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Handai Metaphysica 特別講演会第 21回(公開)
講 演 題 目 : How
the EU cultural policy is influencing the
phenomenon of 'European Identity'
(EU の文化政策は、
「ヨーロッパのアイデンティティ」にどのような影響を与えつつあるか)
講師:Dr.
Bożena Gierat-Bieroń (クラクフ大学講師、ポーランド)
日時:2016年10月28日(Fri)13:00-14:30
場所:文法経講義棟1F「文11教室」(大阪大学豊中キャンパス)
使用言語:英語
内容の説明
EU の文化政策と「ヨーロッパのアイデンティティ」の関係を検討します。「ヨーロッパのア
イデンティティ」という概念は、1973 年のコペンハーゲン会議に登場し、発展、拡張してき
ました。他方、EU の文化政策は、その 20 年後、1993 年のマーストリヒト条約で規定され、
その目標を進化拡張させてきました。この二つは互いに深く影響し合ってきましたが、「多
様性における統一」という従来のパラダイムを超えてゆく、これからの文化政策の可能性を
検討します。発表では、社会学的な分析と文化研究の方法を結びつけたアプローチをとりま
す。
参照文書:Treaties of: Maastrich (art.128), Amsterdam (art. 151), and
Lisbon (art. 167), Programme ‘Culture 2000’, Programme ‘Culture
2007-2013’; Programme ‘Creative Europe’ and ‘European Agenda for Culture’
(2007)
主催:哲学思想文化学専修
(問い合わせ先:入江幸男 [email protected]