2017年に向けての日本株見通し

16年10月 インターネットライブセミナー
2017年に向けての日本株見通し
~株価想定とリスクシナリオ~
2016年10月19日
大和証券 投資戦略部
シニアストラテジスト
細井 秀司
本資料は、投資の参考となる情報提供のみを目的としたものです。投資に関する決定はご自身の判断でなさいますようにお願い
申し上げます。本資料は、当社が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成されていますが、その情報の正確性、
完全性を保証するものではありません。また、本資料に記載された意見や予測等は、資料作成時点の当社の判断で、今後、予告
なしに変更されることがあります。なお、本資料のご利用に際しては、最終ページの記載もご覧ください。
(2016年10月17日作成)
(銘柄は2016年10月14日現在)
(1)日経平均とNYダウ 日足推移
日経平均とNYダウ 日足推移
21000
19000
(ドル)
18500
(円)
20000
19000
18000
18000
17500
17000
17000
16000
16500
15000
日経平均(左軸)
16000
NYダウ(右軸)
14000
15
(出所)QUICK。直近値は10/14
15500
16
1
(2)予想PERは米国高水準維持
日米独中及び世界の予想PER推移
20
日本
(倍)
米国
ドイツ
中国
世界
18
←16.8
16
←15.3
14
←13.2
12
10
8
6
(注)
予想は全てI/B/E/S12ヵ月先予想、MSCIベース(日本はTOPIXベース)
10月
14年
1月
15年
7月
1月
16年
(出所)トムソン・ロイターより大和証券作成。直近は16年10月13日
7月
13日
10月
2
(3)主要国企業の増益率に大きな差はない
日米独中及び世界の予想EPS伸び率推移
20
(%)
日本
米国
ドイツ
中国
世界
18
16
14
12
10
8
6
4 (注)
予想は全てI/B/E/S12ヵ月先予想、MSCIベース(日本はTOPIXベース)
2
10月
1月
7月
1月
14年
15年
16年
(出所)トムソン・ロイターより大和証券作成。直近は16年10月13日
7月
13日
10月
3
(4)低下傾向だったEPS、回復へ
日米独中及び世界の予想一株利益の伸び率
2
1
(%)
日本
米国
ドイツ
中国
世界
各国でEPSの伸びは
回復基調に
0
-1
-2
-3
-4
-5
-6
(注)
予想一株利益を1カ月前と比較し、その変化率を表示。
予想は全てI/B/E/S12ヵ月先予想、MSCIベース(日本はTOPIXベース)
10月
1月
7月
14年
15年
(出所)トムソン・ロイターより大和証券作成。直近は16年10月13日
1月
16年
7月
13日
10月
4
(5)円高あるが、期初比のEPS切り下げは小幅
日経平均と予想EPS推移
1,275
22,000
(円)
(円)
21,000
1,250
20,000
1,225
期初
19,000
1,200
18,000
1,175
17,000
1,150
16,000
1,125
日経平均(左軸)
15,000
1,100
日経平均予想EPS(右軸)
1,075
14,000
15/1
15/7
16/1
(出所)日本経済新聞社、直近値は10/14
16/7
5
(6)年末は18000円台、3月は18500円台へ
為替シナリオ別の日経平均想定株価
日経平均想定 [円]
予想税引利益
増益率[%]
2016年12月末
PER
13倍
PER
14倍
PER
15倍
2017年3月末
2016
年度
2017
年度
PER
16倍
PER
13倍
PER
14倍
PER
15倍
PER
16倍
3.7
4.3
15,100 16,200 17,400 18,500 15,200 16,400 17,600 18,700
6.1
5.2
15,500 16,700 17,900 19,100 15,700 16,900 18,100 19,300
8.6
6.0
16,000 17,200 18,400 19,700 16,200 17,400 18,700 19,900
11.0
6.8
16,400 17,700 18,900 20,200 16,700 18,000 19,300 20,500
13.5
7.6
16,900 18,200 19,500 20,800 17,200 18,500 19,800 21,100
円高
95円/ドル、
105円/ユーロ
やや円高
100円/ドル、
110円/ユーロ
標準
105円/ドル、
115円/ユーロ
やや円安
110円/ドル、
120円/ユーロ
円安進行
