IoT(モノのインターネット)が本格的な普及期に入ろうとしています。ビジネスのデジタルトランスフォーメーション時 代に向けてあらゆる産業においてIoT活用は必須であり、政府指針でも取り上げられている通り第4次産業革命の中核を担 うものと予測されます。 当セミナーでは、IoTの将来展望とその事業性について、国内での最新動向から企業での適用事例まで多方面に渡りご紹 介し、単なるバズワードの羅列ではない、身近なテーマとして捉えていただける内容を網羅しています。 また、セミナー終了後は講演者とのコミュニケーションや、IoTビジネス展開では欠かせない人脈を育む場としてネット ワーキングパーティ(交流会)をご用意いたしました。 今後の皆様のビジネス検討の一助となれば幸いです。 開 催 日 場所・時間 平成28年11月16日(水) パシフィコ横浜 ET2016/IoT Technology2016 会期初日午後 13:30~17:00 セミナー @ アネックスホールF201 17:30~19:00 交流会 @ リストランテアッティモ 参加者会費 JASA会員500円/人、一般1,000円/人 * 参加費には、セミナー(講演4つ)と交流会の両方が含まれています。 * 会費は受付にて現金にて承ります。領収書をご用意いたします。 申込み方法 本セミナーは先着・定員制です。 ET2016/IoT Technology2016のWebサイトにて、『カンファレンス予約(セッション番号【JI-1】)』 を行ってください。( 👆 上をクリックすると、セミナーのWebサイトに移動します。 👆 ) 主 催 JASA 事業推進本部 協業推進委員会 IoTビジネス研究会 講演詳細は次頁へ 空の産業革命を起こすドローンテクノロジー ~映像とセンシングデータ、そしてクラウド技術が切り拓く新たなITフロンティア~ 土木建設や農業など、フィールド業務でのIT利活用を促進する上で、視覚情報つまり映像データの解析技術に注 目が集まってきています。 一方、空の産業革命と言われるドローン。黎明期の現在はハードウェアに注目が集 まっていますが、これからのドローンはIoTデバイスとしての側面がクローズアップされてきます。 近い将来、自 動飛行するドローンから転送される高画質映像や大量のセンシングデータが、クラウドを経由して様々なサービス として提供されて行くことでしょう。 今回は、現在の映像解析技術やドローンテクノロジーを解説すると共に、実際にドローンのデモンストレーショ ンを行いながら、今後の市場性やIT業界に与えるインパクトなどをお話しします。 佐々木 賢一 氏 (トライポッドワークス㈱ 代表取締役社長) 1967年仙台市生まれ。日本総合研究所、日本オラクルを経て、05年にトライポッドワークス創業。 企業向け情報セキュリティ事業では20,000社を越える製品導入実績がある。 新規事業として推進しているIoT事業では、映像解析技術を利用した土木や農業向けの映像サービスを展 開しており、ドローンを活用した各種実証事業にも積極的に取り組んでいる。 未来予測 2016 - 2020 ~コンピューティング革命としての「クラウドロニクス」~ IoTやBig Data、Deep Learningなど、様々なBuzzワードが日々飛び交っている。だが、これらは今起こっている 「革命」の一側面に過ぎない。業界の中にいるほど全体が見渡しにくくなっており、その変化の本質に気が付いて いる人は依然として少ない。「クラウド」は「コンピューティング革命」である。そしてそのインパクトは WindowsやMacintoshの登場に匹敵、もしくはそれを上回るものである。 IoTによってエレクトロニクスとコンピューティングは不可分となり、「クラウドロニクス」として捉えるべき存 在へと変わっていく。そしてIoTがもたらすデジタルトランスフォーメーションは、様々な業界・産業をその枠組み から変えることになるだろう。 本講演では、今始まっているコンピューティング革命とはどのようなものか。そしてこの新たな潮流が、様々な 業界やビジネスにどのような影響をもたらそうとしているのか。具体例を交えながらわかりやすく解説する。 田中 栄 氏 (株式会社アクアビット代表) 1990年、早稲田大学政治経済学部卒業。同年に株式会社CSK入社、社長室所属。CSKグループ会長・ 故・大川功氏のもとで実践的な経営管理を学ぶ。1993年、草創期のマイクロソフト株式会社に入社し、 WordおよびOfficeのマーケティング戦略を担当。2003年2月株式会社アクアビットを設立し、代表取 締役に就任。著書『未来予測レポート2013-2025〈自動車編〉〈エネルギー編〉』(日経BP コンサル ティング) 顧客視点でのIoTの活用と統合化によるファシリティ最適運用のインパクト 事業活動を行う空間において、生産性を維持向上させる環境と、省エネを始め運用コストを削減し適正化するこ との重要性は十分に認識されている。しかし具体的な解決手段を適正なコストで実現するためには、様々な技術・ 製品を顧客の環境に応じて最適構成を組み上げるインテグレータが必要になる。 当社はIoTのテクノロジーを用いて現実的な解決手段を顧客に提供できるIoTインテグレータであり、その事例を ご紹介する。 山本 哲之 氏 (㈱内田洋行 スマートビル事業推進部 部長) 1985年関西学院大学卒業、同年内田洋行入社。電子計算機事業部(当時)にてSE職とオフコン営業 職に従事。99年に社内ロジスティクス改革プロジェクトを経験後、新規ビジネス開発と情報子会社 への出向を経て、2011年にECOソリューション営業部にてBEMSに携わり、14年に現在のスマート ビル事業推進部を立ち上げ、責任者として従事。愛媛県松山市出身。 IoTで躍進する組込みシステム技術 ~IoTビジネスの概要と課題、組込システムへの期待と展望~ クラウドとデバイスが相互連携してこれまで見えなかったデータを取得・分析し、最終的にはイノベーションを目 指すIoTが全盛期を迎えようとしている。そんな中でデバイス側ででの処理や組込機器へのニーズが高まっており、 これまで以上の一大ビジネスに発展する可能性がある。本講演では市場概況と課題、そして組込システムへの期待 と展望を概説する。 八子 知礼 氏 (㈱ウフル IoTイノベーションセンター 上級執行役員 センター長) パナソニックにて企画開発や新規サービス事業の立上げ後、アーサーアンダーセン/ベリングポイン ト、デロイトトーマツコンサルティング執行役員パートナー、シスココンサルティングサービスの シニアパートナーを歴任。通信/メディア/ハイテク業界中心のビジネスコンサルタントとして新規 事業戦略立案、顧客/商品/マーケティング戦略、バリューチェーン再編等を多数経験。日本初の 「モバイルクラウド」の提唱者として当該領域およびその延長線であるM2M/IoTビジネスの立ち上 げも多数経験。 竹之下 航洋 氏 (㈱ウフル IoTイノベーションセンター 副部長) 立命館大学理工学研究科にてロボティクス及び生体工学を修め、在学中にドワンゴ研究開発セン ターにてWebシステムの開発に従事、ハードウェア系スタートアップに参画、執行役員COOを歴任。 2009年からは組込み機器ベンダーにて製品開発及び製品企画に従事、IoT新規ビジネス立上げを経 験。2016年4月より現職。IoTの普及促進とそのセキュリティリスクについての啓蒙活動を行う。
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