日本の文化と社会Ⅰ

科
目
単位数
名(英文名)
日本の文化と社会Ⅰ
2
(Japanese Culture and Society Ⅰ)
年
次
2年次
期
間
前期
担 当 者
村上 幸造(ムラカミ コウゾウ)
〔授業のねらい・概要〕
日本をもっと広く深く知ってもらうために、本講義では、日本の伝統文化・社会慣習・政治経済制度、そしてその歴史的変遷、現代における状況などを紹介しつつ、日本人の発想・思考・行動様式・文
化の特色などを明らかにする。
まず漢字の利用に重点を置いて、地名や人名など固有名詞の特徴などについて理解を深める。つぎに日本人の作った漢詩を話のいとぐちとして、現在につながる歴史上の大事件を振り返る。三番目
に、主として中国に起源がある年中行事をについて各地の風俗を紹介しながら、日本への理解を深めてもらうことをねらいとする。
〔授業計画〕
回
(授業のスケジュール)
テ ー マ
数
授業の内容 ・ 教育方法
予習/復習
復習:教材プリントの学習した部分を音読するこ
と。
第1回
人名(1)
第2回
人名(2)
第3回
人名(3)
第4回
人名(4)
第5回
旧国名と物産(1)
第6回
旧国名と物産(2)
予習:教材プリントの3ページほど、読めない字や
意味の分からない言葉を確認しておくこと。
復習:教材プリントの学習した部分を音読するこ
と。
日本の地名と人名の特徴とその起源について、解説文を読んでいく
予習:教材プリントの3ページほど、読めない字や
意味の分からない言葉を確認しておくこと。
復習:教材プリントの学習した部分を音読するこ
と。
課題:人名一覧の読みを仕上げること。
予習:教材プリントの3ページほど、読めない字や
意味の分からない言葉を確認しておくこと。
復習:教材プリントの学習した部分を音読するこ
と。
日本の地名の「旧国名」の由来と、それにちなんで名づけられた物産等について学ぶ
第7回
旧国名と物産(3)
第8回
日本の漢詩から知る歴史(1)
日本人の作った「漢詩」を読むことで歴史上の大事件を振り返る(室町時代、戦国時
代)
第9回
日本の漢詩から知る歴史(2)
日本人の作った「漢詩」を読むことで歴史上の大事件を振り返る(江戸時代:赤穂浪士
の討ち入りなど)
第10回
日本の漢詩から知る歴史(3)
日本人の作った「漢詩」を読むことで歴史上の大事件を振り返る(幕末の動乱と明治維
新)
第11回
日本の漢詩から知る歴史(4)
日本人の作った「漢詩」を読むことで歴史上の大事件を振り返る(日露戦争ほか)
第12回
中国起源の年中行事(1)
日本の年中行事のうち、中国と関連のあるものを取り上げ、その由来や実態を見る
(正月行事、ひな祭りなど)
第13回
中国起源の年中行事(2)
日本の年中行事のうち、中国と関連のあるものを取り上げ、その由来や実態を見る
(端午の節句、七夕など)
第14回
中国起源の年中行事(3)
日本の年中行事のうち、中国と関連のあるものを取り上げ、その由来や実態を見る
正月行事、ひな祭り、端午の節句、(月見、餅つき、運動会など)
第15回
中国起源の年中行事(4)
日本の年中行事のうち、中国と関連のあるものを取り上げ、その由来や実態を見る
(年末行事、その他冠婚葬祭)
到達目標
評価方法
成績評価基準
予習:教材プリントの3ページほど、読めない字や
意味の分からない言葉を確認しておくこと。
復習:教材プリントの学習した部分を音読するこ
と。
課題:物産一覧を仕上げること。
予習:教材プリントの3ページほど、読めない字や
意味の分からない言葉を確認しておくこと。
復習:教材プリントの学習した部分を音読するこ
と。
予習:教材プリントの3ページほど、読めない字や
意味の分からない言葉を確認しておくこと。
復習:教材プリントの学習した部分を音読するこ
と。
課題:年中行事の概説プリントを仕上げること。
1.日本の主な地名と苗字が読めること。また、旧国名が今のどの地域を指すのかを理解すること。
2.室町時代以降の歴史上の主な大事件について、その概要を理解すること。
3.年中行事の主要なものについてそのいわれや形式について理解すること。
レポート(3回)(20%+40%+40%)による。
A:到達目標項目について、すべてを総合して9割以上達成できている。
B:到達目標項目について、すべてを総合して8割以上9割未満で達成できている。
C:到達目標項目について、すべてを総合して7割以上8割未満で達成できている。
D:到達目標項目について、すべてを総合して6割以上7割未満で達成できている。
F:上記以外
〔教科書・参考書〕
教材の別
教科書
書
著 者 名
名
出 版 社 名
プリント
〔受講心得〕
自国の文化・社会慣習・歴史について理解を深めておくこと。無断欠席・遅刻をしないこと。プリントの語彙のうち、意味のわからないものは、予め辞書を引いて意味を確認しておくこと。
〔オフィスアワー〕
火曜日5時限(7号館8階語学フロアー)
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