…日本屈指の Global 教育実践校であり(2000 年開学の若い大学ながら

No.05
キャンパス情報:大分県別府市
学 部 情 報:国際経営学部/アジア太平洋学部(2 学部)
…日本屈指の Global 教育実践校であり(2000 年開学の若い大学ながら、日本全国の中から SGU に採択
された 1 校)、この春こそ進学者がいなかったものの、現在 5 名の卒業生が在籍する、要注目、絶対に
おススメの大学です!
<3 つの 50>
立命館アジア太平洋大学(APU)には、いかに他の大学と異なるのかを示す『3 つの 50』があります。即ち、
学生比率が日本人 50%-留学生 50%、更に留学生の出身国が 50 カ国以上に及ぶこと。
もう一つ、他の留学生が多いと言われている大学との決定的な違いは、入学から卒業まで、4 年間を APU で
過ごす学生の比率の多さです。留学生が多いと言われる大学-早稲田大学、上智大学、国際基督教大学
など-の殆どが短期の留学生で占められていますが、APU に関してはその殆どが full-time の留学生です。
<語学力が伸びる訳>
①ほぼ全ての授業が複言語制で行われます。これは、同じ授業内容が英語と日本語で行われるというものです。
英語が苦手な生徒には、日本語の授業を聴いてから英語の授業を取るように指導されているそうです。英語
の単位をきちんと取得しないと進級、卒業が出来ない仕組も確立されています。
②学内の様々な場面で英語を使う機会が用意されています。授業の多くがペアワークや討論 形式になっていて、
とにかく英語を使わざるを得ません。国際生(APU では留学生をこう呼びます)と協力してレポート作成をしたり、
自主学習センターではいつでも留学生の PA(Peer Assistant)が待機していて、助言をしてくれたり、英語の
レポートを添削してくれます。もちろん、その逆に日本人学生が留学生に対して、日本語の手伝いをする場面
も設定されています。
また、英語力が伸びた学生には英語奨学金が用意されていて、中には TOEIC333 点(英語を全く知らなくて
当てずっぽうで解答すると大体 330 点と言われています)から 1 年間で 530 点(実用英語検定準 1 級相当)
まで伸びた生徒もいるそうです(しかもそんなに珍しくない!)。
③AP House(学生寮)の存在が何より大きい。国際生は全員、日本人学生の場合には成績が一定以上の
学生が 1 年間学生寮で生活を共にします。国際生の多くが、日本語はおろか、日本の文化習慣一切を知ら
ない状態です。そこから、英語で共同生活を始めることで、英語力だけでなく、コミュニケーション力を得ることが
できる訳です。今までは成績優秀者しか入寮できなかった仕組が変わり、来年度からは基本的に日本人
学生全員も寮生活が送れるようになります!
<卒業生の活躍>
現在 APU 在籍中の本校卒業生は 5 名。それぞれの頑張っている様子をお伝えします。
<4 回生 S.I.さん>
高校時代はサッカー部部長。特進クラスに所属し、受験では AO 入試に失敗。やる気を失っていたところ、
APU を勧められて特別入試で入学しました。当初は受験の負の経験を引きずっていましたが、2 年次には一念
発起してオーストラリアへ 1 年間留学。現在は就職に向け頑張っています。先日、香港で就職面接を受け、内
定を得たものの蹴ってしまったか。スポーツ関連職業でアスリートの意見を反映させた商品を開発したいそうです。
<3 回生 S.S.さん>
高校時代は調理部に所属。一貫生で、3 年生になってから APU を第一志望に据えて受験に臨み、一般
受験で合格しました。入学してからは英語の学習に力を入れ、敢えて日本語授業でなく英語授業を選択する
そうです。将来の希望としては、観光産業で local を global につなぐ取り組みに携わりたいと考えています。
<2 回生 S.K.さん>
一貫文理クラスで 6 年間を過ごしました。他ではできないことを体験したいと考え、かなり早い段階から特別
入試に向けて準備をして本番に臨みました。今回別府の街を一緒に歩いていたら、すれ違う外国人といきなり
ハグをしたり、挨拶を交わしたり?!現在 Buddy(本校の国際交流委員の拡大版)として面倒をみている人たちで
した。英会話は全く問題なく、目下の課題は英文法だそうです。
<4 回生 K.Y.さん>
高校時代は理数クラス所属でしたが、進路研究の過程で 3 年次の夏前頃に APU に志望変更しました。
様々な大学に合格した中、APU に進学し、学生寮に入りました(ということは優秀者の証)。2 年次からは寮長の
一人として活躍し、寮生全員をまとめました。語学力、コミュニケーション力、継続力など総合的な人間としての
魅力が求められる仕事ですが、そういった仕事をやり遂げたことで、学力以上のものが得られたようです。
<3 回生 N.M.さん>
高等学校在籍時には英語クラスに所属、またソフトボール部で活躍していました。語学、またその多様性に
惹かれて、特別入試で APU に入学しました。現在は、教職課程を履修している関係で、京都の立命館大学で
学んでいます。大学関係者の方曰く、国際生にも負けない大変優秀な成績を修めているとのことです。
今までは日本人受験生の多くが九州や関西圏に偏っていましたが状況が変わってきました。東京圏からの受
験者が増加しています。一方、こんなに素晴らしい内容なのに偏差値がそんなに高くないのは何故か(河合塾
SS52.5)疑問に思う向きも。実は一般受験は日本人の場合 30%程度、残りは特別入試で入学しているものの、
その学力水準は様々だからなのです。上記英語が伸びた学生例として挙げた生徒は、甲子園で活躍した実績
で入学したものの、入学段階ではアルファベットがあることを一応知っていた程度だったとか…。そんな学生が
伸びる環境が、この大学にはあります。
⁂進路支援部の独断と偏見による採点です…悪しからず⁂
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