事業系ごみ(一般廃棄物)の 「ごみ処理手数料」を改定します

排出事業者の皆様へ 川崎市からのお知らせです
事業系ごみ(一般廃棄物)の
「ごみ処理手数料」を改定します。
手数料改定に伴い、皆様がお支払いしている「ごみ処理料金」が変わります。
平成29年4月以降の「ごみ処理料金」については、現在契約されている収集運搬を
許可された業者(以下「許可業者」)に御確認いただき、適正な料金の負担について
御理解と御協力をお願いします。
ごみ処理手数料って?
1kgあたり
1kgあたり
事業から排出されたごみは、許可業者等を通じて適正に処理することが
12円
義務付けられています。
事業者の皆様がお支払いしている「ごみ処理料金」は、許可業者がごみ
を運ぶための料金(収集運搬料金)と、市がごみを処理するための料金(ご
み処理手数料)の合計となっています。(下図参照)
排出事業者
許可業者
市の処理施設
「ごみ処理料金」
収集運搬料金
ごみ
ごみ
処理手数料
処理手数料
ここを改定します
何が改定されるの?
「ごみ処理手数料」を1kgあたり
12円から15円へ改定します。
平成29年4月以降の「ごみ処理料
金」については、現在契約されている
許可業者に御確認の上、適正な料金の
負担について、御理解と御協力をよろ
しくお願いします。
ごみ処理手数料改定のイメージ
ご
み
処
理
料
金
収集運搬
料金
収集運搬
料金
ごみ処理手数料
1kg 12円
ごみ処理手数料
1kg 15円
現行
平成29年4月から
手数料改定Q&A
~皆様の質問にお答えします!~
Q.私のお店は許可業者から袋を購入して収集してもらっているが、袋代は上がるの?
A.許可業者から購入している袋で排出している場合でも、購入する袋代は「収集運搬料金」と「ごみ処
理手数料」の合計となっています。許可業者から購入している袋の料金には、改定する「ごみ処理手数料」
が含まれていますので、袋代は上がります。
Q.自分の店舗はごみをほとんど出さないが、料金は上がるの?
A.川崎市では、1kgあたりのごみ処理手数料を設定しています。許可業者との契約内容にもよりま
すが、ごみの量や収集回数などが少なくても、「ごみ処理料金」は上がります。
Q.テナント施設のため、事業系ごみはビルの管理会社が一括管理しているが、その場合でも関係
はあるの?
A.事業系ごみをビル管理会社が一括して管理している場合は、ビル管理会社が許可業者に支払う「ごみ
処理料金」が変わります。テナント施設の料金の見直しについては、ビル管理会社に御確認ください。
Q.許可業者に私たちが払っている料金は具体的にいくら変わるの?
A.具体的にいくら料金が変わるかは、ごみの排出量や種類などによって違います。契約されて
いる許可業者に御確認ください。
ごみ処理手数料をなぜ改定するの?
【参考】他都市のごみ処理手数料
事業系ごみの処理は「特定の利用者が受けるサービス」
にあたることから、かかる費用の全額を受益者の負担とす
ることとなります。
今回の改定は、直近のごみ処理に係る費用を算定し、
受益と負担の適正化の観点から現行の手数料を見直すも
のです。
問い合わせ先 川崎市環境局生活環境部減量推進課
近隣都市
処理手数料(税込)
東京 23 区
15.5円
さいたま市
18.36円
千葉市
29.16円
横浜市
13.0円
相模原市
23.0円
政令指定都市平均
14.1円
電話:044-200-2568
事業から発生するごみの排出ルールについてご存知ですか?
事業から発生するごみは、排出した事業者が責任をもって処理することが定められています。
れ
また、ごみの種類によって排出する方法に違いがありますので排出ルールをきちんと理解しましょう。
事業から発生するごみは、市の処理施設に搬入できるごみと、搬入できないごみがあります。
また、ごみの種類によって排出方法に違いがありますので排出ルールをきちんと守りましょう、
ルール1 事業から発生するごみを家庭用ごみ集積所に出すことはできません。
⇒不法投棄になりますので絶対に出さないでください。
ルール2
事業から発生するごみは市では収集しません。
⇒収集運搬の許可を受けた業者に委託してください。
ルール3
収集運搬などの処理を委託する場合には・・
⇒事業系ごみの発生から処理までの流れは下図のようになっています。
許可を受けた業者に委託してください。
事業系ごみの発生から処理までの流れ
処理委託先
市の許可を受けた
収集運搬
一般廃棄物収集運搬業者
事業から
発生するごみ
→市の処理施設に搬入できる事業系ごみ
収集運搬
産業廃棄物処理業の
処分
許可を有する業者
→市の処理施設に搬入できない事業系ごみ
(ごみの種類が法律で決まっている)
例)
例)
ポリ袋
ペットボトル
発泡スチール
プラスチック
紙ごみ
空き缶
木屑等
弁当容器
生ごみ
ハンガー
金属くず
びん
ガラスのコップ
ガラスくず
事業から発生するごみの減量化・資源化に取り組んでみませんか?
の
れ
削減にもなり、環境保全にもつながります。この機会にぜひ「事業系ごみの3R」に御協力ください。
事業系ごみの3R(発生抑制・再使用・再生利用)に御協力ください。
○発生抑制(Reduce リデュース)
紙類の使用は必要最低限に抑えましょう。
生ごみは発生量を減らし、水きりをしましょう。
かわさき3R推進キャラクター「かわるん」
○再使用(Reuse
リユース)
○再生利用(Recycle リサイクル)
古紙類や生ごみ、木くずなどは資源物です。
資源化が可能な業者に委託する等、
再生利用をご検討ください。
使用済み封筒の再使用や、裏紙を
使用する等、使えるものは繰り返し
使いましょう。
紙類の再生利用は 減量化の第一歩
再生利用できる紙類は分別して、リサイクルを進めましょう。
分別リサイクルに向けては、現在契約されている収集運搬を許可された業者にご相談いただくか、川崎市のHP
に古紙のリサイクル業者の一覧を掲載していますので、ご参照ください。
再生利用できる紙の例
ダンボール
新聞・紙パック
OA用紙・シュレッダーくず
生ごみ等の3きり運動の推進
川崎市では、発生抑制や減量化の取組として、「使いきり」、「食べきり」、「水きり」の3きり運動を推奨し
ています。3きり運動でごみの減量化に取り組みましょう。
~まずはできることから~
食材は仕入れ過ぎず
使いきれる分だけ購入しましょう。
利用者には残さず食べきる
ことを勧めましよう。
水分を含んだ食品を廃棄
する際は水きりをしましょう。
問い合わせ先:川崎市環境局生活環境部減量推進課 電話 044-200―2568