115円/ドル、
125円/ユーロ
(注1)利益予想は大和予想(大和210ベース)、PERは12ヵ月先予想利益ベース、為替前提は12ヵ月先までの平均レート
(注2)業績予想は8/30時点 (注3)為替前提は2016年7月以降の前提。
(出所)大和証券作成
6
(7)米欧で金利上昇か。円安進展の条件増える
日本と米との10年国債利回り較差と
円ドルレート
2.2
(%)
日本と独との10年国債利回り較差と
円ユーロレート
140 0.6
(%)
(円/ドル)
150
(円/ユーロ)
2
130 0.4
140
1.8
120 0.2
130
1.6
110
0
120
1.4
100 ‐0.2
110
米日利回り較差(左軸)
独日利回り較差(左軸)
円ドル(右軸)
1.2
円ユーロ(右軸)
90 ‐0.4
15
16
(出所)QUICK、直近値は16/10/14
15
100
16
(出所)QUICK、直近値は16/10/14
7
(8)欧米は日本よりGDP成長率は高め
IMF世界経済見通し
単位:%
世界
先進国
日本
米国
ユーロ圏
英国
新興国
中国
インド
ブラジル
ロシア
ASEAN-5(注)
2015
年
2016
1 0 月時点
2017
4 月比
1 0 月時点
4 月比
3.2
3.1
▲0.1
3.4
▲0.1
2.1
0.5
2.6
2.0
2.2
4.0
6.9
7.6
▲3.8
▲3.7
4.8
1.6
0.5
1.6
1.7
1.8
4.2
6.6
7.6
▲3.3
▲0.8
4.8
▲0.3
+0.0
▲0.8
+0.2
▲0.1
+0.1
+0.1
+0.1
+0.5
+1.0
+0.0
1.8
0.6
2.2
1.5
1.1
4.6
6.2
7.6
0.5
1.1
5.1
▲0.2
+0.7
▲0.3
▲0.1
▲1.1
+0.0
+0.0
+0.1
+0.5
+0.3
+0.0
(注)インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナムの5カ国
(出所)IMF 16年10月4日改訂
8
(9)FRBに続きECBもテーパリングか?
日米欧、各中銀の総資産額
420
380
2009年1月=100
として指数化
日本銀行
(BOJ)
340
300
260
220
米連邦準備理事会
(FRB)
180
テーパリング?
140
欧州中央銀行
(ECB)
100
60
09
10
11
12
13
(出所)ブルームバーグ、直近値は16年9月
14
15
16
17 年
9
(10)外国人の売りを買い支える日銀のETF買入れ
30
外国人の累計売買差額と日銀のETF買入れ額、日経平均(週次)
(兆円)
(円)
外国人の累計売買差額(現物+先物)(左軸)
日銀のETF買入れ累計額(左軸)
25
22,000
20,000
日経平均(右軸)
18,000
20
累計23.9兆円買い越し
17/7末
新目標
↓ 16,000
15/5末からBrexitまで
累計13.9兆円売り越し
15
14,000
↑
17/7末 12,000
旧目標
10
5
0
12/11
10,000
売買差額は二市場一・二部等。直近値は日経平均及びETF
買入れ累計額が10/14。外国人の累計売買差額が10/7
13/5
13/11
14/5
14/11
(出所)東京証券取引所、日本経済新聞社、日本銀行
15/5
15/11
8,000
16/5
10
(11)低水準の裁定買い残、需給の改善余地
裁定買い残と日経平均の推移
5
21000
(兆円)
(円)
4
18000
3
15000
2
12000
1
9000
裁定買い残(直近限月、左軸)
日経平均(週足、右軸)
0
6000
10
11
12
13
14
15
16
(出所)東京証券取引所、日本経済新聞社
直近値は日経平均が10/14、裁定買い残は10/3‐7のデータ
11
(12)グロース・中小型からバリュー・大型へ物色変化
110
バリュー/グロース、及び大型/小型の相対指数推移
バリュー/グロース
105
大型/小型
100
95
90
85
80
13/1
バリュー・大型優位
グロース・小型優位
13/7
14/1
14/7
15/1
15/7
16/1
(出所)東京証券取引所、13年初を100として指数化。直近は10/14
16/7
12
(13)迫る米大統領選 クリントンVSトランプ
55%
米大統領候補者の世論調査支持率
クリントン候補
↓
50%
47.5%
45%
40%
35%
42.0%
↑
トランプ候補
16/10/16まで
米大統領選は16/11/8
30%
15/7/1
15/10/31
(出所)RealClearPolitics
16/3/1
16/7/1
16/10/31
13
