蚊媒介感染症を中心とした輸入感染症診断研修会実施要領 1.目的 国際的な人の移動の活発化に伴い、国内での感染があまり見られない感染症が海外 から持ち込まれるといった、輸入感染症例の発生が増加しており、デング熱等の蚊が 媒介する感染症についても、海外で感染した患者の国内での発生が継続的に報告され ている。 沖縄県においても、デング熱の流行が報告されている台湾などを中心とした海外か らの観光客の増加、米軍基地の存在、世界のウチナーンチュ大会といった国際的なイ ベントの定期的な開催を考慮すると、これら輸入感染症の発生のリスクは大きいと考 えられる。 そのため医療機関においては、輸入感染症の探知に注意を払う必要があることから、 本研修会は、蚊媒介感染症を中心とした輸入感染症の診断及び類似疾患との鑑別診断に 係る知識習得を目的として実施する。 2.対象 県内医療機関、検疫所、保健所等の医師等医療関係者 3.日時 平成28年11月11日(金)、19:00~21:00 4.場所 沖縄県医師会館 3階ホール(南風原町字新川 218-9) 5.実施主体 沖縄県保健医療部健康長寿課 6.研修内容 蚊媒介感染症を中心とした輸入感染症の診断及び類似疾患との鑑別診断に係る知識 について習得する。 7.講師 忽那賢志 氏(国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター)
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