別紙 平成 28 年度 民間資金等活用事業調査費補助事業 募集要領 (応募受付期間) 平成 28 年 10 月 19 日(水) ~ 11 月 7 日(月)必着 (応募申請先、事前相談及び問合せ先) 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 内閣府民間資金等活用事業推進室 担当 上村、山川、近藤 TEL:03-6257-1655 FAX:03-3581-9682 平成 28 年 10 月 内閣府 民間資金等活用事業推進室 1 Ⅰ.民間資金等活用事業調査費補助事業の概要 1.目 的 内閣府では、PPP/PFI推進アクションプラン(平成 28 年 5 月 18 日民 間資金等活用事業推進会議決定)を踏まえ、新たなビジネス機会を拡大すると ともに、公的負担の抑制を図り、経済・財政一体改革を推進するために、民間 の経営原理を導入する公共施設等運営事業等を推進しています。 そのため、 「民間資金等活用事業調査費補助事業」では、地方公共団体に対し、 公共施設等運営事業等の導入に係る検討に要する調査委託費を助成することに より、公共施設等運営事業等の案件形成を促進することを目的としています。 2 <民間資金等活用事業調査費補助事業の支援スキーム> 地方公共団体の長は、自らが管理者である(又は自らが管理者となる予定の) 公共施設等について、公共施設等運営事業等の実施を検討しようとする場合に、 内閣府に対して応募します。 内閣府は、「Ⅱ.対象事業主体の選定」に基づき事業実施による効果等を勘案 して、補助対象事業を選定し、補助金の交付を行います。 応募 公共施設等運営事業等の実施を検討 しようとする地方公共団体 内閣府 選定・支援 2.支援事業の仕組み 2.1 対象機関 公共施設等運営事業等を実施しようとする地方公共団体を対象とします。 2.2 対象事業 PPP/PFI推進アクションプランを踏まえて、以下のA、Bの2つの分 野(対象分野)における公共施設等運営事業等を重点的に推進することとして います。そのため、今回の募集においては対象分野に関する事業に限ります。 【対象分野】 A:水道又は下水道 B:文教施設(スポーツ施設、社会教育施設、文化施設)又は公営住宅 (注)公営住宅は公共施設等運営事業(類型Ⅰ)の他、収益型事業(類型Ⅱ)、公的不動産利活 用事業(類型Ⅲ)を対象とし、その他の分野は公共施設等運営事業のみ対象とします。 補助の対象は、公共施設等運営事業等の導入を想定し、導入判断等に必要な 検討又は情報の整備等のための調査とし、以下の調査の全部又は一部を実施す るものを対象とします。なお、「イ:デューディリジェンス」については、A の分野のみを対象とします。 【調査内容】 イ:デューディリジェンス (デューディリジェンスとは、公共施設等運営事業等の導入前に、対象施設や対象事 3 業について、資産、法務、財務等の状況を調査するものです。具体的には、主に以 下のような内容が該当します。) ・資産、法務、財務等の情報に関する基礎資料の精査 ・将来損益及びキャッシュフローの整理 ・事業の設備投資(更新投資)計画の精査 ・各種議事録や契約書、許認可書等の精査 ・資産の所有権、担保権等の精査 ・各種リスクの抽出、整理、調査 ロ:導入可能性調査 (導入可能性調査とは、公共施設等運営事業等の導入前に、公共施設等運営事業等導 入の可能性、対象事業の範囲、官民のリスク分担、広域化等を検討するものです。 具体的には、主に以下のような内容が該当します。) ・VFM 計算、運営権対価の算定 ・各種リスクの抽出及び適切な官民負担の検討 ・SPC の法的形態や運営権設定の範囲の整理 ・民間企業(金融機関を含む)の意向調査 ・広域化(複数市町村の区域をまたぐもの)の検討 ハ:その他公共施設等運営事業等の導入に必要な検討 (上記の他に、公共施設等運営事業等の導入に必要な検討を対象とします。なお、必 要な理由、調査の結果期待できる事項等を応募主体において明確にし、内閣府が必 要と認めるものに限ります。) 2.3 補助対象経費 補助の対象となるのは、上記調査内容に係る調査費用のうち、コンサルタン ト等の専門家に調査や検討を依頼する経費(委託費)です。 