平成28年(2016年)10月20日 City of Sapporo 報道機関各社 様 一部区民センター等の暖房の使用停止及び煙突断熱材 破損物の石綿含有への対応について 現在、一部の区民センター、地区センターおいて、ボイラー排熱のための煙突断熱材の落下 及び落下物の石綿(アスベスト)の含有の判明により、暖房の使用を停止しております。 市民の皆さまにご迷惑をお掛けいたしますことをお詫びするとともに、早急に復旧に向けた 対応に努めてまいります。 1 暖房の使用を停止している施設 北区民センター、豊平区民センター、藤野地区センター 2 暖房を停止している原因 煙突内部の断熱材が剥がれ落ち、煙突内下部に落下していることが判明。 施設の建築年次から、落下した断熱材には石綿が含まれている可能性があることから、煙 突下部の点検口を密閉するとともにボイラーの使用を停止している。 併せて直ちに落下物について石綿含有の調査を行ったところ、北区民センター及び豊平区 民センターについて、石綿含有が確認された。 3 判明した経緯 ・10月13日に新発寒地区センターにおいて煙突点検口に落下物があるとの連絡を受ける。 ・10月14日から各区の類似施設について確認。 ・10月19日までに新発寒地区センター以外に上記3施設でも煙突点検口内に落下物があるこ とを確認。 ・4施設については、直ちにボイラーの使用中止と煙突下部の点検口を密閉するとともに、 石綿含有の有無について調査を実施。 ・調査の結果、10月19日18時に北区民センター、10月20日12時に豊平区民センターについて 石綿含有が確認された。 (藤野地区センターは現在分析中) ・なお、新発寒地区センターについては、調査の結果、石綿は含有していないことが確認さ れた。 4 今後の対応 10 月 19 日に豊平区民センターで実施した空気中の石綿濃度測定の結果、石綿は検出され なかったことから石綿の大気中への飛散はなく、現状のボイラーを稼働させていない状況下 では、施設の利用については問題がないと認識しています。 石綿含有が確認された施設については、関係法令に基づき除去及び復旧を行いますが、復 旧に時間を要することが想定されます。 当面、ポータブルの暖房器などを配置して施設をご利用いただきますが、寒さが厳しく使 用に耐えない場合については休館も含めた対応を実施いたします。 なお、他の市有施設については、本日中に各施設に緊急点検の依頼を行うこととしていま す。 問い合わせ先 市民文化局地域振興部区政課長 山本 電話:211-2252
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