(14)米国、雇用者増&時給増は順調なペース
雇用者増減と失業率の推移
労働参加率と平均時給の推移
60
12 67
(%)
(万人)
40
(%)
11
20万人ライン
20
10
0
9
-20
8
-40
7
-60
6
非農業部門雇用者増減数
(前月比、左軸)
20万人ライン(左軸)
-80
-100
5
(%)
08
09
10
11
12
(出所)米労働省。直近値は16年9月
13
14
4
65
3
64
2
63
1
労働参加率(左軸)
5
平均時給(前年同月比、右軸)
失業率(右軸)
07
66
15
16年
4 62
07
08
09
10
11
12
13
14
15
16 年
(出所)米労働省。直近値は16年9月
14
0
(15)米国経済、景気拡大基調は継続
65
米国 ISM景気指数
製造業
2000
米国 新車販売及び
新築住宅販売推移
(万台)
(万戸)
100
非製造業
60
1600
80
1200
60
800
40
400
20
55
50
新車販売(左軸)
新築住宅販売(右軸)
45
0
07 08 09 10 11 12 13 14 15 16年
(出所)全米供給管理協会(ISM)
直近値は16/9
0
07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 年
(出所)ブルームバーグ、直近値は
新車販売が16/9、新築住宅販売が16/8
15
(16)米国の12月利上げ確率は足元7割弱まで上昇
円ドルレートと日米実質金利差
130
(%)
(円)
開催予定のFOMCでの利上げ予想確率
1.5 90
(%)
1.4
9月21日
80
125
1.3
120
1.2 70
1.1
68
1.0 60
115
79
77
70
61
83
82
10月12日
70
76
76
72
64
0.9
0.8
110
50
0.7 40
0.6
105
0.5
100
円ドルレート(左軸)
0.4
日米実質金利差(右軸)
0.3
30
20
21
17
0.2 10
95
15年
16
(注)実質金利=10年国債利回り-10年ブレーク・イーブン・インフレ率
直近値は16/10/14
(出所)各種資料より大和証券作成
11/2
12/14
2/1
17
16年
(出所)CME、ブルームバーグ
3/15
5/3
6/14
7/26
16
(17)原油、OPEC減産を契機に50ドル定着へ
WTI、北海ブレント先物価格日足推移
120
(ドル/バレル)
100
80
北海ブレント先物
↓シェールオイルの採算レート(50~60ドル)↓
60
WTI
先物
40
20
7月
9
11
1
3
5
7
14年
15年
(出所)QUICK、ブルームバーグ。直近値は10/14
9
11
1
16年
3
5
7
9
11
17
(18)中東産油国の財政均衡レート
中東主要産油国の財政均衡、並びに経常収支均衡原油価格
実績
平均
2000
-12
2013
2014
予測
2015
(*)
2016
2017
財政均衡原油価格( 米ドル/バレル)
クウェート
カタール
イラク
イラン
サウジアラビア
UAE
…
41.9
…
48.9
…
33.0
2013
2014
2015
(*)
2016
2017
42.5
55.8
49.2
52.1
52.8
…
38.0
44.0
37.9
36.7
38.1
61.9
53.5
51.8
52.4
54.7
…
53.2
54.5
44.2
42.4
49.8
114.6
113.2
62.6
59.7
59.4
…
95.2
100.0
49.4
50.6
55.2
115.8
100.0
84.0
61.5
55.8
59.8
56.4
43.3
40.0
41.7
89.0
105.7
94.8
66.7
70.2
…
59.4
72.2
63.6
57.0
55.8
69.4
79.0
69.1
71.8
71.7
…
49.3
50.5
41.0
38.7
41.9
90.2
86.8
71.2
70.0
69.7
87.5
94.8
84.9
76.3
80.8
67.2
75.5
66.1
65.5
69.5
…
98.3
108.6
96.0
73.1
76.7
アルジェリア
…
108.1
135.3
109.8
87.6
85.4
130.4
122.5
107.5
95.1
93.1
61.7
2000
-12
予測
経常収支均衡原油価格( 米ドル/ バレル)
オマーン
バーレーン
実績
平均
39.3
31.8
…
41.1
(出所)IMF「Middle East and Central Asia」(2016年4月)より大和証券作成
(*)2015年の値はIMFの予想
18
(19)オイルマネーは買いに転じるか?
