オステン研究会 個別説明会 *本日の流れ 1) 当研究会の概要説明 2) 研究テーマ・発表形式 3) 年間スケジュール 4) 進路先と学生の多様性の紹介 5) 入ゼミに関する諸要項 6) 質疑応答 オステン研究会は 2004 年度にスタートしたゼミです。こ れまで、そしてこれからの代がゼミの歴史を共に築こうという活気に溢れています。研究対象は国際刑事法及び刑 法総論であり、国際刑事法を取り扱っているゼミは当ゼミが日本初、そして慶應で唯一です。国際刑事法という分 野は日本のみに限らず、世界においてもひとつの法分野として確立してから未だ日が浅い学問領域です。しかし、 日本が 2007 年に国際刑事裁判所(ICC)に加盟したこともあり、これから益々注目される学問領域だといえます。 国際刑事法は、過去の歴史上の惨劇(ナチス犯罪やルワンダ及び旧ユーゴスラヴィアにおける虐殺)に対する人類 の反省から成り立っているものである為、法律学を超えた「人類」や「世界平和」の研究ともいえ、現代の国際情 勢を理解する上でも重要な法領域であると思われます。当研究会では、近年グローバル化する日本において不可欠 な「主体性・自主性」や「世界へ貢献する」意識・姿勢を習得し、卒業後の進路の如何を問わず国際社会をリード する力を養うことを目指し活動しております。 「よく学び、よく遊び」という当研究会のモットーのもと、何事にも 積極的に取り組む人材を募集しております。 11 期一同 *研究分野(参考:11 期生研究テーマ) 3 年: 国際刑事法 <春学期> <秋学期> 広義の国際刑事法: 「国際法の刑事法的側面」 ・ 侵略犯罪 1. 国際刑事裁判権構想の展開 ・ 国際刑法における刑法総則的規定 イントロダクション―国際刑法の概念 3. 近時の問題 国際刑事裁判構想の胎動 ・ 北朝鮮における人道に対する犯罪 ニュルンベルク国際軍事裁判所 ・ ハイブリッド法廷の動向 極東国際軍事裁判所 狭義の国際刑事法: 「国内刑事法の国際的側面」 冷戦時代における国際刑法の発展 ・ 属地主義 旧ユーゴスラヴィア国際刑事裁判所 ・ 属人主義 ルワンダ国際刑事裁判所 ・ 保護主義 常設国際刑事裁判所(ICC) ・ 代理処罰主義 2. 国際法上の中核犯罪とその成否に関する諸原理 ・ 世界主義、普遍主義 ジェノサイド罪 ・ 外国刑事判決の効力および国際的一事不再理 人道に対する罪 ・ 犯罪人引き渡し 戦争犯罪 ・ 国際捜査共助 ・ 外国刑事判決の執行 4 年: 刑法総論・各論 or 国際刑事法 *研究方法 テーマごとに発表班(4 名)を組み、テーマについて調査する。調査内容をもとにレジュメを作成し、ゼミで報 告を行う。その後、ゼミ全体でテーマに沿った議論を行い、後日プロトコールを配布する。 *年間スケジュール (11 期生) 2月 初顔合わせ、懇親会 3月 追いコン、お花見、新歓合宿@群馬水上温泉(1 泊 2 日) 4月 ゼミ開始 5月 春季ソフトボール大会 6月 春季ソフトボール大会決勝 7月 春学期打ち上げ、納涼船 8月 オステン先生 生誕祭 9月 夏合宿@沖縄(3 泊 4 日) 10 月 秋季ソフトボール大会、 11 月 OB・OG 会 12 月 クリスマスパーティー、忘年会 1月 新年会、秋学期打ち上げ *隔年で刑務所見学も行われます。 *求める人材 ・ 「よく学び、よく遊ぶ」を体現していくことができる人 ・ 2 年間意欲的に勉強する人(合宿等の公式行事は原則参加) ・ 協調性があり、積極的にゼミに参加してくれる人 12 期生の選考について 募集人数: 20 名程度 (二次募集は行いません) *原則法律学科の学生のみ。ただし法律学の基礎知識のある他学部生については考慮致します。 選考方法: 入会調書および面接 個別説明会: ①10/13(木)@日吉キャンパス J417 教室 聴講: ①10/26 (水)侵略犯罪 ②10/14(金)@日吉キャンパス J425 教室 ②11/9(水)海賊犯罪 *どちらも三田キャンパス南館4階 447 教室にて4限〜行います。 *レジュメは 3 日前までに当研究会 HP に公開しますので、各自印刷してご持参下さい。 本登録日: 11/26(土) *入会調書提出 11/12(土)頃、当研究会 HP にて公開予定 面接日: 12 月上旬(人数に応じて 12/7(水)または 12/10(土)のいずれか) *問い合わせ 公式 HP: http://www.clb.law.mita.keio.ac.jp/ostenseminar/ Twitter: @ostenseminar 入ゼミに関する問い合わせ: [email protected] *必ず件名に「入ゼミに関して」という旨を明記の上、御質問ください。
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