なお、以下の経費は補助対象経費に一切含まれませんので、注意ください。 (注) 申請内容に関連する調査を別途予定し、又は現に行っている場合は予め相談ください。 ・ 事業主体に係る経費(人件費等)等、調査委託以外の経費 ・ 本事業以外に、他の補助金等の支援も受ける事業は、当該支援に係る経費 2.4 補助率等 全額国費による補助とします。 なお、交付される補助金の額については、審査結果等を踏まえ、応募申請額 に対して調整して決定させていただくことがあります。 本事業の補助対象とならない経費等については、本事業以外の、他の補助金 4 等の支援を受けても差し支えありません。 2.5 その他 1つの応募主体から、複数の案件を提出していただいても構いません。 今後の導入が見込まれる他の地方公共団体に対するモデルとなる事例の蓄積 を目的としていることから、業務の実施や報告書の作成等にあたり、情報提供 や調整等をお願いすることがあります。また、補助事業の終了後も引き続き、 当該案件又は取組の進捗状況についての報告を求める等、PPP/PFI推進 に関して御協力いただく場合があります。 5 Ⅱ.対象事業主体の選定について 1.選定方法 補助対象事業は、外部有識者からなる第三者委員会の意見を踏まえ、募集期 間内に応募があった事業の中から、内閣府政策統括官(経済社会システム担当) が選定します。 2.選定基準 補助対象事業主体の選定にあたっては、以下の観点から審査を行います。 ○形式審査 (1)事業主体が、応募要件を満たしていること。 (2)対象事業が、応募要件を満たしていること。 ○内容審査 以下の観点から優位なものを評価します。 (1)事業主体によって行われる対象事業の内容が、国、地方公共団体の上 位計画等に沿い、その実現に貢献するものであること。(妥当性) (2)事業主体が対象事業を実施することにより、今後の公共施設等運営事 業等の普及促進に高い効果が期待されること。(汎用性) (3)対象事業の内容等が具体的であること等により、案件の形成が着実に 進むことが期待されること。(実現可能性) (4)調査内容が適切かつ具体的であり、調査による事業化の促進効果や公 共施設等運営事業等の具体化に伴う歳出削減効果等が見込まれること。 (有効性) 6 Ⅲ.応募申請、交付申請等について 1.応募申請について ○ 留意事項(重要) ・ 補助金の交付を希望する場合には、応募申請書に必要事項を記載して、以 下の宛先まで郵送して下さい。 (注) 申請後の問い合わせや追加資料提出等の対応(下記2.)に係る事務負担の軽減を 図るため、応募に際し、事前に相談いただくことを強くお勧めします。 ・ 応募申請書のうち様式1~6及び参考資料は、電子データを以下の宛先ま で送付して下さい。 (注) 様式1~6についてはPDF化せず、元の形式のまま送付して下さい。 ○ 応募申請書等 【応募申請書】 <応募申請書> ・応募申請書 (注) 地方公共団体の長の捺印が必要です。ただし、氏名を自筆で記載される場合は捺印 不要です。 (注) 応募申請書は郵送して下さい。 <支援対象事業に係る様式> ・様式-1 : 案件概要 ・様式-2 : 調査主体等について ・様式-3 : 調査内容について ・様式-4 : 調査フロー ・様式-5 : 調査体制及び今後のスケジュール ・様式-6 : 補助金要望額等 【参考資料】 ・様式-6の金額の根拠となる参考見積り(2者以上)(必須) ・様式1~6の記載内容を補足する資料(任意) ○ 応募受付期間 平成 28 年 10 月 19 日(水) ~ 11 月 7 日(月) 必着 7 ○ 提出、及び事前相談先 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 内閣府民間資金等活用事業推進室 上村、山川、近藤 TEL:03-6257-1655 2.問い合わせ等について 選定にあたり、必要に応じて、応募者に対し事業内容についての問い合わせ や追加資料提出等の対応をお願いする場合があります。 3.選定後の交付申請等について 補助対象事業主体に選定された場合は、速やかに交付申請書を内閣府民間資 金等活用事業推進室宛に提出して下さい。