社会科

各教科の計画
社会科
・ 平成27年度「授業改善プラン」の検証(取り組みにおける成果と課題)
本校の社会科の授業では、落ち着いた雰囲気で、かつ意見が活発に出ることもある。昨年度は、
基礎的・基本的な知識や技能の定着だけでなく、意見発表の場を設けて、思考力・判断力・表現力
の向上を目指した。しかし、復習が不十分であるため、定期考査で苦労している生徒が少なくな
い。今後も、教材や授業方法の改善により、関心・意欲を高める。その上で、小テスト、単元テス
トなどを定期的に行い、基礎的・基本的な知識・技能の定着をさらに図っていく必要がある。
・平成28年度の調査結果
観
点
分
析
課
題
1 社会的事象へ 今年度は、中2が区平均以上に対し 例えば、江戸時代の歴史的事象など、
の関心・意欲 て、中1は区平均とほぼ同じである。 抽象的な社会的事象に対する関心・意
・態度
欲が課題である。
2 社会的な思考 今年度は、中2が区平均以上に対し
・判断
資料を読み取り、読み取ったことを
て、中1は区平均とほぼ同じである。 既習事項と関連付けて説明することが
課題である。また、考えたことを上手
く文章で表現できないことも課題であ
る。
3 資料活用の技 今年度は、中2が区平均以上に対し グラフ、地図、統計資料など資料の読
能・表現
て、中1は区平均とほぼ同じである。 み取りが課題となっている。また、複
数の資料を読み取って関連付けること
も課題である。
4 社会的事象に 今年度は、中2が区平均以上に対し 例えば、歴史的分野の江戸時代や明治
ついての知識 て、中1は区平均とほぼ同じである。 時代など、抽象的な知識に対する理解
・理解
が課題である。
・今年度の授業改善策
(第1学年)
・新聞の世界情勢の記事などを活用して、地理や歴史の授業に対する興味・関心をさらに高める。
・資料を読み取るための発問の工夫、文章表現の工夫などを進めていく。
・複数の資料を関連付けて読み取るための指導の工夫や、根拠を持って意見を言う指導を続ける。
(第2学年)
・新聞などの諸資料を活用して、地理や歴史の授業に対する興味・関心をさらに高める。
・授業やテストでの発問を工夫し、資料活用の技能や思考力を一層高めていく。
・小テストや単元テストなどを定期的に行い、基礎的な知識のいっそうの定着を図る。
(第3学年)
・地理・歴史の復習や小テストを実施し、基礎的知識のいっそうの定着を図る。
・新聞記事や日々の社会情勢に関心をもたせ、公民の授業への関心をさらに高める。そのうえで、
意見発表の機会を設けて、思考・判断力や表現力の向上に努める。