月のトピックス ★ 年末までの 回シリーズ 10 雨が続く肌寒い季節になりました。 庭 で 元 気 に 咲 い て い た 夏 の 花 た ち も 少しずつ開花が減り、秋咲の花々に選手 交代。 春の桜の開花が早かった今年は、実り の時期も早めと聞きます。もう少し経つ ︿シリーズ❶﹀ 縁起のよい小物たち のお知らせ ︻予告︼ お花 とワイン に囲まれた 交流会 日 頃、 お 客 様 か ら﹁ 花 物 語 さ ん の お 花 〒383-0041 中野市岩船424-3(西友前) *TEL 0269-23-2380 *FAX 0269-23-2387 *E-mail [email protected] *営業時間 午前9:00∼午後6:30(日曜・祭日は6:00閉店) *URL http://hanaippai.net/ 招き猫・フクロウ ニューフェイス 25 32 10 月号 と花屋の店内は冬の訪れを感じる鮮やか な花々が出そろう季節。 空が高くなった秋晴れの日に は、いつもより早起きをして紅 11 NO. 2016 年 ギンギン照らす太陽の光に少々うんざ りしていた夏も終わり、いつのまにか長 ★モスクワ花紀行 のお知らせ ★花物語のニューフェイス 縁起のよい小物たち ︿シリーズ❶﹀ ︵フクロウ・招き猫︶ ★予告﹁花とワインの夕べ︵仮称︶﹂ 3 葉狩りに出かけませんか? 3 年末までの 回にわたりお届けする、 に囲まれた素敵な空間でワインパーティーでも開催 〝日本の縁起物〟についてのコーナーで されたら、ぜひ出かけてみたい⋮ ﹂といったご要望 をお聞きして、とうとう実現の運びとなりました 。 す。今回は︽招き猫︾と︽フクロウ︾。 花物語スペシャル企画第 弾! 昔 よ り 日 本 で な じ み 深 き︽ 招 き 猫︾、 古くは猫が農作物や蚕を ﹃花とワインの夕べ︵仮称︶﹄ 皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。 食べるネズミを駆除する お申し込みはお早めに。 こ と か ら、 養 蚕 の 縁 起 物 ⃝日 時 月 日︵金︶ だ っ た そ う で す。 ち な み 午後 時より に﹁右手﹂をあげている猫は金運を招き、 ⃝場 所 花物語店内にて ⃝参加費 3、500円︵税込︶※ドリンク・軽食付 ﹁左手﹂をあげている猫は人︵客︶を招く ⃝お申込み・お問い合わせ先 と 言 わ れ、 そ の ス タ イ ル や 色 に よ っ て 0269 23 2380 もいろいろ意味があるようです。 花物語 TEL 一 方、 西 洋 で は ギ リ シ ャ 神 話 で 学 問 E-mail [email protected] の 神 様、 メ キ シ コ で は 富 の ※定員となり次第締め切りとさせていただきます。 象徴として親しまれている ︽フクロウ︾。苦労知らず︵不 花物語の 苦労︶、不老長寿︵不老︶、幸 福に年を取る︵福老︶など、縁起のよい はじめまして、小池美恵です。 語 呂 合 わ せ が た く さ ん あ り ま す。 ま た 私 達 は 花 に 癒 さ れ た り、 時 に は ︽フクロウ︾は首がぐるりと回り、暗闇 パ ワ ー を も ら っ た り し て い ま す。 でも目がよく効くことから商売繁盛の そ れ は 限 ら れ た 時 間 の 中 で、 精 一 縁起物としても人気があります。 杯咲き続けているからかも知れませんね。 普 段、 縁 起 物 ⋮ と 言 わ れ て い て も な かなかそのルーツを知らずにいました 花には﹁花言葉﹂や贈る本数で伝える想いがあっ たり、綺麗なだけではなくとてもロマンチックで が、 こ れ を 機 に 自 分 た ち の 身 の 回 り に す。こんな素敵な花の仕事に就けたことを幸せに 飾ったりして活用してみてはいかが 思う毎日です。 で し ょ う か。 当 店 で も 年 末 に 先 駆 け て、 縁 起 物 コ ー ナ ー を 近 日 開 設 の 予 定 花についてこれから勉強することばかりです が、皆様に笑顔になっていただけるように努力し で す。 次 回 は 植 物 の 縁 起 物 の ご 紹 介 てまいります。どうぞよろしくお願いいたします。 です。お楽しみに。 