海外投資家地域別株式売買動向(国内全取引所、現物)
3
(兆円)
買い越し
2
1
0
‐1
‐2
その他
アジア
欧州
北米
売り越し
‐3
13
14
12年
(出所)東京証券取引所。直近値は16年8月
15
16
17
19
(20)原油、イランの増産と米国の減産、ともにペース鈍る
産油国大手の原油生産量 月次推移
1400
米国(16/8)
サウジアラビア(16/9)
ソ連
ロシア(16/6)
イラン(16/9)
(万バレル/日)
1200
1000
800
600
400
200
0
73
76
79
82
85
88
91
94
97
00
(出所)米国エネルギー情報局(EIA)、OPEC。括弧内は直近月
03
06
09
12
15
(年)
20
(21)米国シェール、減産打ち止め?
米国 原油生産量と稼働油井数(週次)
1,000
1,750
(万バレル/日)
1,500
900
米原油産出量(左軸)
800
1,250
米国稼動油井数(右軸)
700
1,000
600
750
500
500
400
250
300
05
06
07
08
09
10
11
12
(出所)米エネルギー情報局(EIA)、ベイカー・ヒューズ。
(注)直近値は油井数が10/14、産出量が10/7
13
14
15
16
(年)
0
21
(22)中国、景況感は底這い状況
実質GDPと景気循環信号指数
17
16
174
中国の実質GDP(左軸)
前年同期比(%)
〃 景気循環信号指数(右軸)
15
155
14
13
136
12
11
117
10
16予
9
8
16/4-6
↓
7
6
98
79
(出所)中国国家統計局
5
05/1
16/7
06/1
07/1
08/1
09/1
10/1
11/1
12/1
13/1
14/1
15/1
16/1
60
22
(23)中国、製造業は緩やかな回復過程へ
中国PMIと李克強指数
60
30
製造業PMI(左軸)
非製造業PMI(左軸)
58
25
李克強指数(右軸)
56
20
54
15
52
10
50
5
↑PMIの
好不況判断線(50)
48
0
年
(出所)中国国家統計局等。直近値はPMIが16年9月、李克強指数が16年8月
10
11
12
13
14
15
16
23
(24)中国、輸出入は回復感漂うも一旦停止?
中国の貿易収支
75
(億ドル)
(%)
750
50
500
25
250
0
0
‐25
‐250
‐50
‐500
輸出伸び率(左軸)
貿易収支(右軸)
‐75
05
06
07
08
09
10
輸入伸び率(左軸)
‐750
11
12
(出所)中国国家統計局。直近値は16年9月
13
14
15
16 年
24
(25)人民元、元安加速はリスク視され易い
オンショア人民元とオフショア人民元レート
6.9
6.8
(元/ドル)
オンショア(国内)
オフショア(海外)
6.7
6.6
6.5
元安・ドル高
6.4
6.3
6.2
6.1
2015
元高・ドル安
2016
(出所)ブルームバーグ。直近値は16/10/14
25
(26)人工知能 関連銘柄
銘柄
FRONTEO(注)
コード
内容
2158 TM 訴訟や特許分野でのAIを利用した支援システムを提供。13年米ナスダックにも上場
テクノスジャパン
3666
ビッグデータ分析やIoT、AI関連など新規分野のサービス拡充に向け、大手企業と事業提携を進める
コムチュア
3844
ビッグデータやAIを活用したコンサルティングサービスを拡充
日立製作所
6501
AIやビッグデータ解析などの先端技術を駆使したコンサルティング型サービスの提供に経営の軸足を移す
ソニー
6758
米ベンチャーのコジタイ(カリフォルニア州)と次世代のAIを共同開発すると発表。両社は強化学習と深層学習を組み合わせ
た「深層強化学習」技術を予測・検知技術とともに用いて新たなAI技術を共同で開発する。ロボット再参入も発表
ファナック
6954
東大発の人工知能関連ベンチャー企業プリファード・ネットワークス(PFN)に出資。PFNの持つ機械学習の技術を産業用ロ
ボットや工作機械に適用する研究開発を進める
トヨタ自動車
7203
