平成 27 年度守山市財政健全化審査意見書 1 審査の概要 この財政健全化審査は、市長から提出された健全化判断比率およびその算定の基礎と なる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施した。 2 審査の結果 (1) 総合意見 審査に付された下記の健全化判断比率およびその算定の基礎となる事項を記載した 書類は、いずれも適正に作成されているものと認められる。 記 年 度 健全化判断比率 ① 実質赤字比率 平成 26 年度 -% -% (12.72%) (12.72%) -% ② 連結実質赤字比率 ③ 実質公債費比率 ④ 将来負担比率 平成 27 年度 -% (17.72%) (17.72%) 6.0% 6.8% (25.0%) (25.0%) -% -% (350.0%) (350.0%) (注)上表の括弧書きの数値は、早期健全化基準である。 (2) 個別意見 ① 実質赤字比率について 本年度の実質赤字比率は、実質収支が黒字となっており、なしであることから、 前年度と同様、早期健全化基準を達成しており良好である。 ② 連結実質赤字比率について 本年度の連結実質赤字比率は、連結実質収支が黒字となっており、なしであるこ とから、前年度と同様、早期健全化基準を達成しており良好である。 ③ 実質公債費比率について 本年度の実質公債費比率は 6.0%となっており、前年度に比べると 0.8 ポイント 低く、早期健全化基準を下回っており良好である。 ④ 将来負担比率について - 134 - 本年度の将来負担比率は、充当可能財源が将来負担額を上回っており、なしであ ることから、早期健全化基準を達成しており良好である。 (3) 是正改善を要する事項 特に指摘すべき事項はない。 - 135 - 平成 27 年度守山市経営健全化審査意見書 1 審査の概要 この経営健全化審査は、市長から提出された各公営企業会計に係る資金不足比率およ びその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼と して実施した。 2 審査の結果 (1) 総合意見 審査に付された下記の資金不足比率およびその算定の基礎となる事項を記載した書 類は、いずれも適正に作成されているものと認められる。 記 会 計 資 金 不 足 比 率 名 経営健全化基準 平成 27 年度 平成 26 年度 ①下水道事業特別会計 -% -% 20.0% ②水道事業会計 -% -% 20.0% ③病院事業会計 -% -% 20.0% (2) 個別意見 ① 下水道事業特別会計について 本年度の資金不足額は発生しておらず、資金不足比率は、なしであることから、 前年度と同様、経営健全化基準を達成しており良好である。 ② 水道事業会計について 本年度の資金不足額は発生しておらず、資金不足比率は、なしであることから、 前年度と同様、経営健全化基準を達成しており良好である。 ③ 病院事業会計について 本年度の資金不足額は発生しておらず、資金不足比率は、なしであることから、 前年度と同様、経営健全化基準を達成しており良好である。 (3) 是正改善を要する事項 特に指摘すべき事項はない。 なお、病院事業会計については、資金不足比率は、経営健全化基準を達成してはい るものの、平成 27 年度決算において、11 年連続の赤字決算となっていることから、 決算審査意見書に記載のとおり、収益の確保を図ることはもちろんのこと、一層の経 営健全化に向けた取り組みが望まれる。 - 136 -
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