むことが重要です。今回も松江北高英語科みんなで取り組みました。当日 島根県立松江北高等学校 は、かつての教え子たちが保護者となって予期せぬ私の目の前にたくさん 第3学年 来てくれました。教員の喜びをこんなところで感じます。9月26日は小 八幡英語通信 2016年10月3日発行 第15号 泉八雲の命日です。 ▲9月1日(木)紅陵祭で「ヘルンをたたえるスピーチコンテスト校内予選」 を実施。6人の審査員で、審査は難航するも、2名の校内代表者を決定。 大会直前までに完璧に暗記し、練習するように指示。 ▲9月15日(木)昼休みに弁論生徒2人を呼び、来週から練習が始まる ことを予告。(1)完璧に原稿を暗記して自分のものにする。(2)制限時 間オーバーに注意する(今回は5分) (3)効果的に使いたい感情表現 9月25日(日)、松江市総合文化センター(プラバホール)において「第50回ヘルンをたたえる青 を意識する(原稿に書き込んでおくとよい)。ア 声の大きさ、抑揚 イ 目線 オ カ ウ 顔の表情 エ 自然なジェスチャー 話すスピード 間の取り方 少年スピーチコンテスト」(50th Young Persons' Recitation Contest in Honor of Lafc ▲9月20日(火)放課後、1年担任田中先生、新ALTエドワード(Ed adio Hearn)が開催され、松江北高校内予選を勝ち抜いた2人の生徒を連れて参加してきました。こ ward Delmonico)先生と3人で弁論を聞き、気になる単語の発音を矯正。 の大会は、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が文筆を通じて、日本や松江を世界中に紹介した功績を称 まだまだ読んでいるだけで感情表現ができていないことを確認。物語をし え、作品を英語で暗唱することによって、青少年の英語表現力や国際性を高めることを目的に、年に1回、 っかりと読み込み自分のものとして伝えることが大切。過去のコンテストの入賞者のCDを渡して勉強するように指 八雲の命日である9月26日前後に松江で開催しています。196 示。恩師常松正雄先生(島根大学名誉教授)が公表しておられるスピーチの「練習の仕方」を紹介。 6年にその第1回が始まり、今年2016年で50回目の記念大会 ▲9月21日(水)職員会議も免除してもらい練習に付き合う。声に色をつけることを提案。エドワード先生に聞い となりました。今年の「シニアの部」は島根県のみならず、東京や てもらい、気になる単語・表現・イントネーション・強調箇所の指導を受ける。彼はenunciate(はっきり発音する) 鳥取県からも出場者を迎え、36名もの参加がありました(ジュニ という言葉を何度も使っていました。アメリカ留学から帰ったばかりの3年生中西葉奈さんが聞いてコメントしてく アの部は40名) 。 れる。2回ほど通読。 松江北高は、9月1日学園祭「紅陵祭」の2日目に「校内予選」 ▲9月23日(金)本番を想定してマイクを使って練習。西村さん、読んでいるだけで感情表現が不足。別室で練習 を行い、上位2名の生徒だけが参加できるという狭き門です。他校 ・指導。葛尾さんはまずまず完成。エドワード先生に気になる箇所を指摘してもらう。田中先生より指導。昨日に引 は2年生や3年生も出場しますが、松江北高では伝統的に1年生に き続き中西さんが傍聴。自分のスピーチをビデオ録画して見てみることを勧める。足りないところが見えてくる。 限って参加することができる、というさらに厳しい条件を課してい ▲9月24日(土)西村さん、昼休みに分からない点を質問に来る。原稿にびっしり弁論のポイントが書き込まれて ます。今年は1年生の葛尾真衣(くずおまい、27R)さんと西村 自分なりに整理されているのを見て驚く。田中先生、エドワード先生(休みにもかかわらずわざわざこのために出校 美希(にしむらみき、26R)さんが出場しました。結果は葛尾さ して指導)より最後の指導。1年部佐貫先生が見に来て下さり、コメントをいただく。1年部大野先生(演劇部)が んが松江市長賞&アイルランド大使賞をいただき優勝、西村さんは 見に来て下さり、ジェスチャーを中心に指導をいただく(もっと動作を大げさに。強弱をつけて)。3回通読練習。 八 雲会 奨 励 賞( 6位 )を 西村さん、別室で最後の感情移入の確認。明日の集合を確認して散会。 い ただ き ま した 。葛 尾さ ▲9月25日(日)本番当日。早めに来て練習。田中先生・エドワード先生 ん は昨 年 の 「ジ ュニ アの (正装で背広姿で現れビックリ!ドレスコードが分からなかったとのこと) 部 」に 引 き 続き 、今 年の が激励に駆けつける。大野先生・泉校長先生も応援に駆けつけてくださる。 「シニアの部」と2年連続で優勝を飾りました。中間試験前日 36人中3番目と6番目に堂々とスピーチ終了。スピーチ後、縁起をかつぎ にもかかわらず、二人ともよく頑張りました。葛尾さんは50 隣の「とんかつ一番」でトンカツを食べる(ずっとこの習慣)。みんないい 回記念大会のごほうびとして、来年3月、松江市よりアイルラ 笑顔。審査結果が出るまで控室で中間試験の勉強。結果発表。表彰式。記念 ンドに派遣され、現地でスピーチを披露することになりました。 撮影。ppp ●このコンテストの準備のためにどんなことをしてきたか、記録にとどめておきます。大切なことは「小さなことを 積み上げることでしか大きなことはできない」ということです。それと「個の力」を結集して「組織の力」で取り組 ★八幡のサイト「チーム八ちゃん」はコチラ→ https://teamhacchan.wordpress.com/ 話題満載です。 ▲『山陰中央新報』9月28日付
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