ロボット関連の特許出願数(1995年以降累計)世界首位。自動車産業は自動運転技術等への活用からロボットと密接な関
係あり。16年1月にシリコンバレーにAIの研究を手掛ける新会社設立。5年間に10億ドル(1100億円)を投じ、研究を進める
カドカワ
9468
子会社ドワンゴにドワンゴ人工知能研究所を設立。超人的AIの実現を目指す
富士ソフト
9749
高度なコミュニケーション知能を持つヒト型ロボット「PALRO(パルロ)」は介護施設を中心に活用されている。家庭用「Palmi
(パルミー)」はDMM.comロボット販売サイト等で販売
ソフトバンク
9984
AI搭載ヒト型ロボット「Pepper」は15年6月の一般向け発売以降完売続く。ユーザーの表情や声から感情を認識する機能や、
アプリをダウンロードすることで機能を追加できるのが特徴
アルファベット
(旧グーグル、米)
GOOGL ロボットやAI関連のベンチャー企業を積極的に買収。同社の検索サービスで幅広く使われているAIソフトを無償公開。外部
NAS 研究者や企業が自由に利用出来る様にすることで普及を促し、AI分野で主導権を握る考え
エヌビディア(米)
NVDA
NAS
画像処理用半導体大手。近年、コンピューターグラフィックス(CG)を複数の半導体で処理する並列処理技術をAIの画像認
識に使用する取り組みが増えており、自動運転などへの応用が期待されている
IBM(米)
IBM
NYSE
AIに類似するコグニティブ・コンピューティング・システム「Watson」を開発。質問応答と意思決定支援などを行う
フェイスブック(米)
FB
NAS
世界で9億人が利用する対話アプリ「メッセンジャー」を活用した企業向けの新サービスを発表。AIを使ったソフトが顧客に応
対するのが特徴
アマゾン(米)
アップル(米)
AMZN 音声認識型スピーカー「アマゾン・エコー」を展開。音楽再生のほか、ネットに接続すれば、利用者の呼びかけに応じて会話
NAS するように様々な情報を提供する
AAPL
NAS
AIをスマートフォン等での音声認識・応答サービス「Siri(シリ)」や利用者が必要とする情報や操作を推測して薦めるサービス
「デジタル秘書」に活用
(出所)各種資料より大和証券作成
(注)TM=東証マザーズ、NAS=米ナスダック、NYSE=米ニューヨーク証券取引所。FRONTEOは旧UBIC
26
(27)AR(拡張現実)/VR(仮想現実)関連銘柄1
企業名
端
末
・
関
連
機
器
コメント
ソニー
6758
PS4用「PlayStation VR」を発売
リコー
7752
子会社のリコーイメージングが、360度カメラ「RICOH THETA S」を販売
フェイスブック
サムスン電子
マイクロソフト
インテル
ゴープロ
ノキア
スターティア
SHIFT
シ
ス
テ
ム
・
ソ
フ
ト
ウ
エ
ア
ティッカー/コード
CRI・ミドルウェ
ア
シリコンスタジオ
JIG−SAW
(ジグソー)
テクノホライゾ
ン・HD
ピクセラ
NTTデータ
アルファベット
(旧グーグル)
FB
(NASDAQ)
SMSN
(ロンドン)
MSFT
(NASDAQ)
INTC
(NASDAQ)
GPRO
(NASDAQ)
NOK
(NYSE)
3393
3697
TM
3698
TM
3907
TM
3914
TM
6629
JQS
6731
T2
360度カメラ「Surround360」を発表。傘下のOculus社がVRヘッドセット「Oculus Rift」を発売
スマホ接続型VR端末「Gear VR」、360度カメラ「Galaxy Gear 360」を発売
16年3月末にAR端末「HoloLens」を開発者向けに北米で限定発売。VRやAR技術普及に向け、半導体大手やパソコン大手など10社以上と
提携すると発表。HoloLensの開発基盤を提供
カメラ、センサー、入力システムなどがすべて一体となったオールインワンのワイヤレスVRヘッドセット「Project Alloy」を発表
6台のアクションカメラ「HERO4 Black」を組み合わせて使用する360度撮影システム「Omni」の販売を開始
360度カメラ「OZO」を発売
連結子会社のスターティアラボが企業向けAR制作サービス「COCOAR」、任意の画像を読み込むことにより、設定されたコンテンツを表示・
