先内定 契約 (5)その他の留意事項 ①事業終了後、追跡調査・評価にご協力頂く場合がございます。 ②採択条件として提案書における事業計画や体制等を一部見直して頂くことや、積算を見 直して頂くことがあります。 ③委託期間中及び委託期間終了後の検査等において、委託業務の実施に関し、経費の虚偽 申告及び過大請求などによる不正受給、または研究活動における研究成果や論文等のね つ造、改ざん及び盗用といった不正行為等が発見された場合、県は委託先に対し、委託 費の一部若しくは全部の返還、新規契約の停止、委託先名及び不正内容の公表、刑事告 訴等の厳しい措置をとることになります。 ④採択後、契約を締結する場合は、沖縄県財務規則第 101 号の規定により、契約金額の 100 分の 10 以上の契約保証金又はこれに代わる担保を納付又は提供することとします。ただ し、以下に該当すると認められる場合は、契約保証金の全部又は一部の納付を免除する ことができます。 ・過去 2 年以内に、国(独立行政法人、公社及び公団を含む。 )又は地方公共団体と種 類及び規模をほぼ同じくする契約を数回以上にわたって締結し、これらをすべて誠 実に履行し、かつ、契約を履行しないこととなる恐れがないとみとめられるとき。 ・保険会社との間に県を被保険者とする履行保証保険契約を締結し、その証書を提出 するとき。 ・その他、県が認めるとき。 ⑤1法人(又は1共同企業体)あたり、提案は1件とします。 以上 6
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