なお、交付申請等の手続きの詳細に ついては、「民間資金等活用事業調査費補助金交付要綱」をご参照下さい。 8 Ⅳ.留意点 本補助金の活用に際しては、下記の事項の他、補助金等に係る予算の適正化 に関する法律および補助金交付要綱の規定を遵守していただくことになります のでご留意下さい。 (事業の実施及び事業内容の変更) 事業主体は、交付決定を受けた後、補助事業の内容を変更しようとする場合、 若しくは補助事業を中止又は廃止しようとする場合は、事前に承認を得なけれ ばなりません。 (実績報告) 事業主体は補助事業を完了後、実績報告および調査検討内容をまとめた報告 書等を提出しなければなりません。 (注)報告書等の形式・体裁等については、別途、基本的な考え方等を示します。 (事業の実施後) 事業主体は、補助事業に係る経理について、その収支の事実を明確にした証 拠書類(契約書、支払い領収書等を含む)を整理し、交付年度終了後5年間保 存しなければなりません。 事業完了後に、本事業による検討結果を公表させていただきます。 (その他) 本事業における調査検討内容をまとめた報告書等に個人情報等が含まれる場 合は、その取扱いに十分ご注意下さい。 必要があると判断された場合、事業中止又は事業後に補助事業に関係する報 告等を求めることや、関係者の事業聴取、事業成果の発表をしていただく場合 があります。 本事業は公共施設等運営事業等の導入に向けた事前調査を対象とするもので あり、当該公共施設等運営事業等を実際に実施するにあたっては、別途、所要 の手続き(事業評価、補助金の申請等を含む)や関係機関との調整等を事業主 体が自ら行う必要があります。 以上 9 (様式‐1(1)) 平成28年度 民間資金等活用事業調査費補助事業 【分野-類型-内容:●】○○○○○調査 (調査対象箇所:○○市○○) 調査対象事業の概要/施設の概要 【調査主体】○○市 検討経緯等 ・募集要領Ⅰ.2に記載されている対象分野等より選択し、 記載して下さい。 記載例 水道-Ⅰ-イロ 公営住宅-Ⅲ-ハ ・調査名、調査対象箇所、調査主体名を記載して下さい。 【共通】 事業化に向けて解決すべき課題及び検討すべき内容 ・文字のサイズは10ポイント以上で記 載して下さい。 ・それぞれの枠の大きさ・レイアウトは 変更していただいても結構ですが、見 出しの名称及びページ位置(1ページ 目の項目は必ず1ページ目に記載) は変更しないで下さい。 ・フロー図や箇条書き等を用い、分かり やすい資料として下さい。 ※位置図や図表等は裏面(2)へ添付 して下さい。 検討の成果及び調査実施後のスケジュール 必要経費(補助金要望額) ○○調査委託費 ○○,○○○千円 (うち、補助金○○,○○○千円) 平成28年度 民間資金等活用事業調査費補助事業 【分野-類型-内容:●】○○○○○調査 (調査対象箇所:○○市○○) 事業/施設の位置図 (※任意の記載とします。) ・記載する際には、調査対象事業や施 設の位置図や現況の写真等を添付し て下さい。 ・記載しない場合も、見出しと枠は削除 しないで下さい。 (様式‐1(2)) 【調査主体】○○市 事業計画/検討内容に係る図表 (※任意の記載とします。) ・記載する際には、「事業化に向けて解決すべき課題 及び検討すべき内容」を補足するスキーム図や事業 計画図などを添付して下さい。 ・記載内容は、図表等の補足資料を添付するものとし、 説明文を追加記載することのないようお願いします。 ・記載しない場合も、見出しと枠は削除しないで下さい。 (様式-2) 平成28年度 民間資金等活用事業調査費補助事業 ○調査主体について 項目 調査主体名 記 入 欄 ※複数者の場合には、代表者に○を付して下さい。 調査名 調査対象箇所 連絡先(担当者) (住 所)〒○○○-○○○○ ○○県○○市○○・・・ (部 署) (担 当) (電 話) (E-mail) ○提出案件について 施設名 所在地 ※検討調査の対象事業の概要を記入して下さい。 また、施設概要(名称、施設規模、管路延長等)を記入して下さい。 調査対象事業の概要 /施設の概要 ※各種計画における当該事業の位置づけを記入して下さい。 また、当該事業に関わらずPPP/PFIの活用等を推進している場合は、その旨 各種計画等における当該 記入して下さい。 