閲覧などができるスマホ向けARアプリ「COCOAR2」を提供
VRコンテンツ検証サービスを提供開始。乗り物酔いに似た症状を引き起こす「VR酔い」等による人体への影響といった安全性や、快適性
の評価を行う
ゲーム開発向けサービスCRIWARE(シーアールアイウェア)でVR向け機能の強化(立体音響、全天球動画対応など)を図る。同社のサウ
ンド技術がバンダイナムコエンターテインメントのVRプロジェクトに採用
保有するリアルタイムCG技術をVR分野に応用し、住宅、建築、自動車、ゲーム、映像など多方面のコンテンツ制作企業に向けて新しい製
品やサービスを展開
AR/VR技術開発などを行う英Kudan社と資本・業務提携を結んでおり、次世代AR自動認識の技術実用化、ウェアラブル向けAR/VRモ
ジュール分野で共同研究
連結子会社のエルモ社が、全天球パノラマ動画撮影システムにおいて、フランスのVideoStitch社と業務提携
360度カメラの開発、販売を手掛ける米Sphericam社との間で日本国内におけるSphericam社製品の販売に関する業務提携を締結
プロ野球球団が監修したVR技術を用いたプロ野球選手のトレーニングシステムを17年より提供開始。商用サービスとして海外市場にむけ
て展開していく予定。楽天野球団が17年シーズンより本格利用予定
GOOGL VRプラットフォーム「Daydream」を発表(16年5月)。スマートフォンやOS、ヘッドセットなどの周辺機器、アプリケーションのすべてをVRに最
(NASDAQ) 適化させる。次期OS「Android N」にVR Modeが搭載予定。Android N対応スマホは今秋発売予定
9613
※外国株はNASDAQ:ナスダック市場、NYSE:ニューヨーク証券取引所、サムスン電子はロンドン市場上場のGDR、ノキアはNYSEのADR。国内株はT2:東証2部、TM:東証マザーズ、JQS:東証ジャスダックス
タンダード、その他は東証一部。AR=Augmented Reality、VR=Virtual Reality (出所)各種資料より大和証券作成。
27
(28)AR/VR関連銘柄2
企業名
ティッカー/コード
ネクスト
2120
ディー・エヌ・
エー
2432
エイチーム
コ
ン 凸版印刷
テ
ン IGポート
ツ
楽天
クリーク・アンド・
リバー社
ウォルト・ディズ
ニー
3662
7911
3791
JQS
4755
4763
DIS
(NYSE)
コメント
レゴブロック等と組み合わせることによりPC上に3Dの部屋空間を再現。「Oculus Rift」を用いたウォークスルー体験が可能な部屋作りシ
ミュレーションシステム「GRID VRICK」を開発
子会社の横浜DeNAベイスターズがサムスンのGalaxy「Gear VR」を用いた、360度全方位VR体験「360ベイスターズ」を提供開始。子会社
SHOWROOMがVRでのライブ配信に対応した「SHOWROOM VR」を開始
グループ会社のA.T.bridesがVR事業に参入。結婚式場に赴くことなく内見を可能にする新サービス「すぐ婚VR」を開始
全国の現存しない城郭や産業遺跡をVRで見られる観光アプリを16年9月から提供予定。自治体からVRコンテンツ制作や配信を請け負い、
20年に20億円の売り上げを目指す
傘下のプロダクション・アイジーが複合カフェにて、VRアプリ「攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver」の有料体験展開を行うことを発
表。PSVRなどのVR機器への提供も視野に入れた開発も行っていく
運営する情報サイト「楽天ウェディング」で結婚式場の下見を疑似体験できる「バーチャルウェディングシステム」を結婚式の企画・運営を行
う企業向けに提供
一体型HMDに関する中国での特許を多く所持する中国アイデアレンズ社の筆頭株主である投資ファンドの王涵氏と共同出資して「VR
Japan」を設立。アイデアレンズ社製品の日本における独占販売、マーケティング、プラットフォームの運営管理を行う
スター・ウォーズやディズニーの世界をVRで楽しめる「Disney Movies VR」を米Valveが運営するゲーム配信サービスStreamで公開。