7 − 1 − 花物語通信 花 物 語 通 信 花 物 語 通 信 日本の市場と大きく 異なるのは、大きなプ レハブの建物一帯が 巨大冷蔵庫となってお ︻前回 月号の答え︼ り、ダンボールではな 問目 ②トリック オア トリート く水入りのバケツに花 問目 ③モクセイ科 の色や種類ごとに並べ られ、そこへスーパー マ ー ケ ッ ト の よ う に 台 車 で 花 を ピ ッ ク ア ッ プ、 会計の際には市場の人がまとめて箱詰めをし 編集後記 て 送 り 出 し て く れ る と い う シ ス テ ム。 日 本 の 価格の概ね半額程度で流通していることを知 私 事 で 恐 縮 で は ご ざ い ま す が、 お か げ さ ま で 先 月 月 日 に、 先 代 で あ る 母 の 七 回 忌 を り、 海 外 の 花 文 化 が 進 ん で 無 事 終 え る こ と が で き ま し た。 花 物 語 通 信 を いる理由が判ったような気 ご 覧 の お 客 様 の 中 に は、 ﹁もうそんなに経った がしました。 の? ﹂と驚かれる方もおいででしょうが、何よ 時間の合間に訪ねた〝赤の り 私 自 身 が、 時 の 流 れ の 速 さ を 一 番 感 じ て い 広場〟や〝クレムリン〟 〝聖ワ るところです。 シリィ寺院〟などはとても歴 史 が 深 く、 異 国 情 緒 あ ふ れ る 素 晴 ら し い も の 法 要 を 済 ま せ た 後、 住 職 か ら の お 言 葉 に、 ﹁︵仏様に︶何を想い、手を合わせていますか? ﹂ でした。 勿論、チャイコフスキー音楽 とのお話の中で、ある時は﹁安らかに眠ってく 院ラフマニノフホールにて開催 ださい﹂と想い、またある時は﹁ずっと︵私達を︶ された演奏会は、無事大成功を 見守っていてください﹂と想う⋮眠っていてほ 収め、ご来場のお客様には興奮 し い の か、 見 守 っ て ほ し い の か、 相 反 す る こ して握手を求められたり、演奏 と を 想 っ て し ま う。 何 だ か 違 和 感 を 持 ち ま せ の合間に花の前で写真を撮られ んか? 日常も同じことは言えないでしょうか。 本来きちんと思っていることを相手に伝えら る多くの皆様の笑顔に、心地よ れているでしょうか。 い疲労感を感じ、同時に﹁花﹂と﹁音楽﹂に国境は そ ん な 問 い に ふ と 我 に 返 り、 思 い 当 た る 節 ない! と感じたひと時でした。 が ⋮ 当 た り 前 の 事 だ か ら、 と 大 切 な 一 言 を つ 演 奏 会 終 了 後 は、 日 本 大 使 館 主 催 の 晩 餐 会 に 招 待 さ れ、 一 行 名 の 楽 し い 交 流 が で き、 い 忘 れ が ち な 日 々。 当 た り 前 に 毎 日 は や っ て とても良い経験となりました。 く る わ け で は な い。 そ ん な こ と を 感 じ た 晴 れ 渡 る 昼 下 が り の 法 要 で し た。 来 月 号 も お 楽 し みに。 22 ロシアでの数々の写真は当店にございます。 お立ち寄りの際にはぜひご覧くださいませ。 恒例 ! 25 8 お 楽 し み ク イ ズ 1 2 9 モスクワ 花 紀行 まだ暑さの残る 月 初 旬、 ロ シ ア は モ ス ク ワ に お い て、 チ ャ イ コ フスキー音楽院創立 150 周 年 記 念 の お 祝 いとして全国各地から 邦楽の演奏者が招聘さ れ、 ﹃ 日 本 の こ こ ろ﹄と 題した祝賀コンサート が 開 催 さ れ ま し た。 私 は光栄にもその邦楽の 演 奏 に 合 わ せ、 正 に ﹃ お 祝 い に 花 を 添 え る﹄ と 題 し、 フ ラ ワ ー パ フォーマンスをさせていただく機会に恵まれ、 約 日間にわたり異国の地に出かけてまいり ました。 まず眼下に飛び込んできた の は、 お と ぎ の 国 の よ う な 建 築 物。 そ れ は 主 に 寺 院 で あ っ たり音楽ホールや国営の建物 で し た。 街 のあちらこちらに花々が飾ら れ、冬季間にマイナス 度に もなる国とは思えないほどの 華やかさが印象的でした。 現地でのお花の調達は、ロ シアにて生花を学び、普及活 動 を さ れ て い る 女 性 と 通 訳 の 人 と で、 モ ス ク ワ市街から 時間ほど離れた花市場に出かけ、 多品種の切花を選定しました。 6 1 9 30 今回のクイズは紙面の都合 によりお休みいたします。
© Copyright 2024 ExpyDoc