事業の位置づけ、方針等 ※公共施設等の整備に係る検討全体の経緯等を記入して下さい。 ※これまでに実施した調査等がある場合は、調査内容・委託費用等を記入して下さ い。 調査等について他の省庁から補助金等を支援を受けた場合は、補助金の所管部局、 補助金額を記載し、調査結果(概要で構いません。)を添付してください。 検討経緯・調査経緯 ※関係機関等がある場合は、その調整状況を記載して下さい。 関係機関等との 調整状況 ※その他特筆すべき事項がありましたら記入して下さい。 その他 (様式-3) 平成28年度 民間資金等活用事業調査費補助事業 ○調査内容について ※水道、下水道、文教施設、公営住宅のいずれかを記載して下さい。 対象分野 ※類型Ⅰ(公共施設等運営事業)、類型Ⅱ(収益型事業)、類型Ⅲ(公的不動産利活用事業)のいずれかを記載して下さい。 事業類型 調査内容分類 ※募集要領Ⅰ.2のイ、ロ、ハのうち該当するものを記載して下さい。(複数選択可) ※事業化に向けて解決すべき課題、課題解決のために調査・検討する内容を具体的に記 載して下さい。 ※調査内容分類を複数選択した場合は、上記の内容が当てはまる分類が区別できるよう 記載して下さい。 ※調査内容分類ハに該当するものは、調査・検討が必要な理由等を明確にし、説明して 下さい。 事業化に向けて 解決すべき課題 及び 検討すべき内容 上記検討による 成果及び その成果による 普及促進への効果 ※上記の検討の結果、期待できる事項を記載して下さい。 また、公共施設等運営事業等により事業実施されることで、得られる効果を記載して 下さい。 ※上記検討や成果が他の地方公共団体にとって有益と思われる点があれば記載して下さ い。 (様式-4) 平成28年度 民間資金等活用事業調査費補助事業 ○調査フロー 調 査 フ ロ ー 平成28年 ○○月 ○○月 平成29年 3月 ○ ○ 成果の取りまとめ 完了実績報告書の作成 (様式-5) 平成28年度 民間資金等活用事業調査費補助事業 ○調査体制及び今後のスケジュール ※調査を実施するにあたって、調査主体における検討体制や役割を記載して下さい。 ※従来の検討体制から拡充等の変化がある場合は、その旨記載して下さい。 調査検討体制 ※調査実施から公共施設等運営事業等を実施するまでの想定のスケジュールを記載して 下さい。 また、公共施設等運営事業等の導入を前提に検討を開始する旨を対外的に公表する時 期を記載して下さい。 調査実施後の スケジュール (様式-6) 平成28年度 民間資金等活用事業調査費補助事業 ○補助金要望額 区分 計 資産、法務、財務等の情報に関 する基礎資料の精査に係る調査 委託費 千円 国費(要望額) VFM計算、運営権対価の算定に 係る調査委託費 千円 国費(要望額) 千円 千円 千円 その他 千円 その他 千円 国費(要望額) 千円 千円 その他 千円 国費(要望額) 千円 千円 その他 千円 国費(要望額) 千円 千円 その他 千円 国費(要望額) 必要な経費 (要望額) 千円 千円 その他 千円 国費(要望額) 千円 千円 その他 千円 国費(要望額) 千円 千円 その他 千円 国費(要望額) 千円 千円 その他 千円 国費(要望額) 千円 千円 その他 千円 国費(要望額) 千円 計 千円 その他 千円 国費(要望額) 千円 千円 その他 国費以外の資金 の調達方法 ※調査内容の項目ごとに必要な金額を記載して下さい。 ※それぞれの金額の根拠となる見積り2者以上を添付して下さい。 ○他の補助金等の活用状況 (注)重複排除のため念のため確認をお願いするものです。 機関名 ※中央省庁の他、 PFI推進機構や公 益目的の財団等を 含めて記載下さ い。 制度名 ※応募時点で、応募事業に係る 他の補助金等の支援を受けてい る場合、或いは申請中である場 合は、その制度名を記載下さ い。 事業内容 ※他の補助金等の支援を受けている 事業内容について、今回の応募内容 との関係(重複の有無等)を念頭 に、簡潔に説明下さい。 備考
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