NOKIAとVRコンテンツ作成で提携
「白猫VRプロジェクト」や「VR Tennis Online」などVRアプリを手掛ける。国内外のVR関連企業支援に特化した「Colopl VR Fund」を設立し、
世界最大級のVR専門ファンドとして、子会社コロプラネクストが運用
3668
アクセルマーク
3624
TM
次代を担う新たなコアサービス創出の一環として、VRゲームのプロトタイプの開発を行っている
グリー
3632
スクウェア・エニックスと共同開発したVRキャラクターコマンドRPG「乖離性 ミリオンアーサーVR」を来春発売すると発表。 HTC Corporation
が開発協力しており、対応機種はHTC Viveなどを予定
gumi
3903
15年12月にVR技術を活用したプロダクト開発を行う起業に対し、資金提供などの支援を行う会社『Tokyo VR Startups』を設立
ゲ アドアーズ
4712
JQS
ゲーム施設運営大手。グリーとVR技術を活用したオリジナルVRアトラクションの開発、VR常設型専門店舗の開設などで業務提携すると発
表
ム セガサミーHD
6460
傘下のセガ・ライブクリエイションが16年7月、東京・台場でVRを楽しむアトラクションを開設
ー
コロプラ
バンダイナムコ
HD
7832
連結子会社のバンダイナムコエンターテインメントがVR技術で、地上200mの高所や断崖絶壁の雪山を滑り抜ける急滑降スキーといった
疑似体験コンテンツなどを開発していくプロジェクト「Project i Can」を始動
ニンテンドー3DSにAR機能を搭載。内蔵ソフト「ARゲームズ」ほか、AR機能を使ったソフトウェアも手掛ける。話題の「ポケモンGO」もAR技
術を活用したゲーム。次世代ゲーム機「NX」はVR対応との報道も
任天堂
7974
スクウェア・エ
ニックス・HD
9684
16年11月29日発売予定の「ファイナルファンタジー15」が後日PSVR対応予定
カプコン
9697
17年1月26日発売予定の新作「バイオハザード7」がPSVRに完全対応する
※外国株はNYSE:ニューヨーク証券取引所。国内株はTM:東証マザーズ、JQS:東証ジャスダックスタンダード、その他は東証一部。(出所)各種資料より大和証券作成。
28
お取引にあたっての手数料等およびリスクについて
手数料等およびリスクについて
 株式等の売買等にあたっては、
「ダイワ・コンサルティング」コースの店舗(支店担当者)経由で国内委託取引を行う場合、約定代金に対して最大 1.24200%
(但し、最低 2,700 円)の委託手数料(税込)が必要となります。また、外国株式等の外国取引にあたっては、現地諸費用等を別途いただくことがあります。
 株式等の売買等にあたっては、価格等の変動による損失が生じるおそれがあります。また、外国株式等の売買等にあたっては価格変動のほかに為替相場の
変動等による損失が生じるおそれがあります。
 信用取引を行うにあたっては、売買代金の 30%以上で、かつ 30 万円以上の委託保証金が事前に必要です。信用取引は、少額の委託保証金で多額の取引を行
うことができることから、損失の額が差し入れた委託保証金の額を上回るおそれがあります。
 債券を募集・売出し等により、又は当社との相対取引により売買する場合は、その対価(購入対価・売却対価)のみを受払いいただきます。円貨建て債券
は、金利水準の変動等により価格が上下し、損失を生じるおそれがあります。外貨建て債券は、金利水準の変動に加え、為替相場の変動等により損失が生
じるおそれがあります。また、債券の発行者または元利金の支払いを保証する者の財務状況等の変化、およびそれらに関する外部評価の変化等により、損
失を生じるおそれがあります。
 投資信託をお取引していただく際に、銘柄ごとに設定された販売手数料および運用管理費用(信託報酬)等の諸経費、等をご負担いただきます。また、各
商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります。
ご投資にあたっての留意点
 取引コースや商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、上場有価証券等書面、契約締結前交付書面、目論見書、等をよくお読みください。
