石見銀山世界遺産登録10周年観光キャンペーン実行委員会 石見銀山世界遺産登録10周年観光活性化事業助成金交付要綱 (趣 旨) 第1条 この要綱は、石見銀山世界遺産登録10周年観光キャンペーン実行委員会(以下、「実行委員 会」という。 )が、石見銀山世界遺産登録10周年観光活性化事業を実施する団体等への助成金(以 下、 「助成金」という。 )について必要な事項を定めるものとする。 (助成金の目的) 第2条 平成29年に迎える石見銀山世界遺産登録10周年を契機として、大田市に観光客を呼び込む ため、地域の魅力ある産業・歴史・文化・自然等を活用した、地域主体の新たなイベントや、市内経 済活動の活性化を図るための販売促進活動を実施することにより、観光振興・産業振興の推進につな がることを目的とする。 (事業の内容等) 第3条 助成対象の事業者、事業、事業費、助成金の額、助成期間は次のとおりとする。 (1)対象事業者 ①市内に事業の拠点を有する個人 ②市内に事業の拠点を有する法人 ③法人格を持たない民間団体にあっては、以下の要件を備えているもの ・10人以上の会員を有する団体(会員の半数以上が市内に住所を有する者であること) ・規約等を有していること ・代表者が市内に住所を有する者又は、通勤若しくは通学している者であること ・団体としての意思決定により助成に係る事業を実施でき、確実な経理処理が行えること ・団体の本拠としての事務所又は事務を行う場所を市内に有し、市内で活動する団体であること (2)対象事業 地域主体の新たな取組みによるイベントの実施または、市内外において開催されるイベントに参 加し販売促進活動を実施することによって、市内経済活動の活性化につながる事業で、実行委員会 が事業を実施する期間に、以下の要件を 2 つ以上満たす事業とし、実行委員会事業の情報発信(PR) は必須とする。 ・市内に観光客を呼び込むことが期待できる魅力的なイベントの実施または参加 ・地域資源を活用した特産品等地域ならではの産品を販売し、観光振興・産業振興につながる事 業 ・世界遺産エリア内において実施する事業 なお、次のいずれかに該当する事業は、原則として対象外とする。 ・ハード整備にかかる事業 ・政治的、宗教的活動と認められる事業 ・市が実施する他の補助事業の対象となっている事業 事業の採択にあたっては、原則、新規性が認められる内容のものとする。 (3)対象事業費 対象事業を実施するために必要な経費であって、別表1に掲げる経費のうち、会長が必要かつ適 石見銀山世界遺産登録10周年観光キャンペーン実行委員会 当と認めるものについて、予算の範囲内で交付する。 但し、従前からの事業の財源振替は対象外とし、事業を拡充する場合は、その拡充部分について のみ対象とする。 (4)助成金の額 10万円を上限とし、定額助成する。 なお、事業を実施した結果、事業収入増等により余剰金が発生した場合、その相当額を減ずるも のとする。 (5)助成事業実施期間 平成29年3月1日から平成29年11月26日までの間に事業を実施すること。 (助成金の申請) 第4条 助成金の交付を受けようとする者(以下、 「助成事業者」という。)は、別に定める期限までに 助成金交付申請書(様式第1号)を会長に提出しなければならない。 (申請内容の審査) 第5条 会長は、前条の規定により申請書の提出があったときは、助成金の受給資格を有するかを審査 の上、助成金支給の適否及び助成金の額を決定する。 (助成金の交付決定) 第6条 会長は、前条の規定に基づき助成金の交付を適当と認めた事業(以下、 「助成事業」という。) について、助成金交付決定通知書(様式第2号)により助成事業者へ通知するものとする。 2 前項の決定には、必要に応じて条件を付すことができる。 (助成金の変更交付申請) 第7条 助成事業者は、次の各号のいずれかに該当する場合には、速やかに助成事業変更申請書(様式 第3号)を会長に提出しなければならない。 (1) 助成事業に要する経費の配分又は助成事業の内容を変更するとき 但し、変更後の計画の内容が当初の目的や効果を変更しない軽微な変更である場合はこの限りで はない。 (2)助成事業を中止若しくは廃止しようとするとき 2 会長は、前項の規定により助成事業変更申請書が提出されたときは、第3条、第5条及び第6条 の規定を準用して決定を行うものとし、変更を承認する場合は助成金変更交付決定通知書(様式第4 号)により、助成事業者に通知するものとする。 (実績報告) 第8条 助成事業者は、助成事業が完了したときには助成金実績報告書(様式第5号)を会長に提出し なければならない。なお、実績報告書の提出期限は、事業の完了した日から起算して30日以内に提 出するものとする。 (助成金の額の確定額) 第9条 会長は、前条の報告があった場合には、必要な検査を行い、その報告に係る助成事業の実施結 果が適正であると認めたときは、交付すべき助成金の額を確定し、助成金額確定通知書(様式第6号) により助成事業者に通知するものとする。 石見銀山世界遺産登録10周年観光キャンペーン実行委員会 (補助金の概算払及び精算払の請求) 第10条 助成事業者は、助成金の概算払い及び精算払いを受けようとするときは、助成金概算払い及 び精算払請求書(様式第7号)を会長に提出しなければならない。 2 助成金の概算払いは、助成金の額の70%以内とする。 (助成金の経理等) 第11条 助成事業者は、助成金に係る経理についての収支の事実を明確にした証拠書類を整理し、か つ、これらの書類を事業が完了した日の属する会計年度の終了後5年間保存しなければならない。 (財産の管理) 第12条 助成事業者は、当該助成事業により取得又は効用が増加した財産(以下「取得財産等」とい う。 )について、その台帳を設け、管理状況を明らかにしておかなければならない。 (事業名の明示) 第13条 助成事業者は、広告物等の制作及び新聞、情報誌等への掲載にあたって、「石見銀山世界遺 産登録10周年キャンペーン実行委員会助成事業」と明示し、キャンペーンロゴについても広告物等 に掲載しなければならない。 (その他) 第14条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、会長が別に定める。 附 則 この要綱は、平成28年10月13日から適用する。 石見銀山世界遺産登録10周年観光キャンペーン実行委員会 別表1(第3条関係) 対象事業費 ① 講師や専門家への謝金・費用弁償 ② 材料費及び消耗品費 ③ 使用料及び借り上げ料 ④ 通信運搬費 ⑤ 広告宣伝費 ⑥ 印刷製本費 ⑦ 備品購入費(原則として2万円以内とする) ⑧ 旅費(視察旅費除く) ⑨ その他事業実施に必要と認められる経費
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