【別紙 2】 熊本市立古町幼稚園引受条件 1 経営全般 ① 法令、通知等を遵守すること。 ② 熊本市の行政方針を理解し、積極的に協力すること。 ③ 「園だより」や連絡ノートなどにより、適切な情報の提供と共有化に努めること。 ④ 引受の決定後から開設までの間、保護者と教育委員会との三者による話し合いの場を設け、 定期的に意見交換を行うこと。 ⑤ 平成29年度の年少・年中児のうち、民間移譲後の園に通園を希望する園児については、全 て受け入れること。 ⑥ 2 保護者の相談窓口や苦情解決の仕組み等を整備すること。 職員体制 ① 園長は専任とする。園長の資格については法令及び国の定める基準を遵守すること。 ② 副園長、保育教諭など教職員の資格は、法令及び国の定める基準を遵守すること。 ③ 教職員の配置は、法令及び国の定める基準以上とすること。 ④ 引受前に勤務している臨時・非常勤職員が民間移譲後も勤務を希望する場合、積極的に雇用 すること。 3 教育・保育活動 ① 引受前の教育方針や行事等を尊重すること。また、教育内容については幼稚園教育要領(認 定こども園については、幼保連携型認定こども園教育・保育要領)を基本とすること。 ② 少なくとも引受前の開園時間以上とすること。 ③ 特別な教育的支援を要する園児及び障がいのある園児等への教育・保育に理解を持ち、適切 な対応及び受け入れを実施すること。 ④ 小学校等との交流・連携を積極的に図ること。 ⑤ 地域との交流に積極的に取り組むこと。 ⑥ 水泳、体操、英会話等の特別な教育・保育内容については、事前に保護者と協議し、理解を 得たうえで実施すること。 4 安全・衛生管理 ① 園医、園歯科医、園薬剤師等を設置(非常勤で可)すること。 ② 日本スポーツ振興センター災害共済又は同等の災害保険制度に加入すること。 ③ 防火管理体制を整備すること。 ④ 安全対策マニュアル、危機管理マニュアル等を整備すること。 ⑤ 防火訓練、避難訓練を実施すること。 ⑥ その他関係法令等に則り、安全・衛生管理に努めること。 5 子育て支援事業 ① 保護者との情報交換に努め、個別相談等を実施すること。 また、保護者との懇談会等を開催し、共通理解のための機会を確保すること。 ② 地域における子育て支援に取り組むこと。 6 法人組織・財産等 ① 1年間の土地賃借料に相当する額(180万円)の現金又は預金を有していること。 ② 移譲を受けた建物等は、幼稚園又は認定こども園の運営以外に使用しないこと。 ③ 移譲を受けた建物は、所有権登記後、直ちに法人の基本財産に編入すること。 ④ 移譲を受けた建物を担保に供しないこと。 7 経理等 ① 学校法人については、学校法人会計基準に定める事項を遵守すること。 ② 社会福祉法人については、社会福祉法人会計基準に定める事項を遵守すること。 ③ 平成29年度の年少・年中児のうち、民間移譲後の園に通園を希望する園児については、制 服、かばん等の購入について新たな保護者負担が生じないようにすること。 8 その他 ① 引受法人が、引受法人決定の通知を受け取った日から平成30年3月31日までの間を引継 期間とし、必要な協議を行う。 ② 平成29年10月1日から合同保育を実施すること。課業日に職員(幼稚園教諭又は保育教 諭2名)を配置し、また、園長予定者は定期的(週2回半日程度)に来園すること。 ③ 引受法人は別途「事業用定期借地権設定契約に関する契約書」及び「建物等譲渡契約書」を 締結すること。また、市と協議のうえ、必要に応じて覚書、協定等を締結すること。 ④ 幼稚園又は認定こども園の設置の届出など、開設に必要な手続きは、関係法令等を遵守した うえで、引受法人の負担により行うこと。 ⑤ 保護者や地域の思いを汲み、民間移譲後の園名に「古町」という名称を残すよう努めること。
© Copyright 2024 ExpyDoc