 外国株式、外国債券の銘柄には、我が国の金融商品取引法に基づく企業内容の開示が行われていないものもあります。
商号等 :大和証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第108号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会
【保有株式等について】
大和証券は、このレポートに記載された会社が発行する株券等を保有し、売買し、または今後売買することがあります。大和証券グループが、株式等を合計 5%超保有しているとして大量保有報告を行っている会社
は以下の通りです。(平成 28 年 9 月 30 日現在)
大末建設(1814) イチケン(1847) 日成ビルド工業(1916) 高橋カーテンウォール工業(1994) アコーディア・ゴルフ(2131) ゲンキー(2772)サムティ(3244) ムゲンエステート(3299) 日本ヘルスケア投資法人
(3308) ケー・エフ・シー(3420) 川田テクノロジーズ(3443) ケイアイスター不動産(3465) ビリングシステム(3623) エニグモ(3665) 神島化学工業(4026) セプテーニ・ホールディングス(4293) トリケミ
カル研究所(4369) ラクオリア創薬(4579) ノザワ(5237) 中山製鋼所(5408) 東邦亜鉛(5707) 東京製綱(5981) リンクバル(6046) アライドアーキテクツ(6081) ウィルグループ(6089) 日進工具(6157) 鎌
倉新書(6184) 平田機工(6258) タツモ(6266) 三相電機(6518) ダブル・スコープ(6619) ミツミ電機(6767) スミダコーポレーション(6817) アドバンテスト(6857) フェローテック(6890) エノモト(6928)
太陽誘電(6976) アストマックス(7162) GMOクリックホールディングス(7177) 大興電子通信(8023) マネーパートナーズグループ(8732) 大和証券オフィス投資法人(8976) 日本賃貸住宅投資法人(8986)
セレスポ(9625) 帝国ホテル(9708) パーカーコーポレーション(9845) (銘柄コード順)
【主幹事を担当した会社について】
大和証券は、平成 27 年 10 月以降下記の銘柄に関する募集・売出し(普通社債を除く)にあたり主幹事会社を担当しています。
ヨシムラ・フード・ホールディングス(2884) 鳥貴族(3193) アクティビア・プロパティーズ投資法人(3279) SIA 不動産投資法人(3290) イオンリート投資法人(3292) ヒューリックリート投資法人(3295) 日
本ヘルスケア投資法人(3308) BEENOS(3328) トーセイ・リート投資法人(3451) ケネディクス商業リート投資法人(3453) サムティ・レジデンシャル投資法人(3459) ケイアイスター不動産(3465) 三井不動産
ロジスティクスパーク投資法人(3471) 昭栄薬品(3537) 農業総合研究所(3541) コメダホールディングス(3543) デファクトスタンダード (3545) 串カツ田中(3547) バロックジャパンリミテッド(3548) マ
イネット(3928) ベネフィットジャパン(3934) グローバルウェイ(3936) シルバーエッグ・テクノロジー(3961) 扶桑化学工業(4368) OAT アグリオ(4979) インターワークス(6032) ファーストロジック
(6037) 日本ビューホテル(6097) リクルートホールディングス(6098) ソネット・メディア・ネットワークス(6185) アトラエ(6194) イワキ(6237) ツバキ・ナカシマ(6464) リファインバース(6531) ジャ
パンインベストメントアドバイザー(7172) 富山第一銀行(7184) イオンフィナンシャルサービス(8570) オリックス不動産投資法人(8954) 平和不動産リート投資法人(8966) 大和証券オフィス投資法人(8976)
ジャパン・ホテル・リート投資法人(8985) 学究社(9769)(銘柄コード順)
29