Vol.27 - 医療法人 恒昭会

あ
茨木別院(茨木市別院町3-31)
大門寺(茨木市大門寺97)
い
の
竜仙の滝(茨木市大字車作)
史跡郡山宿本陣(椿の本陣)(宿川原町3-10)
Vol.27
平成28年10月発行
茨木城跡(茨木市片桐町)
太田茶臼山古墳(継体天皇陵)(太田三丁目)
Contents
・地域包括ケア病棟開設のお知らせ
・就任医師紹介
・あいのまちの保健室・お茶会
地域包括ケア病棟
開設
高齢者 にとっての 万能的 な 病院 として 質の高い高齢者医療
の提供を目指します。
「これまで高齢者医療の中核病院として地域医療に貢献してきました。将来的には長寿医療セン
ターにもっていきたい考えで、予防面では要介護予備軍において地域とかかわり、在宅医療を
バックアップするという役割を担うため地域包括ケア病棟を今年8月に完成させました」と杉野
院長。当院の地域包括ケア病棟は51床。茨木市をはじめとする周辺エリアでは最大級の規模とな
ります。
当院は、2015年2月に在宅療養後方支援病院となり、在宅療養の患者さんを24時間バックアッ
プする病院として名乗りをあげました。その一環として地域医療連携センターと入退院支援室を
立ち上げました。
「地域医療連携室ができたのは13年前ですが、地域医療連携センターで
は前方支援と後方支援、つまり入院前も退院後もソーシャルワーカーが
介入させてもらって在宅支援を行います。ソーシャルワーカーが前方支
援からかかわるのはとても珍しいことで、入院前については患者さんや
ご家族との面談を行い、医療機関のリサーチをして、環境を整えた上で
患者さんを受け入れるようにしています」と
榎本地域医療連携室主任は強調します。
榎本絵里子
地域医療連携室主任
宮本看護部副部長も、「地域包括ケア病棟
は、綺麗で快適な生活を送れるようになってい
ます。患者さんやご家族が不安になっている部分を、私たちが引き出
し、いつでもご相談いただける開かれた病院でありたいと思います」
と新病棟への意気込みを語ります。
杉野 正一
院長
入院する高齢者の多くが、糖尿病や高血
宮本 福美
圧、肺炎などの合併症を持っていたりしま
看護部副部長
す。認知症の患者さんも少なくはありませ
ん。「認知症の場合は、よそで落ち着かなくても、当院に来れば薬を
使わずとも穏やかになるだけの歴史と経験に培われたノウハウがあり
ます。診療にあたっては、各科が協力してチーム医療を確立し、実績
を上げています。高齢者にとっての万能的な病院として、質の高い高
齢者医療の提供を目指していきます。『日々在宅、時に病院』という
スタンスで、患者さんには気軽に来院していただきたいと思います」
と杉野院長は述べられました。
就任医師紹介
本年7月より入職いたしました伊藤雄一と申します。平
成12年に大阪歯科大学を卒業し、大阪医科大学口腔外科
勤務を経て藍野病院歯科常勤となりました。藍野病院へ
入院される患者様の口腔内のトラブルの対応や、多くの
基礎疾患を持つ患者様への歯科治療に対して医科の先生
方と協力して対応をしております。受診される患者様の
不安をひとつでも解消できるよう取り組んでおります。
今後とも宜しくお願いいたします。
いとう
ゆういち
伊藤 雄一(歯科)
本年7月より入職しました松田と申します。平成25年に
奈良県立医科大学を卒業し、初期研修を経て大阪医科大学
膠原病内科に入局しました。1年間大阪医科大学で研修
後、今年より当院にて勤務となりました。当院にて膠原病
のみならず、様々な病気を持つ患者様を全人的・総合的に
診療することを目標に、医療に取り組みたいと思います。
精一杯頑張りますので宜しくお願いします。
まつだ
松田
お茶会の様子(9月17日)
あいのまちの保健室の様子(5月21日・22日)
しょう ご
翔 悟(内科)
平成28年10月~11月
10月13日 復職・体験セミナー
10月15日
講座・セミナーのご案内
市民フォーラム
10月16日
乳がん検査
平成28年10月15日(土)市民フォーラム「増加する認知症」14:50~15:50
場所 ローズWAM 地下2F ワムホール
演者 山本直宗(藍野病院 中央診療部長)『生活習慣病と認知症』
対象 茨木市民
平成28年10月19日(水) 健康長寿講座~活き生きと死を迎えるために~
場所 AINOPIA 2階 キャリア開発・研究センター講義室
講師 杉野正一(藍野病院 病院長)『認知症診療の現在と未来』
定員 先着30名(全6回の講座に出席できる方)
平成28年11月5日(土)第5回症例検討と漢方How to Ⅴ
場所 大阪医科大学総合研究棟 12F 第3会議室
講師 吉田麻美(藍野病院 内科副部長)
対象 医療関係者
10:00~11:30
13:00~15:00
平成28年11月26日(土) 第13回 シンメディカル糖尿病セミナー 13:00~16:40
場所 グランフロント大阪北館タワーB 10F
講演 小川真由美(藍野病院看護部 日本糖尿病療養指導士)
『訪問看護導入が有効であった認知症を伴う高齢2型糖尿病の2例』
中野ひろみ(あいの訪問看護ステーション 看護師)
『訪問看護の取りくみ』
対象 医療関係者
平成28年11月26日(土)
場所
講演
対象
市民公開講座 はつらつ長寿をめざして~生と死から考えるはつらつ長寿~
14:00~16:00
茨木市立生涯学習センター きらめきホール
園田 薫 (藍野病院 老年心身医療センター副センター長)『認知症ケアと地域連携』
佐々木惠雲(藍野大学短期大学部学長)『生と死を見つめて~医師として僧侶として~』
地域住民のみなさま
入院のご相談は「地域医療連携センター」まで TEL:072-627-7611(代) FAX:072-627-3627
平日(月~金曜日)の20時までは緊急患者様に対応できる体制を整えています。
発行:医療法人 恒昭会 藍野病院
発行責任者:杉野
ホームページ http://www.koshokai.or.jp/aino
正一
発行編集者:広報委員会 代表 森本 隆
メールアドレス
[email protected]